これまで当社は「シゴトでココロオドルひとをふやす」ことをミッションに、プロダクト開発、運営を進め、「Wantedly Visit」では会社の認知形成から採用までを支援してきました。2020年より新たに開始したEngagement Suiteでは、福利厚生サービス「Perk」、モチベーション・マネジメントサービス「Pulse」、そして社内報サービス「Story」を通じて採用後の社員の定着、活躍を通じた組織づくりの支援を行っています。
そこで今回はEngagement Suiteのビジネス領域を担当する3名にインタビュー。新たなWantedlyの柱となる事業について&今後の目標を伺いました!
◆登場人物
・小林 圭汰
新卒でグルメサイト運営のRetty株式会社に入社。飲食店への営業・代理店営業を担当した後、退職。2017年9月にウォンテッドリーに入社。累計約500社の採用フォロー後、7つのチームと2チームでのリーダーを経て、現在は「Engagement Suite」のリーダー兼「Story」のビジネス担当。
・直井 大志
新卒で株式会社デンソーに就職。ディーゼルエンジンの研究職を経てウォンテッドリーに転職。入社後はインサイドセールスとセールスを1年ほど経験し、緊急事態宣言直後の2020年4月に異動。現在は「Perk」のビジネス担当。
・森本航生
新卒では三越伊勢丹に入社し、ベビー・子供領域を担当。2019年10月にウォンテッドリーへ転職。入社時はインサイドセールスに配属。そこから、「Pulse」の立ち上げタイミングで社内公募を利用し異動。現在は「Pulse」のビジネス担当。
Engagement Suiteのプロダクトと、メンバーの役割について
ーまずはじめに、皆さんの担当している業務について教えて下さい!
直井:
僕は仕事の挑戦を支援する福利厚生サービス「Perk」の掲載サービス数を増やすため、プロバイダの営業を行ってきました。今では400件のサービス掲載までに到達しています!また、そこから徐々に営業以外の業務もやるようになり、昨年12月の「HOLIDAY GIFTキャンペーン」や、広告・マーケティングにも力を入れるようになりました。
エンジニアチームと、どうしたら利用者に喜ばれるか?と特典内容を考えたり、メルマガ・SNS投稿の内容を考え、設計するのが面白いです。初めてのことに挑戦できている感覚と、自分の仕事への反響を直接見ることができるため、手触り感のある仕事が出来ています。
森本:
自分は「Pulse」の、主にクライアント対応や、マーケティング業務を担当しています。リリース以降、顧客インタビューも定期的に実施していて、顧客の声を、開発チームに共有し、プロダクトの機能改善を考えていくのも自分の役割です。
プロダクトの成長のために必要なことは「なんでもやっていくぞ」という気持ちで取り組んでいます。
小林:
僕はチームリーダーとして全体を見つつ、主に「Story」のセールスやマーケティングを担当しています。「Story」は、Wantedlyのストーリーを通じて、会社のビジョンやミッション、そしてそれを実現する為に重要なバリューの浸透を促進するための、従業員限定で記事を公開できるオンライン社内報サービスです。
弊社では新しいメンバーが入社するとオンボーディングの一貫で自己紹介を投稿したり、クォーターが変わるタイミングで、各チームのリーダーが組織マネジメントの考え方や、メンバーが仕事でよく出会うであろう課題に触れ、自律的な動きを促しています。社内向けにカジュアルに発信できるプロダクトなので、カルチャーを浸透させたい時や社員同士の交流のキッカケとして活用いただきたいです。
限りあるリソースをどう活かすか?重要視しているポイントとは
ー新プロダクトの立ち上げを振り返って。印象的だった出来事は?
森本:
1つ目はプロダクトづくりに関われたことです。α版、β版とリリースし、サービスの改善に繋がるアクションを実施しながら学べました。
2つ目は、タクシーやYouTube広告を実施したことです。元々「Wantedlyってそんなのやってたんだ、知らなかった」という状況から、この広告で大きく認知形成できたと感じました。
自分自身、広告プロジェクトを担当者として推進するのは初めての経験でしたが、プロジェクトメンバーに助けてもらいながら進め、利用企業数を想定よりも伸ばすことができたのは印象に残る仕事でした…!
