認定NPO法人カタリバ
Follow
Highlighted posts
All posts
認定NPO法人カタリバ
20 days ago
「誰にでもある才能に気づく存在に」元小学校教諭が目指すユースワーカーの姿とは
学校でも家庭でもない、中高生(ユース)のための第3の居場所である “ユースセンター” 。カタリバでは文京区の中高生が放課後や休日を自由に過ごすことができる「秘密基地」として、ユースセンターb-lab(文京区青少年プラザ)を運営している。そんなユースセンターで働くスタッフ(ユースワーカー)へ、カタリバ広報・新メンバーのもりはるがインタビュー!第1弾のゲストは、小学校教員の時代を経て、b-labのユースワーカーとして働いている中島 直哉(なかじー)さんです。ユースセンターでの仕事や中高生と接するときに意識していること、また、どんなユースワーカーになりたいかなど気になる話題に迫りました。 教員...
認定NPO法人カタリバ
25 days ago
「経済的な理由でチャレンジを諦めなくていい社会を作りたい」新卒でメガバンクへ就職した彼女が、カタリバを選んだわけ
「子どもたちに、経済的な理由でチャレンジをあきらめてほしくない」、そんな想いを胸に新卒でメガバンクへ入行し、現在は、カタリバで全国の経済的に困難を抱える家庭へオンラインによる伴走と学びのプログラム「キッカケプログラム」を担当する中島典子(なかしま のりこ)。メガバンクで新卒を過ごした彼女が、なぜカタリバを次のキャリアに選んだのか、彼女のターニングポイントに迫ります。 ー新卒で銀行を選んだ理由幼い頃、親としては苦労している姿を見せたくない気持ちは強かったと思いますが、「お金がない」という印象を感じながら生活していました。中学時代はずっとバレーボールに打ち込んでいたのですが、高校入試は金銭的...
認定NPO法人カタリバ
about 1 month ago
「母の背中を押せたように、子どもたちの人生の選択を後押ししたい」複数業界を経験した彼女が、カタリバに至るまで
大学の理系学部卒業後、Web広告代理店、予備校、資格取得…といった20代を過ごし、カタリバへ入職。現在、カタリバが都内で運営する子どものための居場所にて、高校生向けの学習・進学のサポートやインターンやボランティアの採用業務を担当する柳本千種(やなぎもと・ちえ)にフォーカスし、なぜ今NPOを、そしてカタリバを選んだのか。彼女の真意に迫りたいと思います。 ―大学卒業後、Webの広告代理店、予備校とキャリアを積み、カタリバへ。キャリア選択の中でどのようなきっかけや軸がありましたか?一社目は広告代理店で勤務していました。実家住まいだったのですが、家庭の事情もあり母に精神的な不調が出てしまったこと...
認定NPO法人カタリバ
2 months ago
「ここがあったから夢が見つかった」という居場所をつくる。被災地の子どもたちとの8年間
東日本大震災を境に日常が一変し、大きな悲しみを経験した子どもたちが数多く存在しました。震災直後立ち上げた宮城県女川町の「女川向学館」と岩手県大槌町の「大槌臨学舎」というコラボ・スクールでは、地域の学校はもとより、行政、全国から集まったボランティア、さらには寄付者と連携をとりながら、子どもたちが学ぶための支援を行っています。女川向学館と大槌臨学舎の両拠点の責任者として、女川町と大槌町と行き来する生活を送っているのが、渡邊洸(わたなべ・こう)。2013年2月の入職以来、東北の子どもたちを見守り続けてきた渡邊の目線を通じて、被災地の子どもたちとの8年間を振り返ります。 ーまずカタリバへ転職され...
認定NPO法人カタリバ
2 months ago
「“問い”はいつも現場にあるから」ー震災を機に被災地に移住した彼の情動とは
2011年、東日本大震災をきっかけに、当時勤めていた会社を休職し、岩手県大槌町へ向かった菅野祐太。「被災地のために力になりたい」という想いで、震災によって学ぶ場所を失ってしまった子どもたちのために放課後学校コラボ・スクール大槌臨学舎を立ち上げました。東日本大震災から、もうすぐ11年が経とうとしている。今も大槌に軸足を置きながら、自治体や国の仕事にも携わる菅野に、その原点、覚悟に迫りました。 ーカタリバに入職されるまでのキャリアを教えてください。大学卒業後は、リクルートキャリアへ入社しました。同期の多くが営業配属となるなかで、私が配属されたのは事業戦略や売上計画などを立てる事業企画室。プレ...
