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NPOに転職する人どんなひと?バックグラウンド別メンバー紹介!vol. 9「人材業界②」

カタリバには、
どんな人が転職してくるの?


まだまだ馴染みのない「NPOではたらく」というキャリアに関して、面談でも「どんな経歴の人がいますか?」、「教育やNPOの経験がないと難しいですか?」といったご質問をよく頂きます。

意外に思われることも多いですが、実はメンバーの経歴は多種多様です。

教員をはじめとした教育業界の経験者はもちろん、縁遠く感じられるコンサルティング業界や金融業界、メガベンチャーやIT企業の出身者など、様々なキャリアを持つメンバーが活躍しています。

そんなメンバーたちのキャリアや転職の想いは下記からお読みいただけます!

認定NPO法人カタリバの役員・従業員 - Wantedly
認定NPO法人カタリバの役員・社員など組織のメンバーをご紹介。予測不能な変化が起きる時代、自ら人生を切り拓き、豊かに生きていくためには、生涯学び続ける「意欲」と、変化の激しい時代を楽しみチャンスに変える「創造性」が必要です。 NPOカタリバは、どんな環境に生まれ育っても、すべての10代が意欲と創造性を育める「未来の当たり前」を目指して挑戦している、2001年創業の教育NPOです。 事業内容:
https://www.wantedly.com/companies/katariba/members

…とはいえ、100人以上いるので、自分と似た経歴のメンバーを探すのも大変かもしれません。

そこで、この連載では経歴ごとにメンバーのプロフィールをまとめて紹介していきます!



vol. 8「人材営業②」

今回は、第9回として「人材営業②」としてカタリバに転職したメンバーの紹介です。
人材営業①」も合わせてご覧いただけると、嬉しいです!

藤本雅衣子

藤本 雅衣子のプロフィール - Wantedly
認定NPO法人カタリバ, みんなのルールメイキング 事業責任者 1993年、愛知県豊田市出身。千葉大学文学部を卒業し、医療・介護領域で働く方向けの転職サービス (人材紹介・派遣) ...
https://www.wantedly.com/id/maiko_fujimoto_b

カタリバ入職前の経歴

1993年生まれ。愛知県豊田市出身。千葉大学文学部を卒業後、
レバレジーズメディカルケア (旧レバレジーズキャリア) 株式会社でキャリアアドバイザーとして1年、
法人営業として3年勤務。

カタリバでの経歴

2021年5月入職、みんなのルールメイキングへ配属。
校則見直しに取り組む教員・生徒のサポートのほか、200人規模のイベントとなる「ルールメイキング・サミット」の立ち上げを担当。2024年4月より事業責任者。


慶田城さやか

慶田城 さやかのプロフィール - Wantedly
https://www.wantedly.com/id/sayaka_kedashiro

カタリバ入職前の経歴

1996年生まれ、沖縄県出身、立命館アジア太平洋大学国際関係を卒業後、
レバレジーズ株式会社で新卒人材紹介サービスの法人営業を担当。

カタリバでの経歴

2021年に入職、アダチベース不登校支援チームに配属、不登校支援の拠点立ち上げ業務を担当する。
現在は体験ミッションや別室支援事業を主に担当している。


片山希沙良

片山 希沙良のプロフィール - Wantedly
認定NPO法人カタリバ, ファンドレイジング部
https://www.wantedly.com/id/g888t8

カタリバ入職前の経歴

1996年生まれ、 愛媛県宇和島市出身、 香川大学経済学部を卒業後、 介護職特化の人材紹介事業の営業担当を2年、人材派遣事業の管理部門担当に2年従事

カタリバでの経歴

2023年に入職、ファンドレイジング部に配属後、問い合わせ応対や寄付手続き対応を受けつつ、寄付者体験の向上を目指すDEX(ドナーエクスペリエンスの略称)チームと、寄付金管理システムやWebサイト等の保守・改修等を行うシステムチームにて、寄付者の皆さんに安心して寄付をしてもらえるよう、寄付受け入れ・管理・改善業務に広く従事。 2024年からは部内の個人情報管理者も担当




★☆ メンバーアンケート ☆★

(1)カタリバに転職した理由は?

  • 「転職」という局面に多数に携わる中で、自分が大切にしたい価値観が言葉にできず、社会通念を強く内在化してしまい進路を決められない方や、転職を繰り返す方、意欲を失ってしまった方に出会ってきました。
    そして、身近に仕事が原因で精神的な病を患った人がいたことも影響していると思いますが、根本的にどうしたら解決できるのかを考えたときに、「大人になるまでに、自分自身を知るための機会・きっかけと、自分の価値観を大切に自己決定する経験があまりにも足りていない。自己決定する経験とその力こそ、その人らしく活き活きと働いていくために最も大切だ。」と感じたことがきっかけでした。
    これは10代から少しずつ経験を積み重ねていかなければ解決できない問題だと思い、教育という分野で取り組むことを決め、カタリバに出会いました。
  • 学生時代から教育支援にずっと興味があり、その思いが捨てきれず転職を決意しました。
    生まれた環境に関わらず、自分自身や未来に希望を持てる子供達が増えてほしいと思い、教育系NPOに絞って転職活動をしていましたが、一緒に働きたいと思える素敵な方がカタリバにはたくさんいると感じ、入職を決めました。
  • 元々キャリア教育や居場所支援に携わりたく、志を同じにする人たちと組織で社会課題に向き合いたかったからです。
  • 人材業界で色々な人たちと関わる中で、やはり子どもたちや若者にアプローチしないとキャリアの問題は本質的な解決につながりづらいかもと思ったことも大きいです。

(2)カタリバで活きた前職の経験・スキルは?