小林:
やはり、リリース日は印象に残っていますね。プロダクトがどう作られて、リリースされるのか、一連の流れに全て携わるのが初めてだったので。リリース前はどのような反響があるのかもわかりませんし、本当に使ってくれるのかな?という不安もありました。
リリース後、実際に使ってくださっているある企業に、プロダクトへのフィードバックをお願いしたところ、「Perkは良いサービス。うちではもう手放せません!」という声を直接いただいた時は、嬉しかったですね。
プロダクトの企画段階や、リリース時は「本当にニーズがあるのだろうか…」と不安だったものが、1社でもサービスフィットしていると知り、感動しましたし、利用ユーザーが伸びている数字を見ると感動的です。
ーその一方、Engagement Suiteとしての課題はありますか?
直井:
やりたいこと・課題はたくさんあります。ですが今は限られたリソースを踏まえ、優先順位とやらないことの見極めをしなくては…と思います。
森本:
確かに、優先順位は重要ですね。
新しいプロダクトに対し、顧客や社内から色々とフィードバックをいただいておりますが、一つ一つの声に耳を傾けながらも、より価値のあるプロダクトにするため、限られたリソースで何に取り組むべきか?は常に頭を悩ますポイントです。
ー優先順位を考える際に、重要視していることはありますか?
森本:
大事なのは、顧客の立場になりきって考え、本質的な課題を捉えられるかだと思います。そのために使ってくださる顧客やニーズがありそうな顧客へのヒアリングを繰り返し行っています。
小林:
また、事業開発は、セールスやカスタマーサクセスなどビジネス領域を担う僕たちと、エンジニア・デザイナーなどプロダクトの開発やデザイン領域を担うメンバーが1つのチームとなっています。
そのため、社内でも優先順位を決める際、「なぜそれが今、大事なのか」を共通認識まで持っていく作業が重要となります。開発に関わる全員が納得した優先順位になるよう、全体のリソースをふまえた提案・説明をしていくことも大切なポイントです。
Engagement Suiteが、新しいWantedlyの柱になるために…!
ー今後、皆さんが今後挑戦してみたいこと、目標があれば教えて下さい!
直井:
僕たちの手掛けるサービスが、今後のWantedlyの事業の“1つの大きな柱”になれば…と思います。「Wantedly Visit」が誕生して10年経ち大きな柱となっているように、Engagementサービスがこの会社を支える柱になっていって欲しい。初期メンバーとしてやってきた苦労すらも、いつか誇れるシゴトにしていきたいです。
森本:
現在の仕事は、2〜3年後のウォンテッドリーのための“種まき”をしていると捉えています。
事業が成長することで、数年後には会社も大きく成長しているであろうと考え、弊社のコアバリューにある「Get Things Done」を大切に、事業が成功と言えるまでやりきりたいです。
また、個人的な想いとして「世の中をより良くできるものつくって、正しく届ける」ことをやり続けたいなと思っています。手掛けるプロダクトによって、世の中をより良くしていきたいです。
小林:
僕たちビジネスの視点を持つメンバーがプロダクト開発に関わるのは、これまでセールスとして顧客の課題解決のために寄り添ってきた経験を活かし、データだけでは分からない顧客の状況をより具体的にプロダクトに反映する役割があるためだと思います。
また、利用してくださる顧客が「何で毎日忙しいのに、サーベイや社内報などをやる意味があるんだろう?」と疑問に感じてしまった際の“意味づけ”を進めていくことだと考えます。
毎日の業務に加え、「これをやることにこんな意味があるのだ」と、Wantedlyのサービスに存在価値を感じていただくため、これからも役目を果たしたいです。
「シゴトでココロオドルひとをふやす」ための1つのサービスとして、より顧客の組織づくりに貢献できるプロダクトを広め、1人でも多く、幸せな状態の顧客を増やしたいと考えています。
今回は、Wantedlyの新たな挑戦について、3人のメンバーのインタビューをお送りしました。これから事業を大きく成長させていくために、より様々な課題が待ち受けていると思われます。そういった課題を一緒に取り組み、未来のWantedlyを創るメンバーを募集中です!
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