「Wantedlyに興味があるけれど、”結構忙しいよ”と聞く。とくに自分は女性だし、将来結婚とか出産とかを考えると、どうしてもバリバリ働ける時間にタイムリミットがある。だけど、このままだと今の環境でしか活躍出来ない人材になりそうで不安。転職してWantedlyで働いている女性ってどんな働き方をしているんだろう。。。?」
そんな候補者の疑問を解消すべく、Wantedyで活躍中のビジネスチームの女性メンバーに「Wantedlyでの働き方」について座談会を開いていただきました!
プロフィール
※左から順に紹介します
平山 紗輝 (平山さん)
大手金融会社からWantedlyへ。入社して約11ヶ月。インタビュー記事「仕事は"頑張るけど辛いこと"が当たり前だと思ってた。メガバンから1年半で転職を決意した理由。」がバズり、「仕事 辛い」でGoogle検索すると1ページ目に出てくるようになった。
宮地 優奈 (宮地さん)
メーカーからWantedlyへ。入社してちょうど半年くらい。学生時代、留学先で同じく当時学生だったWantedlyのメンバーの1人に出会い、そこでWantedlyを知る。その後、彼のリファラルという形で入社。
中沢 夏美 (中沢さん)
大手保険会社からWantedlyへ。入社して2ヶ月目の新メンバー。楽しく働くためにはどうしたらいいかを考えた果てに、「同じような悩みを持った人を救いたい」という思いでWantedlyに入社。
武藤 瑛未 (えみさん)
インターンからWantedlyに在籍し、すでに5年目のベテラン社員。結婚を機に愛知に引っ越しフルリモートでエリア拡大チームとして東海・関西の開拓をしたり、旦那さんの転職で東京に戻ってきたりと忙しくも充実した日々を送る
Q1:女性は働きやすい?
平山さん:何をもって働きやすいとするかなので、難しい質問ですね。まだ、時短とかリモートワークとかの制度が整っているわけではないので、どんなライフスタイルの人でも働きやすいかと言われると、そうではないと思います。
えみさん:平山さんの言うとおりだなと思います。ただ、子どもがいない女性の働き方としては、すごい良いと思います。
リモートワークも100%でダメというわけではなく、リモートワークをさせても良い理由をこちらで作ればできないことはないです。私自身、結婚を機に愛知に引っ越すことが決まった時は、半年ほどかけて向こうで働けるための理由を作って、実際にそれを叶えました。毎月KPIを達成するとか、出張に何度か行って本当に機能するのかとか、信頼を貯めれば現場から制度を変えられることもあります。
宮地さん:働きやすさで言えば、人間関係はすごく良いので、ついつい遅くまで残ってしまうところはあるかもしれないです。息抜きに周りのメンバーと話してから、また頑張ろうって気合い入れると、あっという間に時間が過ぎてたってこともあるので。あ、いつも遅くまでいるわけではないですよ!
中沢さん:会社にいる時間で見れば前職より長く働いていますが、自分が費やしている時間は、確実に成果や自分の成長に直結する時間だと思っているので、納得感を持って働けています。
前職だと、土日は付き合いでゴルフにいく風潮があったり、昇格のために取らなければならない資格が山ほどあったり、「本当に将来のためになるのかな?」と、疑問に思うことに時間を費やしているのがつらかったです。
あとは、断れない飲み会とか、余興の練習とか。余興も高いレベルが求められていたので、終業後や休日の時間をたくさん使って練習していました。ネタ作りも大変で・・・今年初めてトレンドに敏感にならなくていいんだって思って感動しました。
えみさん:トレンドに敏感にならなくていい笑 余興とかうちの会社ないですからね笑
中沢さん:あと、もしこのまま子どもが生まれたら復帰した後、何も出来ないかもしれないっていう恐怖感が前職はありました。女性の方がタイムリミットを意識しながら働いている人が多いと思っていて、「今のうちにどこでも応用できるスキルを身につけたい」って思っている女性にとっては良い環境だと思います。
もちろん、育休っていう制度を作って解決することも手段の1つですが、制度はつくれてもビジョンは変えられないので、まずビジョンに共感しているってことが前提だとは思いますが。
Q2:今はがっつりと働かれてますが、Wantedlyに転職する際に不安は無かった?
宮地さん:ありました! 最初に面談してくれた人事の方が、もともと私の知り合いだったんですけど、「今日は俺、朝4時から働いてるんだよね」って言われて、一緒にやっていけるのか不安になりました。。。笑 そんなにゴリゴリやってけないけど大丈夫かなって。でも、その後、他のメンバーの方にも会わせていただき、「彼は特殊だから大丈夫よ」って言われたので安心しました笑。
平山さん:流石にみんな毎日朝4時から働いてたら怖い!
