1
/
5

自分視点から全社視点へ。PR TIMESとして最善の決断をするために変化  #PR TIMESな人たち

迷わず突き進んでいるように見える人ほど、実は見えない葛藤が多いもの。『#PR TIMESなひとたち』は、PR TIMESらしさってなんだろう? について、社員の挑戦や、努力の裏側、周囲からは見えづらい地道な一面に迫り、わたしたちの日常をお届けしていくコーナーです。

今回は、メディア事業部長代行を務め、「isuta」の編集長の役割も担う鳥居愛さんにインタビュー。鳥居さんは、2024年4月に開催された「2023年度通期社員総会」で組織の変化や困難をポジティブに受け止め、自分の役割や能力を限定せずに行動を続けている個人に贈られる「Follow the People賞」を受賞しました。

過去にも社員総会ではMVPを受賞されたことがある鳥居さん。今回の受賞は、今まで感じた嬉しさとは異なる心境になったのだそう。あらためて1年を振り返り感じたことを伺いました。




鳥居 愛(とりい めぐみ) メディア事業部 事業部長代行 兼 エディターチームマネージャー

アメリカ・カリフォルニア州の大学を卒業後、ロサンゼルスにある通信社に就職。ライター / フォトグラファーとして映画やドラマ、アワード関連の取材を経験したのち、日本に帰国し、株式会社PR TIMESのメディア事業子会社に入社。ニュースサイト「IRORIO」の立ち上げに参画し、2016年まで編集 / ライターを担当。2016年7月より「isuta」編集部に所属。現在はPR TIMESメディア事業部で運営する7つのメディアのディレクションと「isuta」の編集長を務める。


PR TIMESに貢献するために踏み出した一歩

「自分が変われるんだったら、変わるためにやらないといけないと思った」

2023年度通期社員総会、Follow the People賞を受賞した鳥居 愛さん。

組織の変化や困難をポジティブに受け止め、自分の役割や能力を限定せずに行動を続けている個人に贈られるこの賞にノミネート、受賞した際の想いとは──。

2023年度通期のピッチと受賞スピーチから2023年度通期の鳥居さんの考えに迫ります。



変化を起こすために立候補

2023年度、「isuta」の編集長を担い、さらにはPR TIMESから発信するさまざまなメディアをまとめるメディア事業部の部長代行だけではなく、社内外に大きな影響を与える「April Dream」のプロジェクトリーダーとして、さらに組織施策として従業員の働き方ややりがいを醸成する社内プロジェクト「It’s You」のリーダーを務めた鳥居さん。

「自分の役割や能力を限定せずに、主体的に行動する姿勢や変化を重ねる姿」が評価され、Follow the People賞を受賞しました。


この1年間にどんな想いを馳せ、事業部はもちろん、各プロジェクトをどのように思っていたのでしょうか。



鳥居:私がPR TIMESに入社したのは2011年で、以降ずっとウェブメディアの運営に携わってきました。会社のことが好きだし、仕事も好きで、結構日々がんばっているほうだと思っていました。だけど振り返ってみると、自分では必死にやっているつもりなのに、もう何年も事業で結果が出せていない。変化を起こしたいと思っているけどどこか他責で、「突然いい風が吹いて、事業が上向きにならないかな」なんて考えているところもあり、認めたくないけど、多分ちょっと、本気で結果を出すことを諦めているような感覚があったと思います。

体と頭と心がかなりバラバラだったのかもしれません。このまま“がんばってるつもり”でいると、自分もメディア事業部も潰してしまうかもしれないと思い、何かを変えたくて全社プロジェクトのリーダーに立候補しました。




2つのプロジェクトに挑む


鳥居:PR TIMESではさまざまな魅力的なプロジェクトがあるのですが、「社員総会」か「April Dream」のプロジェクトリーダーをやってみたいと思っていました。中でもApril Dreamは絶対に手を挙げようと決めていたんです。去年立候補しなかったことが本当に悔しくて、今年は絶対に手を挙げられる人になりたいと思っていたので。先にIt’s Youのプロジェクトリーダーになることが決まっていましたが、April Dreamのプロジェクトもやりたい、絶対にやらせてくださいという気持ちで立候補しました。

