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「採用してもらった恩返しを」大きな挫折を糧に最速で幹部に登り詰めた男の3年間とこれから描く未来。

みなさんこんにちは。白潟総研グループ採用担当です。

白潟総合研究所は、「中小ベンチャー企業の社長を元気にする」を存在意義に掲げるコンサルティングファームです。中小ベンチャー企業に特化し、人・組織の観点から幅広くコンサルティングを提供しながら日々邁進しています。

今回は、トーマツ以外の中途社員第1号として2019年に入社し、1年で2階級の昇格を果たし、最速で幹部に登り詰めた永田のインタビューです。
現在は、人・組織コンサルティング本部のマネージャーと自社の採用室長を担う永田。

入社後、決して順風満帆な日々だけではなかった中で大きく飛躍した中で大事にしていたこと。そして入社3年目を迎える節目を振り返りながら未来への想いに迫りました。

【こんな人にオススメ!】
☑これからのキャリアを来年に向けて改めて考え直したい人
☑自分の成長スピードを高めたいと強い想いがある人
☑うまく成果が出ていない現状を変えたいという想いがある人

|永田 圭(人・組織コンサル部 マネージャー/ブランディング本部 採用室長)
新卒時代から一貫して人材・採用領域で中小〜大手企業 累計200社以上の採用支援に従事し、サービス利用企業5000社、学生ユーザー10万(就活生4人に1人)になる成長フェーズを経験。同時に副業で株式会社CRAZYにてキャストコミュニティ運営、および採用・育成・研修業務を経験。その後、2019年12月より白潟総合研究所へ入社。入社後最速で2階級の昇格を果たし、事業部長に就任。現在は、採用コンサル事業を統括しながら、採用室長も兼務。

大阪支社での挑戦と”圧倒的”挫折の日々

ーまず1年目の頃のお話から聞かせてください!

入社したのは2019年12月ですね。1年目は畦田さん・内田さんチームで仕事をさせて頂きました。関西の中小ベンチャー企業様で、採用にお困りの企業様を中心に仕事をすることになりました。採用領域はまったく未経験ではなかったので、今までの自分のやり方でなんとなく成果に繋がるかなと思っていました。(今考えると甘すぎた・・)

ただ、仕事し始めてすぐに壁にぶち当たりましたね。まったく成果が出せない日々が続きました。
この時期はこれまでの社会人生活の中でもかなりきつい時期でした。

「採用領域で経験は積んできたけど、そもそもコンサルの土台なさすぎひん?いや、むしろ営業スキルの土台ちゃうか?」みたいな問いが日々頭の中をグルグルしていたのを覚えています。
畦田さん・内田さんという存在が雲の上すぎて、モンモンとした感情もありました。

期待に応えられない自分の不甲斐なさ、「大阪支社立上げ」という大事な時期に1ミリも貢献できていない事実に何度も打ちのめされそうになりました。

そんな時でも、畦田さん、内田さんは平日夜・休日にたくさん時間を取って向き合ってくださいました。いつも本気で「期待し続けて」「成果を待ち続けて」くれたお二人には感謝しかありません。

そのおかげで歩みを止めず、
「あと1歩、いや、半歩でもいいから進もう」と前を向き続けることができました。

そして住吉さんもいつも気にかけてくださり、
仕事終わりに餃子の王将にいって相談に乗ってもらいました。あの時間、救われました。感謝。

1年目の終わりに感じた感情に向き合い、前に進む

ー入社早々、大きな挫折を経験されたんですね。そんな時でも人の可能性を信じ続け、向き合い続けてくれる上司・先輩に巡り合えたことは財産ですね。

そうですね。ここまで人の可能性を信じ続け、向き合ってくれる方が多いのは弊社の特徴だなと。
環境に恵まれたと、今でも心から思いますね!
だからこそ、今でも自分の原動力になっているのは「採用して頂いた恩返しを」という想いです。
この想いは入社して3年経った今でも変わらず持ち続けています。
大阪支社での出会いと挫折のおかげで、強くなれた気がします。

ー「採用して頂いた恩返しを」とても素敵な想いです!他に入社1年目を振り返ってのお話はありますか?

