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ようこそ。JBAの長期インターンシップへ
JBAとはどういう会社なのか?
他社の長期インターンシップとどう違うのか?
どのようなビジョンをもって事業をやっているのか?
などを、あなたに伝えるために本メッセージは作成しました。
その中でも特に、皆さんに深く関わってくることとして、伝えたいことが、私たちが全国に拠点を出し、長期インターン生を採用し、育成する理由でもある「学生構想」と呼ぶビジョンについてです。
これからお伝えする内容は、長くなりますが、JBAという組織で働いていく上で必ず知っておいていただきたいことです。これを読んで、「共感できない」「違和感を感じる」「やりたいとは思えない」と少しでも感じるのであれば、あなたにとってベストな場所ではないと思いますし、今から別の選択肢を探し、時間を投入いただいた方が有意義だと思います。
JBAのインターンシップと他社の違い
JBAのインターンは少し変わっています。
最近でこそ、長期のインターンシップというものは増えてきましたが、その内容はインサイドセールスであったり、SEOライティングであったり、企業のSNS運用など、仕事の「型」を理解すれば誰がやっても一定の成果が出る仕事がほとんどなのではないでしょうか。
実際、JBAの長期インターン生の中には、JBA以前に数社の長期インターンを経験してきた学生が多くいますが、やはりそういった内容のインターンシップをされてきた方がほとんどです。
なぜ、そういった仕事内容の長期インターンシップが多いかというと、時間的にコミットが難しく、スキルも0ベースの学生を雇用し、給与や教育という投資以上のリターンを得ようと考えると、教育コストが低く、成果がわかりやすい仕事を中心に任せる方が理に適っているためです。
そういった仕事を学生に任せることによって、社員は答えのない、より重要な仕事に集中していくことができます。
つまり、長期インターンシップという環境で、より実ビジネスに近い仕事ができるとはいえ、実際のところは明確に社員と学生で仕事内容が異なるということです。
新卒であれば、未経験とはいえ、社員という立場でコミットしてくれているため、向こう数年間で赤字であったとしても、そのあとで成果を出し回収していけますが、長期インターン生は長くても2年程度で卒業していきます。そのため、仕事を区別するというのは経営視点で考えれば自然なことです。
一方で、JBAの長期インターンシップはというと、社員と学生で仕事内容の違いがありません。もちろん、実力がないうちから、いきなり難易度の高い仕事を任されるということではなく、基礎的なスキルや考え方は徹底的にマスターしていただきます。
その上で、仕事で成果を出していけば、お客様との商談や、プレゼン、取材などよりお客様と近い場所で仕事をしていただくことになります。また、クライアントワークだけではなく、JBA社内の業務ルールや制度の整備、採用や教育マニュアル、さらには新事業や新拠点の立上げなど、あらゆる領域の仕事に挑戦いただきます。
実際に、今までいた先輩は、JBA最大規模である2億円のコンペのプロジェクトに入ったり、社員と一緒に今までの業務マニュアルをすべて刷新したり、Web社内報事業、社史周年事業などの新事業を立上げたり、筑波、神戸、石橋などの新拠点を立ち上げるなど様々な領域で成果を出してきました。
地方で見た、学生の可能性
過去、地方学生に向けて開催した就活セミナーの様子
ではなぜ、JBAの長期インターンでは、
学生にそういった仕事を任せるのか?
