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Wantedly, Inc.に入る前
大学では、数学を勉強してました。コンピュータすらほとんど触っておらず、もちろんプログラミングもできませんでした。 その後、スタートアップに興味があり、この業界に飛び込みました。2年くらいだいたい一人でコーディングしながら、サービスを作ったり、クライアントワークしてました。
もともと、ゲームをやり出したら止まらないとか、気がついたら1日中数学の問題に取り組んだり、集中すると周りが見えなくなるくらい熱中しやすいところがありました。大学時代はエンジニアになるとは全く思ってなかったのですが、こういう気質なのもあって、エンジニアとしてプロダクトを作るっていう職業を選んだのはよかったなと思ってます。
2012年の夏に、知人経由での紹介でWantedlyで知り、話を聞きに行きました。訪問の時は、いきなり次のプロダクトに関してのブレストに参加することになって意見を言ったり、その日の朝railsを触ってみて作ったプチアプリを披露したりしました。
最初3ヶ月くらいはフリーランスをしながら週1-2くらいで手伝っていたのですが、もっとエンジニアとしても成長したい、先に入っていた川崎さんや相川さんに追いつきたいという思いから、5人目のメンバーとして入ることになりました。
現在
現在は、プロジェクトのオーナーとして進めながら、プログラミングももちろん書いてます。開発・採用・マネジメント・PRと、時期によってバランスが変わりますが平行して取り組んでいます。
2014年の大きな開発だと、2014年は「WantedlyのiOS版」やニュースアプリ「Siori」の開発をしました。
スタートアップでエンジニアとして働くと、いきなりiOSを勉強してアプリを作ったり、人が1年で3倍になったりと、どんなことをするかはプロダクト次第で、想像以上に速いスピードで会社が成長するので役割もどんどん変わっていきます。
とにかくサービスを伸ばすためになにができるか考えて、いろんなことに挑戦できるのは面白いです。
プライベートだと、2歳になる息子がいて、休日は一緒に電車を見たり公園で遊んだりしてます。 「率(りつ)」という名前は、自分が大学時代専攻した「確率論」を教えたいと思いで名付けました。早く一緒に数学の問題を解きたいなと思っているのですが、まだまだ先は長いなと実感してます。。
Wantedly, Inc.について
Wantedlyは、プロダクトを作ることが好きな人が多いです。
「議論より創る」という指針もあるように、すぐプロトタイプ作ったり、作ったものをユーザに見せて実験したりしてます。
時間を忘れてプロダクト作りに熱中したり、隣にいるメンバーがすごくいいものを作ってるのを見て自分も頑張ろうと思って仕事するのが楽しいです。ちょっときついくらいでいいものができるほうが達成感があっていいなと思ってます。
こんなカルチャーがWantedlyは根付いています。
今後どういうことをしていきたいか
入ってからの2年半で、レビューのおかげでエンジニアとしてのスキルが上がったり、チーム開発にも慣れてきました。
自分が教えてもらったことを次の人に伝えたり、開発しやすかった環境を維持し、今後入るエンジニアの人に還元したいなと思ってます。
また、働くにつれてよりWantedlyのコンセプトの「仕事でココロオドル人を増やす」ことに共感できるようになりました。
今でも5000人超える人がWantedly通して会社に訪問していますが、それが学生さんなどもっと広がって数万人、数十万人になると、大きな変化が社会に対しても起きるはずです。
「資料請求はがきによる就活」から「誰でも好きな企業に応募できる」ようになったリクナビのように、Wantedlyも「誰でも好きな企業に応募できること」から「自分にあった企業の話を聞き一緒に働きたいと共感できる」ようにシフトできればと思ってます。
もし記事を見て興味もった人は、ぜひWantedlyに話を聞きに来てください。