1年目で他に印象的な出来事としては、「2020年10月の内定式+全社キックオフ」でしょうか。
この時のことは今でも鮮明に覚えています。
全社キックオフでは白潟さんより上期の達成者・四半期達成者の名前が読み上げられる時間があります。その中に勿論自分の名前はない・・・

「悔しい」

そんな感情がずっと心の中にありました。

実は、前職時代も同じような経験をしていまして、2年前ですね。
その当時の情景が鮮明にフラッシュバックしてました。
「あ、この感覚は2年前と同じだ。またこの場所に戻ってきたのか・・」という気持ちです。

長くて、暗いトンネルを抜けた先はずっと明るい道が続いている訳ではない。
道が続く限り、また同じトンネルに迷い込んでしまうこともある。
そんなことを感じた1年目の終わりでした。

少し話を補足してしまうのですが、社会人生活の中でずっと大事にしている言葉があります。

『おこること、すべてよきこと』
田坂広志先生という方の書籍「こころの技法」から学び、前職時代の上司に教えて頂いた言葉でして、
今でも大きな壁にぶつかった時は思い出すようにしています。

全社キックオフで感じた感情に向き合う中で、「この感情にもう一度戻ってきたのは何か意味があるのかもしれない。また長いトンネルを進みながら、自分で新たな光を灯してみろ。」と。
そんな風に言われている気がしました。とても不思議な感覚でした。

「もう一度踏ん張ってみよう。ここからの半年で会社に貢献しないと道はない」

そう自分に言い聞かせて新しい下期がスタートし、2年目を迎えます!

入社2年目、畦田さんから学んだことを活かし採用事業部へ配属

ーそれでは、入社2年目についてお伺いします。このタイミングで畦田さんチームから哲也さん(取締役No.2)の直下に異動されるんですよね?

そうですね!2020年10月から下期がスタートしたタイミングで哲也さんの直下になり、「採用事業部」に配属されました。背景としては、畦田さんが新規事業立ち上げに集中することになったことが大きいですね。前期なかなか成果をあげれずにいた自分を採用事業部に招いてくれた哲也さんには本当に感謝しています。

直下ということもあり、ここからの半年は哲也さんにひたすら食らいついていった記憶しかありませんね(笑)ふるい落とされそうになったことは幾度とあります。
ただ、前に進み続けるしかない自分に「立ち止まる」という選択はなかったですね。

「足を止めるな、止めたら成長が止まるぞ。数センチでもいい。進み続けろ、お前には後がないぞ。」と毎日繰り返し自問自答していました(笑)
そのおかげで、見えてきた景色もたくさんあります。
本当に採用事業部で良かったなと心から思っています。

ー見えてきた景色というと?

大きく分けると2つあります。1つ目は「セールスステップの標準化」です。
当時、採用事業部では「セールスステップ」と表して営業活動を仕組みに落とし、
実行する取り組みを始めることになりました。

打ち合わせの時間を25分にしたり、提案までのフローを標準化したりと。そのステップを哲也さんに同行をお願いしながら、実践を通して学んでいきました。
このステップを進むことで、自然と自分の課題も克服できている実感がありました。

特にここで意識していたことは、「徹底的にパクリ、学ぶ」ということです。
分かりやすい所でいくと、哲也さんのトークをそのまま盗むなど。

商談やコンサルの現場で、哲也さんがどんなトークでお客様に伝えているかをひたすらメモしまくりました。1コン日記と呼ばれるノートに商談の流れを書いてましたね。PDCAを高速で回し、少しずつ1年目に比べるとお仕事を頂ける率も向上していきました。(単価はまだまだ低かったですが)

2つ目は「提案書の作成回数」です!セールスステップの改良で、「提案数」も増加していきました。これは自分にとってかなりプラスでしたね。なぜならば、「提案書の作成数」が増えるから。白潟総研の提案書はお客様ごとに作成する「オーダーメイド提案書」です。

つまり、ゼロから考える提案書作成のプロセスでベテランの先輩陣とディスカッションすることが成長・学びの宝庫になっていました。あの時、提案書の作成回数を増やすことができたのは現在もかなり活きています。

お客様の役に立つと思ったら自信持ってガンガンいけ

ー先ほどの2つのポイントは若手にも参考になる話ですね!まずは守破離の「守」を実践すること、素敵なメッセージをありがとうございます!

