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最近のENECHANGEの活動について

こんにちは!ENECHANGE広報の中田です。毎日体温以上の気温の日が続いており、人間や動植物同様、電力業界も大変な状況にあったりします。先週40℃近くの気温が続いた際には、日本卸電力取引所(JEPX)のスポット価格が高騰し、一時期西日本エリアでは99円99銭という驚異的な数値で過去最高値を更新しました。これは需要に対して供給が追いついていないことが原因で、市場から電力を調達している電力会社にとっては破壊的な数値となりました。

さて、今日はENECHENGEの活動を語るうえで外せない、エネルギー業界で今世界的に潮流となっている「4つのD」についてお話しする機会が続いていましたので少し触れたいと思います。

エネルギー産業の「4つのD」

Utility3.0の話をする際に必ずと言っていいほど出てくるのが「4つのD」の話です。国や人によって5つになったり、1つのDが違ったりすることもありますが、ENECHANGEでは次の4つをエネルギー業界で考えるべき「D」として定義しています。

DEREGULATION(自由化)
DIGITALISATION(デジタル化)
DECENTRALISATION(分散化)
DECARBONAISATION(脱炭素化)

これをENECHANGEの事業にあてはめて考えると、こんな感じです。

・DEREGULATION(自由化)→ 電気とガスの比較サイト「エネチェンジ」
・DIGITALISATION(デジタル化)→ 電力データ解析を行うSMAP ENERGYの電力会社向けクラウドサービス「SMAP」

残り「2つのD」についてもすでに新しいビジネスの展開に向け準備を進めています。そのビジネスチャンスを見いだすために今年スタートした新しい取り組みの1つが「Japan Energy Challenge」(JECプログラム)です。

欧州と日本の架け橋に、JECプログラム

電力自由化以降価格競争が主流になっている状況を打破するために新しいイノベーションを求める日本の電力会社と、自由化、再生可能エネルギー、電気自動車の普及が先行している欧州ですでにビジネスを展開しているベンチャー企業をマッチングするプログラムです。初回となる今年は、1月から欧州のベンチャーに対し募集を開始、7月頭に採択されたベンチャー企業と日本のスポンサー企業がイギリス・ロンドンに集結し、最後のプレゼンや個別商談などを実施しました。※プレスリリースはコチラです。

ここから次の新しいビジネスが誕生することを期待すると同時に、こうした取り組みを通じて、日本のエネルギー市場を加速させるサポートもENECHANGEのビジネスの1つであることを知っていただければと思います。

最近のENECHANGEの活動

最後に、ここのところ「4つのD」について弊社代表の城口が話をする機会が多くあったので、その一部を紹介させてください◎

1.ENECHANGE Meetup:「エネルギー産業のUtility3.0について」

「エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ」著者お2人と一緒に。60名ほどのエネルギー関係者が集結してくださいました。城口からは「4つのD」をベースにENECHANGEが見ている“エネルギーの未来予想図”についてもお話をさせていただきました。

※レポートは後日アップ予定です。


2.エネルギーフォーラム主催のセミナー:「欧州におけるエネルギーデータ活用事例」について

セミナーのテーマが「エネルギーのデジタル革命」ということもあり、ENECHENGEグループ、SMAP ENERGY社のイギリスの大手総合エネルギー企業「EDFエナジー」との取り組みについてお話しさせていただきました。出展ブースでは講演を聴いて興味を持ってくださった事業者の皆様が熱心に質問をしてくださいました。

コーポレートサイトで詳細を紹介しています◎


ENECHANGEでは、国内外に広がる様々なエネルギー事業を一緒に取り組んでいただける仲間を積極採用しています!今までの経験をもとに、こんな仕事はどうですか?という提案もさせていただくので、どの職種で応募すれば良いかがわからなくてもまずはコンタクトしていただければ嬉しいです◎

エネルギーのより良い未来づくりに向けて一緒に取り組んでみませんか。

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