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子育てしやすい環境と働き方の改革を目指す。子どもと、子どもに関わるすべての人をつなぐ「KIDSNAブランド」のプロダクト開発の魅力とは

皆さまこんにちは。ネクストビート エンジニア採用担当の堤です。
今回は、弊社が展開している子育て支援のプラットフォームサービス「KIDSNAブランド」について、それぞれの開発の魅力についてご紹介いたします。

KIDSNAブランドとは

ネクストビートでは、日本最大級の保育士特化プラットフォーム「保育士バンク!」の資産やデータを活用し、子育て分野での様々な課題に着目し、課題解決につながる多くのサービスを展開してきました。

KIDSNAブランドとは、保育園・保育士・保護者の子育てしやすい環境と働き方の改革を目指して、子どもと、子どもに関わるすべての人をつなぐことを目的に開発されたプラットフォームサービスです。

KIDSNAコネクト

KIDSNAコネクトは、保育業務の課題を解決するためのICT支援システムです。

保育園・幼稚園には様々な「悩みや課題」に溢れています。タイムカードに打刻された時間を手作業でパソコンに打ち込んでいく作業、雇用形態の異なる職員の勤怠管理と給与反映、園児の登降園時間の管理と延長保育両料金の計算など、保育以外にも様々な作業を行わなければなりません。

これらの業務を効率化することで、保育士の業務量の削減・負担の軽減となり、働きやすい環境を作りにつながり、それが保育の質のアップや保育士の離職を防ぐことにもつながります。

保育園運営において効率化したいこと:https://www.nextbeat.co.jp/news/3125

KIDSNAコネクト開発の魅力

KIDSNAコネクト開発担当 久保勝也

開発責任者、営業責任者、プロダクトオーナー、カスタマーサクセス責任者が各領域の課題について月1で話し合い、次月の方針を立てる場があります。前職だとディレクターからのトップダウンだったので、開発側の意見が以前よりも確実に伝わっている感覚を持ちますね。ネクストビートでは、開発者の意見だけでなく、それぞれの領域の意見がバランスよくプロダクトに反映される体制なので納得感を持って開発に取り組めています。

SaaSビジネスのプロダクト開発においては、汎用性の高い機能を開発する必要があります。前職でもSaaSビジネスのプロダクト開発を行っておりましたが、一部の大きなクライアントのみが必要とする機能を開発するケースがありました。この場合、その後もずっとその機能を考慮した開発をしないといけなくなるので複雑な作りになってしまい、結果的に大規模な改修が必要となる可能性が高くなります。開発者の意見が反映されやすい環境だとこういった問題も発生しにくいと感じています。

また、「エッセンシャルワーカーである保育士の労働課題を解決している」というプロダクト自体の社会貢献性にはもちろんやりがいを感じます。技術的な面だと、ネクストビートでは全てのプロダクト開発においてScalaを使用していますが、KIDSNAコネクトはBtoBかつSPA(Single Page Application)なので、Scalaを用いた堅牢な設計がとても活きます。他の言語だと条件分岐で複雑になりがちな部分もScalaだとすっきり書けますし、メンテナンスも容易です。Angularを用いたインタラクティブなフロントエンドの実装も楽しいです。

さらに、保護者向けのサービス開発や打刻に用いるFelicaカードリーダーの開発など、拡張していきたい機能はまだまだたくさんあります。カードリーダー開発では外部企業と連携し、回路CADや3Dプリンターを用いたハードウェア開発の要件定義・プリント基板の発注・実際の組み上げなども行なっていく予定です。新規開発が多いことはもちろん、規模の大きい実装にも設計から任せてもらえる環境でもあるので、技術で課題を解決したい!というエンジニアにはピッタリだと思いますね。

KIDSNAメディア

KIDSNAメディアは、子育て関連コラムの配信により育児不安の解消を目指す情報メディアです。

知りたいことはネットで検索すればすぐに出てくる世の中において、その情報が信頼できるものかどうか判断することは難しい。KIDSNAメディアは、そういったパパ・ママの不安な気持ちを少しでも解消できるよう、専門医監修による医療コラムなど、信頼性が担保されたコンテンツを強みとしています。

また、「通勤時間やスキマ時間に子育て・育児情報のチェックがしたい」というパパ・ママに向けて、子育て・育児に関するトレンドや基礎知識などの情報を毎日更新しています。手軽に読める記事だけでなく、動画コンテンツも充実しているので忙しく働くパパ・ママにもピッタリの情報メディアです。

