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『シゴトでココロオドルひとをふやす』というミッションを実現すべく、最短距離で最大社会的インパクトを出そうと日々奮闘しているウォンテッドリーのメンバーたち。年齢も趣味も経歴も異なるメンバーが様々な業務に向き合いながら、何を想い・何を目指すのか。今だからこそ伝えたいメッセージをシリーズでお届けします。
今回は26〜27歳で、チームのリーダーを担っている3名の社員にインタビュー。各々どのような気持ちでリーダーというポジションに挑戦しているのか、やりがいや悩みなど、赤裸々に語ってもらいました。
◆登場人物:
・SDR Squad, Onboarding Squad Leader / 早川 俊吾
新卒で株式会社パソナへ入社し、コンシューマー領域でキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経験。社会人4年目となる2019年4月にウォンテッドリーへ転職。入社後はインサイドセールスを経て、2020年5月からチームリーダーに。現在はインサイドセールスチーム(SDR)とカスタマーサクセスチーム(Onboarding)のリーダーを兼任している。
・Enterprise Squad Leader / 宮地 優奈
2017年、ガス器具メーカへ新卒入社。東京エリアにて、営業担当として主に量販店向けの営業に従事。2018年ウォンテッドリーに転職。
インサイドセールスを経て、Enterpriseに異動。売上の目標達成をし続けると共に、メンバーの育成やコミュニティの立ち上げ、イベントの企画などを行う。2020年9月からSquadリーダーに就任。
・Support&Community Squad Leader / 副島さつき
2016年バイリンガル人材向け転職サイトの会社に新卒で入社。新規ユーザー獲得を目的としたToC向けのマーケティングを行う。2018年5月にウォンテッドリーへ転職。カスタマーサクセスに配属され、募集コンテンツの公開施策・クオリティアップの施策を担当。そこから次第に様々なイベントやコミュニティ設計に携わる。2020年3月からSupport&Communityのリーダーに就任。
ーリーダーになると決まるまで、どのような経緯があったのでしょうか
宮地:
入社して2年が経つタイミングで、リーダーに挑戦するか・他チームへ異動するかを迷っていました。そんな中、マネージャーから「どちらを選んだとしても、結局は宮地さんがどうなっていたいのかが大切だよ。大きな目標を立てて絶対達成しにいこう」と、私自身の気持ちに寄り添いながら、鼓舞してもらいました。
その後、目標にしていた売上を大幅達成し、メンバーのオンボーディング・育成の実績も認めてもらい、リーダーを任せてもらうことに。自分のなりたい姿を考えた上で、リーダーに挑戦することを選んだので、自分自身すごく納得感のある選択になったと思います。
早川:
僕が正式にリーダーになると聞いたのは、2020年4月です。かねてより「大きな数値責任を持って仕事をしたい」と考えていたので、リーダーは目標としている役割でしたし、決まった時は嬉しかったです。
ただ、当時は初めての緊急事態宣言発令直後で、リーダーを任されたインサイドセールスチーム(SDR)の状況としては、リモートワークが始まったばかりで環境の変化からくる混乱もあり、正直不安も大きかったです。
副島:
私の場合、もともと別の領域の業務をしつつ、サポート業務を兼任していたのですが、本格的にSupportチームに貢献したい気持ちはマネージャーに伝えていました。
その後、組織編成のタイミングで異動になったのですが、同時にリーダーになることが決まり、正直予想外で驚きました。昇進したという印象ではなく、自分の成長のために新しい挑戦のチャンスを与えてもらった、という感覚で受け止めたと思います。
ーリーダーになってしばらく経過し、「ここが変わった」と思えることは?
宮地:
チームの売上目標の達成も、顧客の成功を最大化させるカスタマーサクセスのミッションも、Wantedlyの思想を広げていくのも、自分だけが頑張っても成し得るものではないと実感しました。より大きなインパクトを出すには、チームや組織としてどう動くか?という目線が必要なのだと。
リーダーになり、良い意味で“自分1人だけの無力さ”に気づけたのは良かったです。
早川:
課題発見→実行プランを立てる→合意を取る→実行→成果を出す→繰り返し、といった一連のサイクルを回せるようになりました。リーダーになってから、数値分析や課題発見の能力、伝える力と交渉力が身についたと感じます。
マインド面はすごく変わりました。メンバーからリーダーになり、自分のチームだけではなく組織全体を意識しはじめたため、より目標達成への責任感が増しました。未達成の時に「全部自分の責任だ」という意味を、身をもって理解した気がします。
ーリーダーになって、楽しいこと・やりがいを感じる瞬間は?
副島:
Supportチームは、最近新しいメンバーが増えたことで、以前より施策の幅が広がり、想定以上のスピードで施策が進んでいます!また、私にはない発想や観点を持つメンバーとコミュニケーションすることで、新たな良い発見もたくさんありました。
最初は「チームが上手く機能しなかったらどうしよう」といった不安もありましたが、今ではメンバーと共に、チームとしてどうバリューを発揮するべきなのか?を考える毎日を過ごしています。チームで一緒に目指したいゴールに向かい、仕事に集中できている状態が楽しいです。
宮地:
成果が出るまでの過程は楽しくないことや辛いこともあります。ただ、それを乗り越えチームや個人が目標を達成するときは、やはり非常に嬉しいです。
でも、私にとってそれよりも嬉しいのは、ふとしたタイミングでメンバーの意識や言動が良い方向に変わっている姿を見ることです。
私自身、日々チームの課題とメンバーに向き合い、「メンバーの意識がどのように変わると、より良くなるのか?」と考えているのですが、人の言動を短期間で変えることはとても難しいと感じます。
それでも、顧客や周囲の人から良い刺激を受けたり、主体的にメンバーがアクションすることで変化が見られると、リーダーとしての介在価値、やりがいを感じます。
ー逆に難しいと感じること・苦労した出来事はありますか?