認定NPO法人カタリバ
over 1 year ago
2020年のカタリバ採用レポート(年末のご挨拶に代えて)
早いもので、今年も残すところ、あとわずかとなりました。2020年もたくさんの方々のご支援・ご協力のおかげで、10代に意欲と創造性を育むきっかけを届けることができました。心より御礼を申し上げます。振り返ると、コロナ禍のなか子どもたちの環境にも様々な変化のあった1年でした。それに伴ってONLINE活用が進み、カタリバも新たな領域・事業へと着手してまいりました。▼2020年を振り返る9つのTOPICShttps://www.katariba.or.jp/magazine/article/report201218/ そのなかで、例年以上に多くの方からカタリバにご関心をお寄せいただき、たくさんの新...
認定NPO法人カタリバ
almost 2 years ago
不登校支援に取り組む「おんせんキャンパス」価値観を変える新しい風を送りたい。
子どもだけでなく保護者へのサポートが必要緊急事態宣言解除に伴い、カタリバの拠点がある島根県雲南市でも5月18日から学校が再開。市内の校舎には子どもたちの明るい声が戻ってきた。その一方で、コロナ禍以前から「不登校」だった子どもたちの多くは学校が再開しても引き続き学校に行っていない。・・・・・・「学校が休校になって、正直ほっとしている」と漏らしたのは、カタリバが2015年から運営している雲南市の「おんせんキャンパス」に通う子どもの一人だ。おんせんキャンパスは、不登校の子どもたちが集い、安心できる環境の中で学習したり体験活動をしたりしながら学校復帰に向けてステップアップしていけるような支援を行...
認定NPO法人カタリバ
almost 2 years ago
震災後の福島に生まれた未来の学校。ふたば未来学園とカタリバの新たな挑戦。
2011年の東日本大震災から9年。福島県沿岸部では、地震・津波による大規模な被害に加え、原発事故により多くの人がふるさとを失いました。この9年で、帰還が可能となっているエリアも徐々に広がっている一方で、旧避難区域の居住率は3割未満(2019年3月時点)と少なく、若者が少ないなど、復興に向けてまだまだ課題は残ります。そんな双葉郡の一番南に位置する広野町には、2015年4月に開校した福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校が設立されました。📷福島県広野町にある福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校本音の対話が協働関係を強くした「互いに手探り。最初は距離感のあるところからのスタートでした。先生か...
認定NPO法人カタリバ
almost 2 years ago
「青春は、密である。」コロナに負けないユースセンターの取組みと挑戦。
新型コロナウイルス感染症の拡大が日本で広がり始めてから、およそ4ヶ月がたちました。今なお最前線でウイルスと戦う医療従事者の皆様には、感謝の言葉しかありません。当たり前のようにマスクをして外出したり、手洗いうがいの頻度が増えたり‥大人にとっての日常は、割と自然に変わってきているようにも感じます。しかし、青春真っ只中を過ごす思春期世代にとって、新しい生活様式を実践するというのは、どういうことなのでしょうか。例えば一生に一度の卒業式。友だちと顔を寄せ合ってたくさんの写真を撮り、最後は抱き合い泣きながら別れを惜しんだ、あの日。3年間毎日コツコツ努力し、集大成として挑んだ最後の部活の大会。毎日放課...
認定NPO法人カタリバ
about 2 years ago
どんな環境にいる子どもたちにも届けたい、オンラインの居場所サービス「カタリバオンライン」
カタリバオンラインの始まり全世界に感染が拡大し、感染者・死亡者の増加が国内外ともに続いている新型コロナウィルス感染症。いまだ予断を許さない状況の中、カタリバは新サービス『カタリバオンライン』を3月4日にスタートさせた。一斉休校の要請で、毎日あたり前のように行く場所をなくした全国の子どもたちの新しい居場所をオンライン上につくり、届けるためだ。2020年2月27日(木)夕刻、安倍首相から小中高の全国一斉休校の要請が発表された。全国の学校・教育関係者はその対応に追われ、保護者は先行きの見えない不安に襲われたことだろう。過去に例がないという全国一斉の臨時休校通知を受け、同日夜、カタリバの社内コミ...
認定NPO法人カタリバ
almost 6 years ago
「学びたい」と願う子どもに機会を創ることができる大人でありたい
認定NPO法人カタリバに入る前2011年3月11日東日本大震災が起きた時、東京都の中高一貫校で教員をやっていました。生徒たちと避難した講堂のスクリーンで津波のニュースを見る生徒に、当時教員だった自分は声すらかけることが出来ませんでした。翌月より教員を辞め、オーストラリアに留学を決めていた自分は、無力感の中日本を後にしました。しかし、海外に渡ることによる無力感の更なる加速に悩み、考え、帰国後は東北で働くことを決意をしました。その時、NPOカタリバが運営する被災地の放課後学校コラボ・スクールを知り、震災当時なにもできなかった自分でも、少しでも力になれるのではないかと思い、参画しました。現在被...