KIDSNAメディア開発の魅力

KIDSNAメディア開発担当 森河内淳

Web情報メディアなので「どれだけ多くの人に見てもらえているか」が重要なため、SEOを意識した開発が多いです。SEOにおいては、記事の内容がサイトの表示順位に大きく影響しますが、開発側でサポートできることが多くあります。例えば、ユーザーがアクセスした瞬間の表示速度を高めるために画像のLazy Loadの実装を行ったり、AMP(Accelerated Mobile Pages)対応を行ったりしています。AMP対応においては、JavaScriptの使用制限があったり、CSSのファイルサイズに制限があったり、共通化を強く意識しながら実装しなければいけない部分でもあるので大変ですね。

iOS/Androidアプリ開発においては、FirebaseとBigQueryを使って、アプリへの流入経路や利用頻度の高いコンテンツ、活用度の高いユーザーなどの解析も行っています。解析後のデータは施策を立てる上で重要になるので、どこにログを仕込むか頭を使いながら自身で決めて動けるのは楽しいです。例えば、以前は「レシピ記事」として配信していた情報を「レシピ動画」として配信してみたら記事の時よりもpv数が多かった。その結果から、今ではレシピ動画がコンテンツとして用意されています。自身が手がけた施策が、新たなコンテンツの制作につながったり、pv数やユーザー数の増加にもダイレクトに貢献できることはやりがいにつながります。

また、KIDSNAメディアの開発は、ネクストビートのプロダクト開発の中でも最も携われる範囲が広いこと良いと感じます。前職では組み込み系の開発をしておりましたが、ネクストビートに入って初めてWebサービス開発を行い、今ではアプリ開発も行っています。上記で述べたような数値分析はもちろん、子育て情報メディアの中では先駆けのパーソナライズ配信機能を実装するなど、様々な挑戦ができていると感じています。色々な技術に触れる機会があるのは、エンジニアとしてのキャリアを考える上でもありがたいです。

KIDSNAシッター

KIDSNAシッターは、日本初の「保育士/幼稚園教諭/看護師100%」で構成された安心・安全なベビーシッターマッチングサービスです。

短時間でも社会復帰をしたい潜在保育士と、もうちょっと働きたい・自分の時間をつくりたい親御さんをつなぎ、子育て負担軽減、及び、潜在保育士の仕事復帰の支援を目指しています。

ベビーシッターについては、内閣府発表の公的なベビーシッター利用補助制度だけでなく、2019年10月からは幼保無償化がスタート。幼稚園・保育園だけでなくベビーシッターも対象になり、利用者に対する国の助成も増える一方で「ベビーシッターが信頼できるか不安」という利用者の声は根強いのが現状です。KIDSNAシッターは、保育・幼児教育に関連する国家資格である「保育士」「幼稚園教諭」「看護師」の有資格者のみが登録できるサービスとなっておりますので、親御さんに安心してご利用いただけます。

KIDSNAシッター開発の魅力

KIDSNAシッター開発担当 川井淳矢

KIDSNAシッターの開発を担当するようになってからは、国や政府の動きに敏感になりました。子育て支援制度内容の変更、補助制度の新設、最近だとベビーシッター利用に関わる消費税が非課税になるという話も出ています。先行きが見えない中で対応しないといけないことが多く、社会の動きをいち早くキャッチして確実に対応していく必要があるので、国の制度や法律等に目を向けるきっかけにもなりましたね。

サービスとしてはローンチしてから2年が経っており、定期的なリファクタリングや実装のし直しが必要になっているフェーズだと感じています。サービスの特性上、ネクストビートの中でも唯一、決済が発生するサービスのため、技術的な難易度も高く、慎重な対応が必要です。シッティングサービスの利用料には、「時給×時間」という単純な計算ではなく、シッティングが行われた際の時間帯や延長料金、子供の年齢、人数、手数料など、様々な可変的要素が影響します。さらに、ユーザも保護者とシッターの2つの属性に分かれるため、情報やロジックの共通化と個別化を強く意識して実装する必要があります。

また、ベビーシッター利用に関する様々な補助制度や仕組みが日々追加されていくので、ユーザと直接やりとりをするカスタマーサポートの動きや、効率的なサービスの運用に関しても意識して実装、設計を進めていかなければなりません。サービスの全体像を意識しつつ、一つ一つの機能に向き合い、先を見据えた実装をしていかなければならないという点が困難ではありますが、今までのノウハウを活かして、より良いプロダクトを作るために、自分で試行錯誤しながら実践できる環境にはとてもやりがいを感じますね。

さらに、国が個人のベビーシッターサービス利用を支援する制度が徐々に整ってきており、ユーザー数も順調に増えてきています。「子供を預けたい保護者」と「短時間でも働きたい潜在保育士」双方のマッチングの機会を提供しており、社会に貢献しているという実感が湧くので開発する上でのモチベーションにもつながります。

次回は、各プロダクトの開発の魅力についてより深くインタビューした記事をお届け予定です。
KIDSNAブランドのプロダクト開発に興味を持ってくださった方は、ぜひ一度話を聞きに来てください!

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