それは、私たちが学生の可能性を見てしまったからです。
JBAが長期インターン生を正式に採用し始めたのは2017年です。
それまでは、インターンシップなどはしておらず、新卒採用を中心に採用活動をしていました。当時から、JBAには地方出身者が多く、新卒説明会も札幌や福岡、広島など地方で会場を借りて説明会などのイベントを開催していました。
イベントの後には、せっかく地方まで出ているので、学生との座談会や、そのあと食事に誘って様々な相談や悩みを聞く機会が多くありました。
そこで感じたことは、
地方も東京も学生が持っている能力に何の違いもないということ。
しかし、能力とは違う決定的な違いがありました。
それは”自信”です。
地方であっても東京であっても、持っている情報の差は自信に直結します。
面接やグループディスカッションなど就活におけるテクニックを様々な先輩から聞き、また社会人と話す機会が多かった学生は、就活でも「場慣れ」していることが多くあります。
そういった学生を目の当たりにすると、情報を得る機会が少なかった学生は萎縮し、自分を出し切ることができず、就活中に自信をなくしてしまう学生が多くいました。
採用などで、多くの学生を見てきている私たちから見ると、持っている情報や、場に慣れているかどうかなどは「誤差」でしかなく、気にすることではない。社会に出てしまえば、なんの関係もない。とついつい考えてしまうのですが、学生にとっては非常に大きな悩みです。
ここで大きな問題になるのが、自信をなくしてしまった結果、学生自身が自分のことを過小評価してしまうことです。
本来、その学生が持っているポテンシャルはとても素晴らしいのに、自分自身がそれを信じることができず、諦め、その学生が本来行くべきではないような環境に行ってしまう。
そこで、さらに自己肯定感を下げ、能力を発揮することのないまま、人によっては「仕事に行くのが嫌だ」とすら思ってしまう大人へとなっていく。
もし、学生の間に自分に自信を持ち、自分のやりたいことに気づき、社会を知り、企業を知り、素晴らしい仲間に出会い、自分の能力を最大限発揮できる場所を考える力を持てていれば。そんな学生が全国で沢山生まれれば。
その学生だけでなく、企業も、日本も劇的に良くなるのではないか。
学生が変われば、30年成長していない日本すら変わるのではないか。
この気づきから、私たちは東京だけでなく、地方拠点も含め全国に展開する長期インターンをスタートしました。
京都での失敗と学生の可能性への確信
立ち上げ直後の京都オフィス
地方の学生でもビジネスに深く関わり、大企業のプロジェクトに共に向き合う。優秀な仲間と切磋琢磨していく中で、自分が磨かれ、学生の内から社会に貢献する楽しさに気づける環境。
それを実現するために、まず2017年に立ち上げた拠点が京都でした。
なぜ京都かというと、京都が日本で一番学生が多い街だからです。また、一般大学だけでなく、美大・芸大も多く、JBAのコンサルティング&クリエイティブというビジネスにもフィットすると考え、京都の四条河原町という、京都の中心に拠点を構えました。
しかし、この京都拠点は結論から言えば失敗に終わりました。
京都拠点には、京大生や京都市立芸大など本当に優秀な学生が多く入ってきてくれ、京都だけでも50人近く在籍している時期もありました。しかし、2020年に京都拠点を閉鎖。
閉鎖した原因は様々ありますが、一番の原因は、「学生が本気でビジネスに挑戦する」という環境を創り切れなかったことにあります。
いまでこそ、社員も学生も関係ない。学生でも社員と変わらない価値を世の中に出せる。と確信していますが、当時はどこか本気で向き合うことができず、学生が出してきたアウトプットに対して「まあ、学生でここまでできれば上出来か…」と考えてしまい、甘いフィードバックをしてしまっていた面もありました。
本来、本気でビジネスにぶつかれる環境を求めてきた学生に対して、とても失礼なことをしてしまったと反省しています。「こんなものか」と失望して、自分の力をぶつけるに値しないと感じてしまっていたかもしれません。
この反省から、京都で学生初のライターチームを立上げた際に、学生を一人のプロとしてリスペクトし、フィードバックをしようと決めました。
プロとして、お客様に喜ばれ、感動いただけるレベルに仕上がるまで、出してきた原稿が真っ赤になるほどのフィードバックをする。納期は必ず厳守する。お客様を理解するために執筆前に膨大な情報をインプットする。そうした関わり方を徹底していくと、次第に結果につながってきました。