はい!あと、採用事業部で学んだことで「自社が提供しているサービスへの自信を持つ」ということもあります!
入社してなかなか成果が出なかった時の自分には「自信」が圧倒的に欠けていたと思っています。
畦田さん、内田さんからも何度かアドバイス頂いてました。

「自分はまだまだだしな・・」
そんなちっぽけでくだらないプライドが自分の中にあったのだと思います。

そんなプライドはお客様の前では何の関係もない。採用事業部でお客様と向き合っていく中で、このことに気付けました。そこからは「このサービスなら必ず役に立てる自信」を持ってお客様と話すことができるようになりました。

そうすると、少しずつ成果も出てきました!
いずれにせよ「自信」は本当に大事で、本質的な要素だと学びました。

ー採用事業部に配属された2020年10月~2021年9月で社内のキャリアでも大きな変化があったとか?

そうですね。その1年で有難いことに、2ランク昇格させて頂きまして。
メンバーだった所からマネジメント側を少しずつ担うことになりました。
とはいえ、「プレイングマネージャー」だったので個人目標もなかなか高い数字を追いかけていました。

そして2021年の10月からは「ユニット制」ということで、
自分も1つのユニット(一般的に言う事業部みたいなイメージ)を任せて頂くことになりました。
PLも自分で作成し、自分で管理するという「経営者のプチ体験」のような環境でした。
弊社は「中小ベンチャー企業の社長を元気にする」という存在意義を掲げているので、社員にも経営者経験を提供しようという風土があります。

自ユニットのPLを管理することで、自分の売上、そして人件費など。
メンバーから何段階も視座を上げて向き合わなければいけない、かつメンバーマネジメントにも時間を割いていくので正直かなり大変でしたね。

ーメンバーだった時からPLを持つという経験は雲泥の差ですよね。その経験の中で学んだこと・感じたことを教えて頂けますか?

大きく3つあります。
1つ目は「自分で自分の限界を決めない」ことです。
2021年11月ですね。月間売上の目標を自分で設定していたのですが。
その目標が自分でPLを持ってユニット経営をしていくにも関わらず、低すぎるものになっていまして、
哲也さんに痛烈にフィードバック頂きました。

それから目標を上方修正したのですが、2倍くらいの数字になりました(笑)
最初は「え、2倍か・・これ本当にいけるのかな?」と思っていたのですが、
実際に修正した目標で走ってみると無事に達成することができました!

「自分で限界を決めていたんだな」と反省しましたし、非現実的な目標だとしても、
これまでの常識や思考の枠を外して取り組んでみると辿り着くものだと学びました。
「目標」をどこに設定するかで、日々の思考や行動が大きく変わりますし、
哲也さんの一言のおかげでまた更に成長を実感することができました。

2つ目は「自分の成長からの脱却と全体最適」ですね。

1つ目でお話したように目の前の数字を達成し続けることはできるようになってきましたが、
よくも悪くも「自分の成長」を追い求めすぎるようになっていました。
この白潟総研に入社した理由でもある「20代のうちに他では経験できないスピードでの成長を」という想いからもマネジメント側であるにも関わらず「自己成長」に貪欲すぎたんですね。

今でも覚えていますが哲也さんとの評価面談でも「ここからは自分の成長を捨てなければいけない」と言われました。
昇格する中で、役職や視座も変わっていく中で「自分」が主語の成長は捨てないといけない。それがとてもチャレンジングでした。

ただ、「ユニットを経営する」立場としては主語は自分ではなく「会社」と捉え、会社の成長を見据える中で必要であれば自分の成長を考える、という思考に少しずつ気づきだしました。
これは自分の中でもかなり大きな変化でしたね。
常に「会社としての全体最適」を考え、判断すること。
2022年の終わりを迎える今でも、まだまだここは課題が残りますが、
2023年に向けてより一層飛躍していきたいところです。

最後は「"考えること"への向き合い方」ですね。 
弊社は常に考え続けることがとても求められ、かつ紙に書いて考えるので「紙考」を重んじている組織です。この「紙に書いて考える」量がコンサルとしても、一人のビジネスパーソンとしても大事だということを痛感しました。

プレイングマネージャーとして売上を追いながらマネジメントをする中で、この「考える」という時間を取るリズムを来年はより確立していきたいと思っています。

やっていないことはないのですが、まだまだ「量」が足りない。
弊社のこだわり(行動指針)にも「まずは量を追求し、それを質に転換させる」があるので、
2023年のチャレンジテーマの一つです。

自分の成長ではなく、会社の成長、そしてメンバーの成長を最優先に考え続けるビジネスパーソンであれるよう精進します。

"トーマツ以外の中途入社1号社員"として歩んだ3年間の先に描く未来

ー入社して2年、自分で掴んだ環境の変化において財産になる学びがあったんですね。それでは、永田さんが掲げる「これからの未来」についてお聞かせください!

