1
/
5

誰かと一緒に、本気になりたい!|大阪大学 萩原紀子

JBAの内定者に「どうしてJBAに決めたの?」をインタビューしました。幼少期の話から就活まで、人生観がたっぷり詰まった貴重な話が聞けました。どんな先輩が、どんな未来を描いてJBAを選んだのか。就活中のみなさんの道しるべになればと思います。

【プロフィール】萩原 紀子/はぎわら のりこ
兵庫県出身。大阪大学法学部卒業。建築士の父の影響でアートに親しむ。趣味は読書。大学進学後は積極的に海外研修に参加。カリフォルニア大学へ1年間留学。


初めての挫折。私は「天才型」じゃない。

私の趣味は、本を読む事です。5歳の時から10年間、月に1冊本を買ってくれた叔母のおかげで、読書が習慣になっていました。本の多くは、海外作家のもの。アメリカの小学校の様子、カナダの風景、インディアンの暮らしなど、様々なグローバル情報に触れていました。小中学校の成績は、読書の効果もあってかほぼ満点。高校は、市内で公立No.1の進学校に行きました。しかし、高校に入ってからは70~80点台をうろちょろ。小中学校までは成績トップが当たり前だったのに。優秀な他の子たちは簡単になんでもこなしているように見え、とても焦りました。初めての挫折。この世には、努力型と天才型がいて、自分は決して「天才型」ではなく、努力型なのだと思い知りました。

高校3年生、大学受験を控え、オープンキャンパスで京都大学に行きました。日本を代表する古都で送るキャンパスライフ、トップでありながら自由な校風、努力が見えない学生たちに強い憧れを感じ、第一志望として目指すことを決意。「京大一筋!」の心意気で、毎日10時間勉強しました。しかし、模試の結果は常にC判定。あともう少し!のレベルから抜け出せず、苦しい日々。先生にはチャレンジ圏内だと言われて思い切って受験しましたが、結果は不合格。覚悟はしていたものの、すごく悔しかったです。また、一緒に頑張ってきた親友は合格していたことも、私の悔しさを倍増させました。一緒の問題を問いても、彼女は余裕で私はいつもバタバタしていたな、と思い出し、自分はやはり努力型なのだと改めて実感しました。「あともう1年だけ頑張ろう」と浪人しましたが、1年間の努力もむなしく結果は不合格。無念はありましたが、自分の決めたところまで頑張りきれたことで気持ちはすっきりし、大阪大学への進学を決めました。

とにかく挑戦しまくる大学生活

大学に入学して間もないころ、映画『宇宙兄弟』を観ました。幼少期の約束を次々に叶える弟にコンプレックスを抱く兄が、なにくそ根性で宇宙飛行士を目指し直す姿に感動。私も大学で人生逆転する!!と決意しました。語学留学やベトナムでのビジネスインターン、ニューヨーク・ワシントンD.C.でのリーダーシップ研修、国際交流イベントの運営ボランティア、留学生チューターなど。海外につながるイベントや活動に片っ端から参加。止まると死ぬ!ぐらいの勢いで、動き回りました(笑)。そこまで行動できた理由は、世界を舞台に働きたいという夢があったから。海外を舞台にした本をたくさん読んでいたため、グローバルな環境への憧れを持っていました。

(写真: カナダのホストファミリーと)

そんな私が、現在の職業観の土台となるような経験をしたのは、ベトナムでインターンをした時のことでした。人気観光地であるホイアンで、日本各地から集まったインターンが5組・2~3人のチームに分かれ、それぞれ2週間で新規ビジネスを立ち上げるというプロジェクトに関わったときの話です。私は、愛知県出身の学生のAさんとペアになりました。

実は鎖国前まで活発に交易のあったホイアンは日本との関係が深く、市内に日本人町があったり、「日本橋」と呼ばれている観光スポットがあったりします。このような歴史を踏まえ、「日本人にしかできないビジネス」をテーマに、現地の材料を使った煎餅を売るというビジネスを思いつきました。ベトナムと日本の文化を融合させた商品になるよう、煎餅の表面には、日本橋シンボルの刻印付きです。煎餅を食べながら、旅の思い出話に花を咲かせて欲しい。その時に、少しでも日本とホイアンの関係が話題に上ったらいいな。そんなことをAさんと話しながら、商品化に向けて頑張りました。

しかし、やるべき仕事はとても多く、途方に暮れることもしばしば。材料の調達、レシピ作成、保管方法、レストランとの交渉、値段設定、宣伝、パッケージのデザイン・・・。たった一つの商品を世に出すのに、ここまでやらないといけないのかと驚きました。本当に2週間で商品化できるのか、そもそもこのビジネスモデルで正解なのか、不安ばかりの日々の中で、一つずつできることをやるしかありませんでした。協力してくれるレストランのお手伝いをしたり、煎餅を売る店の売り子をしたりと、一見商品化には直接繋がらないようなことも、愚直に泥臭くやっていきました。インターンの運営の方々は要所要所でヒントをくれますが、「答え」は決して教えてくれません。自分たちの頭で考え、手と足を動かして「生の情報」を得ることを大切にしていたからです。その方針のおかげで、毎日鍛えられている実感がありました。