  • 顧客の人生を考え、ニーズやインサイトを図ろうとする考え方や姿勢と、そのためのアクションへのコミットは、寄付者さんへの応対をする時も、組織内でプロジェクトなどを推進しようとする時でも活きているなと思います。
  • その他様々な顧客の情報や状況を整理したり、そのために様々なツールを使ったりしてきた経験も、業務管理やカタリバでの業務の進め方に早く慣れるのに役立ちました。
  • 初めての方と話すことに抵抗を感じないことはもちろん、対話や傾聴を通じて、相手の潜在的なニーズを捉え、選択肢を提案・情報提供することです。どうしたら今の困りごとを解決し、叶えたいことを実現できるか整理し提案するプロセスは、人材営業で実践してきたことに通じています。
  • 目標に対して愚直に追いかける・できることは全部やろう!というベンチャー精神は、今でも活きていると感じます!そして、想定外のピンチに強い!
  • 外部との関係調整/ 交渉スキル
    外部の企業、行政、学校の先生、地域の方、保護者など様々な関係者と連携をしたり、コミュニケーションを取る事が多いので、前職での営業経験で培った関係構築力や交渉力が活かされたと感じています。
  • 目標設定力/ 達成力
    営業で行っていた、目標を設定し達成に向けて行動する事が、教育の現場では同じ様に作用しないことが多いので、営業畑の人が教育系NPOに転職をすると、この部分に1番ギャップに感じる事が多い気がします。しかし、その時に培った力は事業推進やミッション推進で発揮されたと感じています。KPI達成のためにモニタリングの仕組みを整えたり、未達要因を分析をして適切な具体的行動に落とし込んだり、事業開発の部分で活かされたと感じています。


(3)苦労した(している)前職との違いは?

  • 意図のある”ゆるさ”と”余白”
    前職では、ゴールから逆算して日々の行動計画に落とし込む事に慣れていたので、こどもの目指したい成長を逆算してプログラムを詰め込んでしまった事がありました。もちろん上手くいかず、意図して”ゆるさ”や”余白”を持つことの重要さ、その中に子供達の成長の芽が隠されていることを身を持って感じました。
  • 子供だけじゃない、大人の”ゆるさ”と”余白”
    子供はとても敏感なので、こちらに余裕がなくあまりいい状態でないと、すぐに察知し、いい関わりができなくなってしまいます。なので、私が所属しているチームはとても和やかに、”心の余白”を持ちながら仕事をしています。最初はこの和やかさやカルチャーの違いに驚きましたが、今ではチームの雰囲気がすごく大好きです。
  • 団体運営が寄付によって成り立っているが、サービスの受け手(子どもたち)は別であることです。子どもたちと団体を支援くださっている寄付者さんやひいては広く社会に、どのように活動や子どもたちの様子をお伝えしていくかは、いつも個人でもチームでも頭を捻って考えています。
  • また、価値の尺度が売上高やサービスを届けた人数だけではないので、何をどのように実施していくのが、寄付者さんや子どもたちのためになるのかというのを仮説立て、実現していくプロセスは奥深く、正解はないなと感じています。
  • 営業時代は目標や目指すべき成果、創りたい社会・未来も全部、会社から降りてくるものでしたが、カタリバでは「創りたい未来」を常に問われ、そのために何を成果とするのか自体を、自分たちで決めていかなければいけません。
    誰も取り組んだことがなく、正解が分からない問題・課題に対して、解決策・目標を考え検証しつつも、目標に対して柔軟に常に軌道修正を加えていくバランス感覚は難しさもありますが、営業職では得られない経験だと感じます。
  • 自分が追いかける目標・数字に対して「この目標を達成したら、社会が動くはず」と信じられるので、目標達成に対して強い意義を感じられています。



以上、今回は「人材業界」からカタリバに転職したメンバーの紹介でした!

興味を持っていただいた方は、ぜひ下記募集の「話を聞きに行きたい」からエントリーをお待ちしております!

オープンポジション
オープンポジション|まずはカタリバについてお話しませんか?
カタリバは、学校・放課後・地域・行政など、10代を取り巻く様々な環境に、新しい手法で働きかける教育NPOです。開発したサービスを組み合わせてプロジェクトを立ち上げ、教育プログラム提供、居場所施設の運営、高校や行政へのハンズオン支援など様々な手法で、10代の可能性を広げる活動に全国で取り組んでいます。  ・ ・ ・ ■ カタリバの扱うテーマ ― 高校生のキャリア学習・探究学習 ― 地域密着型のユースセンター運営 ― 外国ルーツの子ども支援 ― 不登校の子ども支援 ― 困窮世帯の子ども支援 ― 被災した子どもの支援 ― 校則を見直すムーブメント など ■ カタリバのアプローチ ― 中高生のための居場所づくり ― 学校・行政に対するハンズオン支援 ― 教育プログラムの開発・運営 ― デジタル ユース・ソーシャル ワーク ― インキュベーション(起業支援) ― アドボカシー(政策提言) ― ムーブメントの創出  など ∇活動紹介の一覧 https://www.katariba.or.jp/activity/
認定NPO法人カタリバ

みなさまにとって、NPOではたらくことを少しでも身近に感じていただくきっかけになれば嬉しいです。
次回もお楽しみに!!


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