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ウォンテッドリーは DEIM2025 にゴールドスポンサーとして参加します

Photo by Syuichi Shiina on Unsplash

こんにちは!ウォンテッドリーでデータサイエンティストとして働いている市村です。

ウォンテッドリーは DEIM2025 第17回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラムにゴールドスポンサーとして協賛します。2020年から始まり今年で6回目の協賛であり、毎年、推薦システムに関する技術報告や企業ブース出展を行ってきました。以下が、これまでのDEIM参加ブログになります。

今年はデータサイエンティスト3名(市村、右手)が現地に参加します。参加される皆様との交流を楽しみにしています!

DEIM2025 の概要

開催期間:2月27日(木)〜3月1日(土)(オンライン),3月3日(月)~ 4日(火)(オンサイト)

オンライン会場: DEIM2025 オンライン会議ポータル(1〜3日目)

オフライン会場:福岡国際会議場(4日目,5日目)

公式ページ: https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/deim2025

DEIMは、日本国内で毎年開催される、データ工学と情報マネジメントに関する研究を発表・議論する学会です。データベース技術、情報検索技術、データマイニング、機械学習などの分野に関する研究成果や企業の技術報告の発表、チュートリアルやインタラクティブ発表などの研究交流が行われており、研究者や企業の技術者にとって貴重な情報交換の場となっています。

今年は去年と同じく、一般発表(1日目〜3日目)がオンラインで、4日目と5日目はオフライン会場に集まってチュートリアルやポスター発表を中心としたネットワーキングイベントを行う、「直列ハイブリッド形式」での開催が予定されています。

スポンサー協賛の背景

ウォンテッドリーは DEIM2025 のゴールドスポンサーとして協賛させていただきます。

協賛を続ける背景として、継続的にコミュニティへ貢献したいという想いがあります。これまでアカデミアや技術コミュニティから得た多くの知見を、プロダクトでの成果につなげてきました。今後も、ユーザーにさらなる価値を提供するため、学会やイベントを通じて「技術で解決できること」のレベルを上げていくことが重要と考えています。そのためにはコミュニティから知見を得るだけでなく、コミュニティと共に成長していくことが不可欠です。協賛や技術報告を通じて産学連携を支援し、コミュニティの発展に貢献してきたいと考えています。

技術報告

ウォンテッドリーのデータサイエンティストが取り組む「マッチングにおける推薦」というドメインが抱える課題に対し、技術的な取り組みを行った事例を、技術報告の場で発表します。興味をお持ちの方は、ぜひご参加ください。

日時:2/27(木) 17:35~18:00 (T3-C : 情報検索・情報推薦・ソーシャルメディア)

タイトル:相互推薦システムでのPseudo Labelを活用したマッチ予測精度向上の取り組み

発表者:林 悠大

公式ページ: https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/deim2025/presentation/3F-05

以下は報告内容の概要です。

相互推薦は、人と仕事のマッチングタスクのような両者の嗜好が重要なドメインでの推薦においてしばしば用いられるフレームワークである。マッチングシステムはその特性上、推薦の成功を示すラベルが非常にスパースである。そのため、相互推薦システムでは中間ラベルを利用するために複数のモデルを組み合わせるということが一般的である。一方で、複数のモデルを組み合わせる手法はモデル間の誤差伝播によって精度が抑えられてしまうという問題を抱えていた。本研究では、データのスパーシティーという問題に対して Pseudo Labeling を用いる新たなアプローチを考案し、Wantedly Visitでの実データを用いてその有効性を検証した。

企業ブースでテックブックを配布します

日時:3/3(月) ~ 3/4(火)

場所:福岡国際会議場 2F多目的ホール

オフライン会場では企業ブースを出展します。ウォンテッドリーのデータサイエンティストたちが推薦システムの開発事例や開発プロセス、データ組織・推薦チームの構成など、ウォンテッドリーに関する様々なトピックについてお話いたします。

また、今回ブースに来ていただいた方には、ウォンテッドリーの推薦システムの取り組みについて書かれたテックブックをプレゼントさせていただきます。

目次​
第1章 ウォンテッドリーにおける推薦システム開発の流れ
第2章 Wantedly Visit の 2-Stage 推薦システムを改善し、多様な募集をおすすめできるようにした話
第3章 機械学習ジョブの高速化による開発効率の向上
第4章 推薦施策のリリースフローの効率化
第5章 相互推薦システムの研究動向のサーベイ
第6章 推薦施策システムを活用したユーザーと企業の双方の嗜好を考慮した推薦
第7章 Feature Store を活用して最新のデータを学習時に取り込むことによる推薦システムの改善

昨年配布したテックブックにさらに章を追加し、アップデートされたものとなっています。弊社の取り組みに興味がある方は、ぜひブースにお立ち寄りください!

最後に

DEIM2025に参加するみなさまと交流できることを心から楽しみにしています。また、みなさまがウォンテッドリーの推薦システムの取り組みやサービスに興味を持っていただけることを願っています。それでは会場でお会いしましょう!

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