中沢さん:私のなかで「ベンチャー=福利厚生は無い、給料は落ちる、長時間労働」という典型的なイメージはありました。ただ、それを払拭する何かが絶対あるんだろうな、という期待もありました。
平山さん:私も中沢さんと同じで、条件面っていうところでいうとマイナスだろうけど、それ以外のプラスの要素がなにあるんだろうなとは思っていました。
Q3:そんな働く前の不安、どうやって解消した?
中沢さん:解消したというよりは、自分が望んでいる「働く環境」や「職務」がここにあるとわかっていたので、気にしなかったという方が正しいかなと思います。給与面や福利厚生面が前職より劣ることは覚悟してましたし。
平山さん:私は面談を通して解消していきました。私の周りにはベンチャーに行く人が少なかったので、そもそもベンチャーに関する具体的な情報は一切なかったです。Twitterとかで流れるような悪いイメージだけをピックアップして、勝手なベンチャー像を作り上げていました。
なので面談を通し、中の人が見えてくるに連れて、「あ、ちゃんと生活できるんだ」って思えたのは大きかったです。給料だったり、福利厚生だったりの面で不安はあったので。
宮地さん:私の場合は、前職で働きながら別のベンチャー企業をお手伝いしていました。そのため、働き方のイメージがなんとなくついていたのは良かったです。自分の経験に照らし合わせて質問もできたので、働く環境についての不安はあまり無かったかなぁと思います。だから、もし機会があれば週1とかでもベンチャーを手伝ってみるっていうことができると良いかもしれません。
Q4:ぶっちゃけ、楽しく働けている?
中沢さん:繰り返しになるけど、自分の使っている時間が、仕事につながっているんだって実感しているので、働いて楽しいです。仕事なので、もちろん大変だなと思う時はあります。逃げたいなと思うときもあります。だけど、なんのために働いているのかが明確なので、振り返ってみると楽しく働いていると思います。だから「あと何時間いないといけない」みたいに時間が苦になることも無いです。
宮地さん:それは私もそう思います。えみさんは4年間もいらっしゃって、なんでずっと続けられているのか純粋に気になります。
えみさん:やっぱり、まだやりきれてないと思うからかなぁ。仕事自体もやりがいがありますし。特にクライアントさんの存在が大きくて、「シゴトでココロオドッている」方たちと一緒に仕事ができているからこそ楽しいのかも。これはフルリモートの時に特に感じていましたね。
あと、仕事を楽しんでいる人とそうでない人が接することで、人の価値観を広げられると思っていて。Wantedlyのサービスを介してこういった機会も提供できていますが、まだまだ提供をしきれていないなってエリア開拓を通して気づけたんですよね。これは続けている理由のひとつなのかもしれないです。
平山さん:私も楽しく働けているのは間違いないです。
で、なんで「楽しい」のかを考えたら、Wantedlyが「シゴトでココロオドル」ために必要だと掲げている「自律・共感・挑戦」の3つの要素を満たしているからだと、改めて思いました。
自分で決められる裁量があって、会社の方向性にも共感していて、やろうと思えば色んなことに挑戦ができる。だから楽しいのかなって。そういう働き方に私が向いているから、ワクワクしているのかなって。
Q5:どんな人が合う? 逆にどんな人が合わない?
えみさん:肩書きを気にする人は合わないと思います。これはどこのベンチャーでもそうかな? 合う人でいうと、自走できる人。まだまだ教育体制も整えている途中なので、仕事を投げられても、「どうやって達成しよう!」とワクワクする人の方が合うかも。
中沢さん:バツがつかないようにするのではなく、小さくてもいいからマルをつけようと頑張れる人は向いていると思います。私は大手保険会社出身ですけど、若いうちは言われたことを言われたとおりにこなすことが大事だったりするので、いかに失敗しないかを気をつけていました。
でも、いまは失敗してもいいから、どれくらい目標に向けてチャレンジしたかを評価されます。どっちが良い悪いとかはないと思いますが、そこで合う合わないは分かれるんじゃないでしょうか。
宮地さん:ビジョンへの共感は絶対だなと思います。みんな「Wantedly」という箱に集まってきているのではなく、「シゴトでココロオドル人をふやす」というビジョンに共感して集まっています。だから会社への憧れだけで来る人は合わないんじゃないかなと思います。
逆にビジョンに共感してくださる方はぜひぜひWantedlyに遊びに来てほしいなと思います!
平山さん:いい感じにまとめましたね!笑 興味のある方は下記の募集記事からどうぞ遊びにきてください!
おまけ:女子会のウラ話
今回、素敵な女子会的な雰囲気を醸し出すため、オフィスのそばにあるおしゃれなカフェにて撮影をしました。が、実は撮影のためだけに朝8時半に集合して、始業時間(9時半)までの間に写真を撮っていました。
実際の座談会は、こんな感じでオフィスで行われていました笑