今まで、社員のライターが書いた原稿でも、多くの赤字が返ってきてしまうような、文章に対してこだわりの強いお客様の原稿を、赤字なしで一発OKをいただく。製薬や化学など、前提となる膨大な専門的な知識が必要で、インタビューの音源を聞いても3割も理解できないような難解な案件でも、お客様に「専門知識を持ったライターがいるのですね。」と喜ばれる。このような、社員と変わらない、社員以上のパフォーマンスを上げる学生が出てきたのです。
このとき、仮説は確信に変わりました。きれいごとではなく、本当に学生も社員も関係はない。学生であっても、プロとして育成し、プロとして信じて関われば、社会の第一線にいる大企業のお客様に感動されるレベルまで力をつけることができるのだと。
学生拠点が学生の力をさらに開花させる
2020年に立ち上げた札幌オフィス
京都の反省を活かし、2020年に立ち上げたのは札幌拠点。なぜ札幌だったかというと、学生が持つポテンシャルに対し、情報や機会がないというギャップが最も大きいと感じたからです。札幌には道内だけではなく、道外からも多くの優秀な学生が集まります。にも関わらず、学生の内からビジネスに関わるような機会がほとんどないのが実情でした。実際に札幌立上げ前の視察に行った際には、「長期インターン」という存在すら知らない学生がほとんどでした。
この札幌の地で、学生が思う存分自分の力をぶつける環境があれば、すごいことになる。その予感は的中しました。
札幌拠点のコンセプトは「学生拠点」。京都も学生が中心の拠点ではありましたが、社員を中心にルールを決め、運営していました。一方で札幌は常駐社員が1名いるものの、拠点の運営はすべて学生が中心。仕事の受け方や情報の共有、育成、採用、拠点のマネジメントなどすべて学生が考え形にしていきました。「学生も社員も関係ない」を仕事だけでなく、拠点立上げという領域まで、信じて任せていきました。
その結果、誕生したのが、長期インターンを初めて依頼、初の「リーダー」という存在。
ここで言う「リーダー」とは、学生の中でのリーダーというレベルではなく、社員の中のリーダー層と変わらない領域の仕事をする学生という意味です。
実際、プロジェクトの最上流の戦略を社長やマネージャー層と肩を並べて会議をしたり、JBAの未来をつくる新事業を推進していく中核を担うなど、JBAの経営に関わっていました。
わかりやすいプロジェクトでいえば、2億円のコンペというJBA史上最大規模のプロジェクトにアサインされ、戦略立案から、当日のプレゼン設計、企画書の作成まですべて最後まで形にし走り切ってくれました。結果、このプロジェクトは受注し、今現在も進行しています。
この札幌での経験は、JBAの長期インターンシップをさらに拡大させていく大きなきっかけとなり、その後神戸、筑波、石橋(大阪大学前)と学生拠点を拡大していきました。
JBAが描く「学生構想」
これらの京都や札幌の経験から伝えたいことは、学生という立場が世の中に価値を提供できないという理由にはならないという事実です。よく学生から「なぜスキルを持つ中途ではなく、学生を採用するのですか?」という質問をもらいます。この質問の裏にあるのは「学生は中途よりも能力がない」という無意識の前提です。たしかに短期的な視点で見れば、学生は経験のある中途より劣るかもしれません。しかし、1年後、2年後には桁違いの成長とパフォーマンスを上げるようになることを私たちは知っています。
私たちの直近の目標は全国で学生1000人の体制をつくること。1000人という人数には理由があります。現在JBAで取引しているアクティブな大企業の数は約300社。しかし、現状はこの300社のお客様に対して全く価値を提供できていません。私たちのお客様は多くの抱えきれない課題も持っており、今現状でも多くのご依頼を私たちにいただいております。本来であれば、お客様からご相談いただく前に私たちが先回りしてお客様の課題を整理し、先手で提案すべきところを、ご依頼を受けるという状況がほとんどです。また、そのいただいた依頼ですらギリギリで受けてしまっています。なぜ、そのような状況かというと、単純にお客様に先手で仕掛けていくだけのリソースが足りていないからです。お客様は困っているし、私たちに対して期待もしていただいてる。にも関わらず、それに応える体制ができていない。お客様に対して申し訳がない。
しかし、私たちに志を共にできる学生が全国に1000名いれば。