実は今年の10月からは自社の「採用室長」も兼務させて頂くことになりました。
なので、来年以降はまた新しい幅を持って仕事に取り組めるなと思っています。
これからの未来、とまではいかないかもしれないですがキーワードとして3つお伝えしますね。

「チームで成果を上げる」「3大決意(後述)」「採用室としてやり抜く」です。

「チームで成果を上げる」については、今年の10月からの方針として「若手が主役」というものがあります。これまでは自分が「個」で成果にコミットしていた所からチームで成果を上げることフェーズにきているのが現状です。

メンバーの強みを活かし、メンバーが小さな成功体験を積み重ね、成果を生み出すことができるように環境や仕組みづくりに注力していきたいと思っています。

自分よがりではなく、メンバーを活かすこと。
2023年は現メンバーの蛭田さんと共に、チームで会社に貢献できることを目指して精進したいですね。

「3大決意」に関して、補足すると弊社が今年の10月から掲げた「3倍接触、即日入力・毎日活用、コンサルタントの生き物になる」という3つの決意のことです。

この3大決意は白潟総研が描く世界を実現していく為には必要不可欠なので、この3つを一番体現できるチームづくりに挑戦していこうと思っています。
来年はお客様への「接触量」そして、データ活用が重要なピースになります。
存在意義でもある「中小ベンチャー企業の社長を元気にする」為にも、
どうすれば体現できるか?をメンバーと共に考え続けていきます!

そして最後は「採用室としてやり抜く」ですね。
私が所属している人・組織コンサル本部、そして軌道に乗っているM&A本部それぞれで来年は採用を加速していく年になると思います。哲也さんにも「採用は経営に直結する、常に経営者目線から採用を考えろ」と言われているように白潟総研の未来において「人材採用」は極めて重要です。

その一端を担うポジションを任せて頂いてるからには、
必ず企業発展に貢献する人材を採用する。ここにコミットすることをやっていきたいです!
新年からは24卒採用も本格的にスタートします!

3年間の感謝と次なるステージで更なる飛躍を

ー最後に永田さん個人の来年の抱負とメッセージをお願いします!

個人でいうと、「会社を支える幹部になる」ということでしょうか。

まだまだ経営サイドの人間として、チャレンジテーマもたくさんあるし、現状には満足していません。具体的にお話をすると、現在メインで管掌している「採用」に関するコンサルティング支援を哲也さんがいなくても回せるくらい、任せたと言われるような人材になりたいなと思っています。
哲也さんがより経営に関すること、新しい事業作りに時間を割けるように。

入社して3年。更なる飛躍を誓います。
もっとボールを取りに行き、精神的支柱のような存在になれるよう精進していきます。
資料作りや、製造できるコンサルテーマも然りです。
この時に忘れないようにしたいのが「自分」が主語の成長ではなく、
「会社」を主語にすることですね(笑)
今年学んだことを糧にしながら、2023年もこれまでと違う痛みを伴う成長を楽しんでいけたらと思います!そして、自分の未来にワクワクし続けていきます。

仕事とは本当に面白いもので、一つの壁を越えたらまた新たな壁がすぐやってきます。
だからこそ、仕事は楽しいしやりがいに溢れていると心から思っています。

激動の3年でした。3年前、何者でもなかった自分を採用してくれた会社には感謝しかありません。

人の可能性は無限大であること。
諦めなければ、見えてくる世界があること。
主語を「会社」で考え、経営者として日々仕事に向き合うこと。
ここでは書ききれないほど、たくさんの学びと経験ができた3年間でした。

年の瀬にこのようなインタビューを通して、自分の想いを言語化できる機会に感謝です。
3年間の感謝と、来年に向けた抱負として締めくくりたいと思います。
本年はお世話になりました!来年もよろしくお願いいたします!

あと、新卒・中途も積極的に採用中です!
共に白潟総研の未来を創りましょう!お話できることを楽しみにしています!

ー貴重なお話をありがとうございました!

ありがとうございました!来年もよろしくお願いいたします!

▶白潟総合研究所の採用HPはこちら

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