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【卒業INTERVIEW】Another Rebirth Story HIDEAKI― 反省を≪継続≫する卒業生が、学歴社会で証明したかったこと―
9月にリバースラボを卒業した秀明。
現在は新規事業部に配属され、日々業務に励んでいます。
これは、秀明が3Backsに入社するまでの経緯や、営業部時代に先延ばしにした課題、そしてそれと向き合い続ける今をつなぐ卒業インタビューです。
面倒なことから逃げ続ける日々
・いじめを受けた過去があると聞きましたが…。
中学2年頃まで続き、不登校になりました。
それでもなんとか、低偏差値ではありましたが高校に進学したものの、次第に面倒になり中退しました。
それからはインターネットゲームにハマり、寝る時以外はずっとゲームをしていました。貯金がなくなり、危機感を感じるようになってから、やっとバイトをはじめた感じです。
・そこからずっとバイトを?
そうですね。僕の職歴って、バイト時代の方が長いんですよ。何事にも逃げ癖がついていて、面倒なことがとにかく嫌い。バイトって、辛くなったらすぐ辞めることができるじゃないですか?
楽観的な考えで、ずっと生きていました。今が楽しければそれでいい、将来のことは何も考えていませんでした。
・将来的に不安を抱いたのはいつ頃でしょうか?
28歳の時ですね。
そこから仕事を探しはじめ、SNSで人事部の侑弥さんと出会いました。何だか変な人だなと疑ってみたものの、ちょうど転職活動中だったこともあって「会うだけ会ってみようかな」と考えてアポイントを取ったんです。バリバリ警戒していましたね(笑)。
窮屈な社会に幻滅して
・それだけ警戒していたにもかかわらず、入社を決意したのはどうしてでしょう?
リバースラボのプロジェクトが、自分の理想像に叶っていたからです。
・どのようなところがでしょうか?
僕は起業することが夢なのですが、人材教育の分野に関わりたい、社会に評価されない人材を活躍することができる人材に育て上げて社会に出したいと、ずっと考えていました。3Backsの実力主義の社風というのか、努力した分だけ評価されるところが、自分が起業した時にやりたいビジネスモデルに近かったというところですね。
・なぜ人材教育に関心をもつようになったのでしょうか?
僕は中卒なので、いい待遇で働かせてもらうことができない。だったらと、バイトで必死にがんばって働いても、同じタイミングで働きはじめたサボり癖のある正社員に収入面で勝つことができない。
おかしくないですか、これ?日本ってありえないなって思っていました。
・それが根底にあったものなのですね。
学力で、仕事はできないんですよ。学力は学力、仕事は仕事なので。
働く意識があれば≪知識≫はつきます。それは学校で習うような知識じゃなくて、専門知識とかそういうもので、皆それを仕事にして生活している訳です。だから、学歴関係なく活躍することができる場を作りたかったんです。
先延ばしにされた課題
・3Backsに入社して、順調に売り上げを取っていたようですが?
そうですね。初めて10万を取った時のことは、今でも覚えています。2018年1月、LEADERの頃ですね。
日曜日だったのですが、休憩時間も削ってずっと「10万」「10万」って呟きながら、宮原の坂道を上ったり下りたりてしていました(笑)。翌々週も10万取ったので、自信になりましたね。
ただ、あれはビギナーズラックに甘えていただけでした。
あの頃は、勢いで取っていただけだったんです。振り返りも全然しませんでしたし、取りに行く工夫と言えば、毎朝のロープレだけでした。自分の身につくようなことは、何もしていなかったんです。
・それに気づいたのは、どのタイミングでしょうか?
CHIEF MANAGERに上がる前くらいですかね。ただ気づいたものの、改善するための努力は結局していませんでした。やり方がわかっていなかったんです。
正直言うと、新規事業部に異動するまでは何も変わっていませんでした。異動前に三浦さんと面談する機会があったのですが、いろいろ話した中で「これが足りていなかったよね」って指摘されました。それが、振り返りです。
改善をはじめたのは営業部時代の最後の方でしたから、本当に遅かったですね。
・マネジメントはどうでしたか?
そもそも、人を成長させるということをやってきませんでした。相手に合わせて考えることがとにかく苦手で、さらに必要以上に強く言ってしまうという性格的な部分がネックになっていました。
秀明と友基
2018年1月、秀明に初めての部下がつきました。その後、さらにもうひとりの部下がつきます。
それが、ここから1年以上の付き合いになる友基でした。
どんなにきつく言っても自分を慕い続けてくれた、かつての直下に秀明が感謝を述べます。
1年ちょっと、ずっと一緒にいた友基。
MANAGERになれ、LEADERになれ、口うるさく言っていたと思う。
理不尽なことも結構したけれど、ずっとついてきてくれてありがとう。
最初はふわふわしていて大丈夫かな?って不安に思う部分も多かったけど、話してみるとしっかりといろいろなことを考えていたね。セカンドキャリアの話をずっとふたりで話したことを覚えているよ。
お互いに、より良い未来のためにこれからもがんばろう!
「秀明さん、予定より遅れてしまいましたが、おかげ様で昇格できました!」
2019年4月にMANAGER昇格を決めた友基が述べたのは、直上への感謝でした。
10月期決起会で卒業を迎えた秀明を、彼はどのような思いで見送ったのでしょうか。
友基からお祝いのメッセージが届いています。
秀明さん、卒業おめでとうございます。今度、飲みに行きましょう。
ずっと静岡支局で一緒だったので、思い出は本当にたくさんあるのですが、1か月間だけ一緒に神奈川支局に異動したことがありましたね。
静岡では秀明組織は業績絶好調だったのですが、神奈川に行った瞬間ズタボロでした。
仕事が終わって、深夜一緒にラーメンを食べに行って、朝まで語り合った日のことは忘れられません。
内容は、…ここでは秘密にしておきます(笑)。
神奈川支局時代の苦い経験を、秀明ももちろん覚えていました。
この時は、本当に葛藤ばかりでしたね。
静岡の経験をもとに意気込んできたものの、組織売り上げどころか自分の売り上げも取れず、部下もひとり離れ、本当にいろいろな苦難がありました。
反省を≪継続≫すること
・営業部時代で基本ができていなかったという反省を、新規事業部ではどのように活かしていますか?
反省を過去のものにして活かすことよりも、反省を≪継続≫することが大事だと思ってます。継続することで、原因の追求だったり課題への対処が早くなりました。
とくにマネジメントの反省については、現在進行形の課題になっています。やり残したことがいっぱいあり、それを今やっている感じです。
結局のところ、部下は自分の鏡かなと思っています。僕は上司の影響を受けましたし、部下も実際に自分を見て影響を受けていたはずなので。だから、僕の悪いところがそのまま部下に移ったら、それはあり方のせいなんですよね。ここは直さないといけないなと思います。