単純計算で、1社あたり3~4名の専属の学生がつく体制をつくれます。その学生は徹底的にその企業の業界や競合他社、お客様企業の情報をお客様以上に徹底的に理解することができます。そうすれば、「もっとこうしたらお客様は良くなる」という気づきが日々溢れてきます。良くなるための提案が生まれ、お客様自身もまだ気づけていないような未解決の課題に対してどんどん提案していくことができる。お客様からすれば、JBAと付き合っていれば、どんどん会社は良くなっていきます。
そして、お客様が良くなった情報はJBA社内で共有されていきます。それぞれで共有されることで、その事例は他業界にも展開されまた新たな事例が生まれ価値となっていく。この全社での集合知でお客様への価値が高まっていきます。
私たちはお客様に求められている価値を出していくために、早期で1000名まで持っていきたいと考えています。そしてこの学生は、前述した通り、すごい仕事の経験と素晴らしい仲間によって磨かれて行き、圧倒的な成長をしていきます。
1000名の学生がいれば、毎年約300名ほどは卒業し、世界中に飛び立っていきます。
ある学生は大企業に入社し、その企業を内側からよくしていくリーダーに。
ある学生は日本を出て世界で活躍するリーダーに。
またある学生は学生の内に自分で起業をする。
10年後には、そういった仲間が世界中に3000名いることになります。
3000名の強い絆で繋がった先輩や同期、後輩がいる。この仲間がいれば、ビジネスのどんな悩みや課題も瞬時に相談し解決できる。仲間同士の化学反応が起こり、新しい価値を世の中に生み出す。そういったとんでもない未来がありありと見えています。
私たちはこの未来を「学生構想」と呼んでいます。
お客様にとっても、学生にとっても、社会にとっても必要なものだと信じています。
JBAの存在理由
なぜ、JBAはどれだけ失敗をしても「学生構想」をやり続けるのか。
JBAのミッションは、「圧巻の人財となり、世の中をより良くする」というものです。
圧巻の人財となるのは、社員に限った話ではなく、JBAに関わる学生も含みます。
学生構想を通して、学生がお客様から、世の中から、一緒に働く仲間から”強く”必要とされる存在となる。世の中をより良くするという自分の使命に気づき、共に世界を良くしていく仲間を増やしていくことこそが、私たちJBAの存在理由そのものなのです。
厳しい環境だからこそ、答えのない時代で必要とされる力が身につく。
しかし、その世界を実現するために、私たちの企業には多くの未熟で完成していない仕組みやルールに溢れており、課題だらけです。教育に関する仕組みや、シフトの管理、日々のコミュニケーションの在り方など。そのため、私たちはこうした課題を一緒に解決したいと思っていただける方と働きたいと考えています。
学生と社員が線引きなく圧巻の人財を志すJBAは、実際、あわない人にはとても厳しい環境です。そういう意味で、JBAは決して、誰にとっても良い会社ではないと思っています。
あなたにとっても良い会社ではないかもしれません。
実ビジネスは学校の勉強のように正解が一つではありません。無数の答えがあるなかで最適だと言える解を導き出さなければなりません。また、プロジェクトの多くは、過去に例がない新たなビジネスです。社員であっても、何が答えなのか、どう取り組んでいくべきか、悩み模索しながら向き合っています。
社員がいない環境で地方拠点を立ち上げる。
新たな事業を、商品開発から集客、マネジメントなど0から組み上げる。
そういった環境の中で、「誰かに教えてもらう」という考えでなく、「最適解を徹底的に追及する」「最後まで自分の責任としてやり切る」という姿勢を求めます。いくら偏差値の高い大学の人でも、学校の勉強で常に上位にいた人でも、挑戦や変化を楽しみ、圧巻の成長を自分で掴み取りに行く人でないと厳しい環境です。厳しいけれど、誰かが創ったルールに乗っかるという思考ではなく、ルールや仕組みから自分で創る側にいく。そんな考えを持てる方にとっては、JBAという環境は最高だと思います。
全国でエネルギーを持て余している学生に、思い切り力を発揮できる場所をつくりたい。これが、JBAが世の中に対して約束する最大の貢献だと考えています。
ここまで読んでいただき、一緒にやりたいと覚悟を決めた方には、圧巻の人財となるためにどこまでもあなたを応援します。
今回の記事ではJBAの長期インターンへの思いやこれまでの歴史についてお話しました。
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