プロジェクトリーダーを務めることはPR TIMESに貢献できるきっかけですし、メディア事業部にも繋がる経験になります。PR TIMESにとって本当に重要なプロジェクトであるということを認識したうえで手を挙げたからには、結果を出すことが大事です。もともと負けず嫌いでもあるし、2つのことを同時にやることにも抵抗はなかったので、やれるチャンスがあるならやろうと、迷いはありませんでした。

と言いつつ、今まで経験したことがない規模のプロジェクトの責任者を務めるのは、体力面でもマインド面でも想像していた以上に壮絶でしたね。



  <鳥居さんがリーダーを務めた2つのプロジェクト>

April Dream
PR TIMESが2020年より開始した、「4月1日にウソではなく、夢を言おう。そして夢であふれる未来をつくっていこう」という新たな発信文化を提唱する取り組みです。
鳥居さんが担当した2024年4月1日のApril Dreamでは、日本全国の企業・団体・自治体・個人から集まった約5000の夢が、山手線(1編成11車両)と東京を除く46道府県の主要駅に掲出されました。
詳細はこちら:https://aprildream.jp/

It’s You
2022年4月にスタートした、PR TIMESで一緒に働く仲間の誕生日を祝う企画。“もっとも讃えられる人、それはあなたです。あなたを中心に物事が生まれる日。”をテーマに、大切な仲間たちが生まれてきてくれたことを共に喜び合い、その人を中心に新たな繋がりを生み出すことを目的とした社内プロジェクトです。月に一度、ランチタイムに開かれるこの企画への参加人数および誕生日メンバーに仲間たちから贈られるメッセージカードの数は過去最多を記録。



鳥居:ですが、もともと職能が高いわけではない自分がやるのだから、せめて逃げない、諦めない、目を背けないというところだけは貫こうと決めていました。今回、2つのプロジェクトにチャレンジしてみて、「まさか自分にできるわけない」と思っていたことが「自分にもできた」に変わったのは大きな財産でした。あと、乗り越えられた壁もたくさんあったけど、どうしても乗り越えられない壁も自分の中にあるんだということを知れたのも、貴重な体験でしたね。また全社プロジェクトの責任者をやれるチャンスがあれば、その壁を必ず超えたいなと思っています。


これからのPR TIMESを考える

今回の受賞を機に、これからのPR TIMESについてどんな考えを持っているのでしょうか。鳥居さんが大切にしていることをはじめ、今後どうなっていくことを望むのかを伺いました。


プロジェクトから学び、事業へ生かす

鳥居:プロジェクトを通して一番得られたことは、今までの自分に足りなかったものが何なのかに気づけたことです。
これまで私は、常に自分がやりたいことをやっていて、PR TIMESとしてやるべきことをやるという視点がすごく欠けていたんです。

April DreamでもIt’s Youでも、“わたし”がやりたいことを優先していたら、得たい結果は得られなかった。個人のエゴを捨て、PR TIMESとして最善の決断をするということがどれだけ重要かに気づけたのは、プロジェクトに参加したおかげです。それは、今後の仕事にも必ず活かせると思っています。

私もそうでしたが、当社の場合、それぞれ本業がある中でプロジェクトに参加するので、本来自分がやるべきことに集中したいからという理由でプロジェクトを敬遠する人は多いと思います。私も自分が手を挙げるまでに時間がかかったから、「今じゃないかな」とか「自分じゃないかな」とか思う気持ちはめちゃくちゃわかります。

でも、当たり前のことではありますが、いつもと違うことをやってみると、間違いなく視野は広がるし経験できることは多い。挑戦することを悩んでいるのであれば、まずは行動してみてほしいなと思います。

余談ですが、プロジェクトを終え、ふと「isuta」を見てみたら、すべての情報がやたらと新鮮で、「このメディア最高じゃん!」と素直に感じたんです。これまで運営側としてしか見ることができていなかったものが、いちユーザーの視点になったときに、「超好き」と思えたのはすごくおもしろい体験でした。




鳥居 愛さん、本日はさまざまな質問にお答えいただきありがとうございました! あらためてFollow the People賞の受賞、本当におめでとうございます。

※この記事は、2023年通期社員総会での鳥居さんのFollow the People賞の受賞時のスピーチ、および後日社内で行われたインタビューを元に作成されました。

If this story triggered your interest, why don't you come and visit us?
メディアの成長を担い、洗練された情報発信に拘るisuta編集・ライター
株式会社PR TIMES's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like 橋本 陽子's Story
Let 橋本 陽子's company know you're interested in their content