(写真:現地のレストランで働く女の子と一緒に煎餅づくり)

誰かと共に歩むという学び

しかし、問題は別のところにもありました。パートナーのAさんとの相性です。私がせかせかと動き回るタイプなのに対して、彼女はのんびりタイプ。お互いのペースが噛み合わず、目標に向かって共に歩めていない感覚を持ったまま、作業を進めていたのです。インターンが始まって5日目、やるべきことは山ほどありましたが、一旦そのことは忘れて、二人の仲を深めようとカフェに行きました。どうしてインターンに参加しようと思ったのかという真面目な話から、恋愛話・ガールズトークまで、純粋に楽しむ時間。その時初めて、「私は一人でこの企画をやっているのではない」ということに気付きました。「将来海外で働きたい、このインターンで何としても成長したい」という想いが私にあるのと同じように、Aさんにもこのインターンにかけている想いがある。それなのに、私はいつも「やるべきとこはたくさんあるのに、なんでもっと素早く動いてくれないんだ。」とイライラして、自分のことしか考えられていなかったんです。Aさんの想いを知ってからは、「一緒に企画を成功させたい」と思うようになりました。それぞれインターンの目的は異なるし、性格も全然違います。それでも企画にかける思いは他のチームよりも一番強いのだと分かち合いました。そこからの追い上げは、自分でいうのもなんですが、すごかったです(笑)。コミュニケーションは驚くほどスムーズになり、意見がどんどん出てくるようになりました。3人チームもあるなかで、ペアチームの私たちは一人にかかる負担が大きいわけですが、それでもお互いを信じて走り切りました。

(写真:煎餅を買ってくれた最初のお客様と)

結果、煎餅は商品化され、参加5チームの中で優勝することができました。私は、「彼女がいなければ、絶対に優勝はなかった」と感じ、彼女も同じように思ってくれたようです。その時、お互いをかけがえのない存在だと思えることを奇跡のように感じました。頭の中が自分のことでいっぱいの人は、何か良い結果を得られたとしても、その喜びは自分の中だけで終わってしまいます。でも、目の前の人の想いを汲み取り、お互いに譲り合いながら協力していくほうが、何倍も楽しいことなんだと気づきました。自分一人の力では見れない景色を、共に戦ってきた人と共に見る。その喜びを、将来の仕事でも感じたいと思いました。

(写真:表彰式でAさんと号泣)


(写真:商品の完成形)

面接でみた、JBA社員の熱い想い

さて、いよいよ私の就活についてお話しします。留学に1年行っていたため、卒業を半年延ばし19卒として就活をすることにしました。その1年で、自分が本当にやりたいことは何かと考えた結果、たどり着いたのは出版業界でした。本が好き、デザインやアートが好き、センスが感じられるような文が好き。その想いだけで、「出版社一筋!」で就活に臨みましたが結果は惨敗。焦って他の業界の選考も受けましたが、上手くいかず。途方に暮れていたとき、「逆指名型」の求人イベントで、JBAと出会いました。単純ですが、はじめは社名にある「アート」という言葉に惹かれました。面接のため会社に行ってみると、オフィスのお洒落なこと!今一番売れている最先端の雑誌やアート本が本棚にたくさん並んでいて、創造性を促すような素敵な空間だと感じました。そして社員の方との面接が、今までにないくらい楽しかったんです。

「世界シェアNo.1なのに、名前が知られていない日本の一流企業ってたくさんあるんだよ。悔しくない?驚くほどの技術や人々の『凄さ』、『世界観』を、世の中に伝えるお手伝いが、僕たちの仕事。」そんな風に社員の方が熱く楽しそうに語っている姿は、とても印象的でした。私自身、留学を通して、日本製品の品質や信頼は世界一レベルだと実感することが多かったので、それを世に広めるお手伝いができるということにワクワクしました。しかも、強い思いがあればどんな職種でも開かれているとのこと。コンサルもライターも、美大出身じゃない私でもデザイナーにも挑戦できる。出版業界への道が閉ざされて諦めていたクリエイティブな仕事がここにある、と希望がみえました。

もう一つ印象的だったのは、社員の方が繰り返していた「感情移入」という言葉。お客さまの信念や、会社をもっと良くしたいという情熱を、自分のことのように感じるということです。「感情移入すれば、お客さまのためにどこまでもやりたいと思うのは必然のこと。JBAはお客さまのためによいと思うことは、利益を度外視して全部やれる環境がある。」この言葉は「誰かと一緒に本気になる」という私の理想の働き方と完全に一致すると思いました。

この2点がJBAに就職を決めた大きな理由です。

最後に、後輩に一言。3,4年生のみなさん、最後まで諦めないでください!本当に納得できる選択をしてほしいから。自分の軸を大切に、時にはわがままになって就活をしてみてください。1,2年生は、就職のことはまず置いておいて、興味のあることにどんどん挑戦してほしいです。そこで何を考え、何を感じたか。様々な経験の積み重ねが、将来どう働きたいかに繫がっていくと思います。応援しています!

日本ビジネスアート's job postings
7 Likes
7 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
If this story triggered your interest, go ahead and visit them to learn more