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バックエンドエンジニアがFUZE2024に参加して感じた採用担当者の方と接点をつくりプロダクト開発に活かしていくということ

Photo by Jason Leung on Unsplash

こんにちは。ウォンテッドリーには4月に入社し、今はWantedly Visitのプロダクト開発を担当しているバックエンドエンジニアのさとうです。

このストーリーは、Wantedly Advent Calendar 2024 の9日目の記事です。この記事では、10月に開催された FUZE2024 に参加し、そこで感じたことや得た気付きについてご紹介します。

FUZEとは?

FUZEとは、「採用と組織づくりをリードする」をコンセプトに、Wantedlyのサービスを利用する企業・採用担当者の方々に向けて開催される年に一度のイベントです。このイベントでは、日頃の利用の感謝を伝えることやトークセッションなどを通して組織づくりに対する思いや熱量を感じ、刺激的な時間を過ごしてもらうことを目的に開催されます。イベントはアワード、キーノート、トークセッションなどのセクションがあり、半日かけて行われます。

エンジニアとして参加した目的

参加した目的は、採用担当者の方々との接点をつくり、プロダクトに対して感じている課題やニーズを把握することです。

自分は入社以来、個人向けのプロフィール機能などの開発に携わっていましたが、9月から企業向け機能の開発を担当するチームに配属されました。配属が変わったことにより、開発したサービスが実際にどのような人が利用されるのか、自分の中で認識が曖昧な状態でした。1度、カスタマーサクセスチームの支援に同席させていただく機会がありました。その場で企業の採用担当者の方の悩みや課題を知る機会がありましたが、それだけでは具体的な課題の解像度を十分に上げることができず、漠然と社内の採用担当をイメージしながら、施策内容や方針について考えるにとどまっていました。

データ上では解決しているように見える結果でも、本当に企業の採用担当者の方々にとって必要な機能だったのか、自信が持てないことがありました。そのため、プロダクトの価値が実際に上がっているか、不安に感じることも少なくありませんでした。

こうした背景から、FUZEに参加される採用担当者の方々と直接コミュニケーションを取り、日常的な利用シーンやプロダクトに関する課題をより具体的に理解したいと考えました。課題の解像度を高めることで、価値向上につなげられるのではないかと思い参加を決意しました。

実際にFUZE2024に参加してみて

当日は500名を超える方が来場し、多くの企業・採用担当者の方とお話しすることができました。

参加目的だったプロダクトに対して感じている悩みについても、採用担当者の方とお話しすることで聞くことで具体的な声を聞くことができました。例えれば、採用広報をされている方から、「どのようなストーリー記事を書いたらよいかわからない」という悩みを伺いました。ストーリー機能はWantedly Visitの中でも採用広報において非常に重要な役割を果たす機能です。採用活動では、候補者と出会う前の段階から認知獲得するための戦略を立てることが必要です。どうすれば認知度を上げられるか、インプレッションを集める記事を書くにはどうすればよいのか、といった課題を解決する上でストーリー機能の価値を改めて認識することができました。

その他にも、Wantedlyが世の中に大きな影響を与えているサービスであることを改めて実感しました。特に、アワードのセクションでは、Wantedly Visitを通じて採用活動に取り組まれた方々の喜びの声や、素敵な出会いのエピソードを直接聞くことができました。これらの話を通じて、自分の仕事が人と企業の出会いを支え、多くの方のキャリアや人生に影響を与えていることを再認識しました。同時に、仕事に対するモチベーションが大きく向上し、自分が携わるプロダクトの意義について深く考えるきっかけにもなりました。

冒頭でも述べたように、このFUZEというイベントは、表彰や他社事例を共有することで企業や採用担当者の方々に刺激を与えることを目的の1つとしています。しかし、それ以上に、参加されている方々や表彰された方々の言葉が、私自身にとって大きな刺激となりました。

このような場で、エンジニアとして採用担当者などサービス利用者の方々と直接コミュニケーションを取ることは、大変そうに思えるかもしれません。しかし、どの方も快くお話しさせていただくことができました。特に、採用を担当されている方々は他人に興味を持つことが得意な方が多く、そのおかげで私自身も話しやすく、コミュニケーションをスムーズに取ることができました。

まとめ

FUZE2024への参加を経て、実際に機能開発を進める際には「お話しさせていただいた採用担当者の方にとってすぐに使いやすい機能になっているか」「わかりやすい機能になっているか」といった観点を意識するようになりました。これからも、こうした視点を忘れずに開発を進めていこうと思います。

また、採用担当者の方々の悩みやプロダクトに対する課題を直接知ることで、プロダクトへの責任感やモチベーションが高まることにも気づきました。自分たちのプロダクトが誰にどのような価値をもたらしているのかを実感しながら、エンジニアリングを続けていきたいと思います。

ウォンテッドリーに入社してから、採用担当者の方々などサービスを利用する方々を意識して開発する機会が増えました。今後もエンジニアとして利用者の方々との接点を大切にし、悩みや課題の解像度を高めながらプロダクト開発を進めていきたいと考えています。

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