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【NEWCOMER INTERVIEW】求めたのは、胸を張って親友と再会するための自信/やっと動き出したKotaがリバースラボとの出会うまで!
いつも笑顔を絶やさないKota。
そこに隠されていたのは、燃えるような探求心、そしてマネジメントに失敗した挫折まみれの過去でした。
人はひとりでは変わることはできない-今、挑戦者が立ち上がります。
■Kota’s profile
年齢:25歳/出身地:東京都/最終学歴:大学中退
長所:探求心がある/短所:短気
前職:大手スーパーマーケットの従業員
特技:ものまね
■リバースラボは野球部のノリ!?
-リバースラボの雰囲気をどのように感じている?
【廣太】もともと僕は、小中高と野球をやっていました。くだけた言い方をすると、高校の時の部活動に雰囲気に似ていますね(笑)。
-あ、そうだね。THE体育会系だもんね、ここは(笑)。
【廣太】はい (笑)。でも、僕はこういう環境の方ががんばりやすいんです。≪熱量の違い≫を感じなくてすみますから。ここでは先輩や同期に対して、熱過ぎて困ることってないじゃないですか?
前の職場では温度差に配慮することができなくて、パート・アルバイトスタッフたちと対立してしまったことがあったので…。
-そっか。そこを詳しく聞いていきたいのだけど、その前に…廣太は前職で何をやっていたんだっけ?
【廣太】大手スーパーマーケットで、4年ほど働きました。知人の紹介でアルバイトからスタートし、2カ月後に正社員になりました。
-そしてここで、さっき言っていた≪熱量の違い≫につながる挫折があるんだね?
【廣太】そうですね。
■すれ違い/それぞれの立場と熱量の差
-なんで、パート・アルバイトスタッフたちと対立してしまったの?
【廣太】僕が勤務していた店舗は比較的小さかったので、上司にあたる人と2人で現場を回していました。
その時の目標は、毎期売り上げ達成率100%を超えることでした。それまでは98%だったので、売り場に品出しミスや漏れがないか、在庫の管理とかを徹底するようにしました。同時にスタッフの教育では、お客様に対してどういう接していけば来客数のアップにつながるか、そこに重点的を置きました。
-うん、目標を高く設定して取り組むことは重要だよね。
【廣太】でも、パート・アルバイトスタッフには店舗の売り上げとか関係ないんです、社員とは立場が違うので。今でこそ、それでいいと思うのですが、あの頃の僕は納得することができませんでした。
-なるほど、それが≪熱量の違い≫なんだね。
【廣太】振り返ってみると、少し高圧的になっている自分がありました。
「これくらいならできるでしょう」と考えながら指導していたつもりでしたが、「厳しいんじゃないか」「そこまでやらなくてもいいのでは」と少しずつ反論されるようになりました。そこがはじまりでした。
影響力のあるパートの方と対立したことからはじまり、「あの人、どうなの?」という不信感が少しずつ浸透していった感じです。僕の意見を聞いてくれる人が、徐々に減っていきました。
-目標達成を優先するあまり、焦りも出たのかなぁ。
【廣太】そうですね。深夜ひとりで任されることもあったので、何かあっては困る、それにお客様によりよい接客をしてほしいという思いが先走っていました。自分の考え方が幼かったこともあり、年齢とか性別とか、そういう相手の立場を考えた細やかな配慮をすることができませんでした。
-上司とふたりで店舗を任されていたって言っていたけど、上司には相談はしなかったの?
【廣太】相談したのですが、「それは誰でも越える壁だ」と一蹴されました。「そういう人も上手く取り込んでやっていかないと、この先厳しいよ」と。
ただ僕にしても初めての経験だったので、「そういうタイプの人には、こうして、こうするといいよ」という具体的なアドバイスが欲しかったんです。今にして思えば、僕の主体性を伸ばすためにそういう言い方をしたのかもしれません。ただ、その当時の僕は完全に八方塞がり状態になってしまいました。
相談したのに、期待した言葉が返ってこない。誰に相談すればいいのかわからない、どうすればいいかわからない… 苦しさに耐えられず退職しました。
■廣太の決意/見返したいのは誰ですか?
-リバースラボへ参加を決意したのはどうして?
【廣太】自分の失敗を活かすことができる点、努力がインセンティブとして数字化して評価される点に惹かれました。ただ、何よりも見返したい…というよりも、成長した自分を見せたい友人がいました。
-へぇ、それはどんな子?
【廣太】幼馴染です。小学校3年の頃から付き合いがありました。何でも悩みを相談し合い、ベストな解決策を出すまでとことん語り合うことができる、親友と呼べる間柄です。
-その子は、今何をしているの?
【廣太】MRの仕事をしています。今は転勤で北海道にいますね。
-差を感じたのはいつ頃から?
【廣太】大学の頃は、僕がわずかでしたが先を歩いていました。僕は現役合格して、彼は一浪したので。
でも、結局どうなったかといえば、僕は大学を3年の時に中退し、彼は1年のブランクを乗り越えて卒業しました。
さらに、彼がMRの仕事に就いて現場でバリバリ活躍しているのに対し、スーパーマーケットを退職した僕は派遣のアルバイトで日々の生活費を得ていました。彼に会う度に、彼が身に着けている物のランクが上がっていく、いつの間にかすごいスピードで追い抜かれていたのだということを思い知らされました。
だからこそ2年間という短い期間で、その差を埋めたいと思ったんです。
-そこで決意を固めたんだね。そのことは友人に伝えているの?
【廣太】はい。彼からは、「やっと動き出したか」と笑われました。
もともと自信家な面があったので、スーパーマーケットでの人間関係の失敗はかなりショックで落ち込みました。人と話すことってこんなに難しいことなんだって、信頼をなくすとこうなってしまうのかって、そのことに気づいた時に人と関わること自体が億劫( おっくう) になってしまったんです。
その時の僕を、彼はよく知っていました。でも、「お前ならできる」って、ずっと鼓舞してくれたんです。それに≪応えたい≫と思いながら、行動に移せずにいる自分がいました。楽な選択を繰り返していました。
最悪だった自分を知っているからこそ、やっと動き出した、僕が本気になったことが伝わったのかもしれませんね。それがあんな言葉になったのかな、と。
-前職で味わった挫折から得た教訓って何だろう?
【廣太】たとえ自分が正しい考えをもっていたとしても、動いてもらう相手は≪人≫なんです。人を動かすって、心を動かすことなのに、当時の僕はそのことを考えることができなかった。そこへの気づきが、学んだことなのかなって思います。
これから先、どこかでまたこの壁に直面する日はくると思います。だからこそ、今度こそ相手の心の奥底にあるものまでしっかり聞いて、腹を割って話して、その壁を越えていきたいなと思います。
自分は変わります。ただ、ひとりでは無理なことだとも思っています。周りの皆様の協力を得ながら、精いっぱいがんばっていきたいです。
≪実績を自信に変えて、いつか親友に胸を張って会いに行く≫
目標が定まったKotaに、もう迷いはありません。
2年間の研修ははじまったばかりですが、彼にとっての記念すべき第一歩は、この瞬間確かに踏み出されたのです。