早川:
メンバーとのコミュニケーションにおいて、能動的に動いてくれるような物事の伝え方に頭を使う時間は非常に多いです。
リーダーになったばかりの頃は、自分が正しいと思ったことを「こうするのが正しいからやって!」といった伝え方をしてしまい、メンバーと対立したこともありました。すると、関係が悪化するだけでなく、やらされてる状態で成果が伴わないこともあり、コミュニケーションの失敗から、負のスパイラルに陥ってしまっていました。
決めたことに従うよう指示だけ伝えるのではなく、「それを実施することで、どんな未来が待っているのか」といったビジョンを想像させる物事の伝え方はすごく意識するようになりました。
副島:
私もコミュニケーション面で悩むことが多いです。メンバーが増えるとどうしても、「認識を合わせる」ことの難しさを感じます。
自分の中では「これは絶対やるべき」というものに対しても、「なぜそれをやるのか」という認識がすり合っていないと、後から問題が起きてしまったり、お互い不安になってしまうことも。タイミングやお互いが納得する伝え方が難しいと感じつつも、やるべき意味を伝えることは重要だと捉えています。
ー時に、厳しいことも言わねばならないかと思います。そんな時に意識していることは?
宮地:
組織をより良くするためには厳しいフィードバックも必要ですが、正直まだまだ苦手です。
「一緒に頑張ろう!」と寄り添うコミュニケーションはしやすいですが、厳しく指摘したり、規律を守ってもらうために、どう伝えたら良いかは悩みます。
人によって当たり前と捉えるものが異なるので、言動の実態の把握と供に、相手がどう感じているのかを汲み取ることを大切にしています。
早川:
僕も厳しいフィードバックは得意ではないですが、意識が「甘い」と感じたらストレートに伝えます。
ただ、個人にダイレクトに伝えてしまうと、個人が否定されたと感じてしまうかもしれません。そのため厳しいことを言う時は、まずはチーム全体に向けて発信し、1on1にて「チームに向けて言ったことだけど、どう感じた?」と問いかける、自身で内省する時間を取ってから対話するように心がけています。
ーウォンテッドリーでリーダーに挑戦できたことに対して、どんな点に価値を感じますか?
早川:
僕は現在27歳で、正社員と業務委託の方を含む20名弱の人数を束ねる役割を任せてもらっていますが、この年齢で大きな意思決定の裁量を与えてもらえるのは、大企業ではなかなか得られない、貴重な経験であると捉えています。
加えて、失敗した時などに「まだ若いからしょうがない」といった接し方をされない場面も多いと感じており、年齢関係なく、対等に見てくれる点も感謝しています。
副島:
ウォンテッドリーの場合、入社してくる時点でメンバーそれぞれがビジョンに共感しており、目線の高さもある程度は揃っている人が多いと思います。
そういったメンバーと一緒に、さらに良い組織にしていくには何が必要なのか?と、組織開発を任せてもらっているのは、自己成長にもつながっていますし、ありがたいです。
ー最後に、皆さんが考える「リーダーにとって大事なこと」とは
早川:
「時間を作り出していくことが役割である」ということを自覚して動き、成果を出すことが大事だと考えています。
チームの進化はメンバーの成長と、新しい取り組みや意思決定(施策を実行する/仕組みを作る/人を増やす)で実現されていくものだと考えています。それに関係がないことに時間やマインドシェアを奪われてしまっていないか、確認しながら仕事を進めていかなければなりません。
そして、いろんなことを”やった”だけだとダメなので、取り組む前に成果につながることを見極め、取り組みが成果に繋がったのか振り返る時間も重要です。自分もまだまだですが、これらを意識することが重要だと考えています。
副島:
成果を出すこと。あとは思いやりだと考えます。
早川さん・宮地さんのように売上が目標のチームでも、私のように仕組みを変えたり整えるチームも成果は常に求められるもの。どんなチームでも、成果を出し、事業を前に進めるのが私たちの責任です。その先に「シゴトでココロオドルひとをふやす」というミッションの達成があると信じてやっています。
成果を出すチームになるため、チームに行く先を示すこと。そのためにはチーム全体の動きを俯瞰することも大事ですが、同時に思いやりを持って、建設的なコミュニケーションをとることを心がけていきたいです。
宮地:
メンバーの力を最大化させ、結果を出すこと、です。
私がなんでもやらなきゃ、頑張らなきゃ、というよりは、できない時は誰かに相談すること・助けを求めること・周囲を巻き込みながら推進していくことも役割だと思っています。
その姿勢を見て、何でも抱え込まずに共有しても良いんだとメンバーに感じてもらいたい。
また、出来ないことは相談しながらも、今後は自分ができるように学んでいく。この姿勢を示すことも大事な役割ではないでしょうか。
今回は3名の若きリーダーにインタビューを実施しました。ウォンテッドリーでは現在、採用を強化しており、挑戦したい方々にお任せしたいポジションや役割はまだまだたくさんあります!
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