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こんにちは、タイミー採用担当の佐藤です。今回は、カスタマーサクセスチームで大活躍中のメンバーの社員インタビューをお届けします。
カスタマーサクセスチームで入社2ヶ月にも関わらず、メンバーからも店舗様からも絶大な信頼を得ている、朝生光。学歴を持たない彼が成し遂げたい野望とは。
――プロフィールを教えてください。
前職はオンライン英会話のサービスを提供する会社でサポート業務を行っており、2019年7月にタイミーに入社しました。
最近では珍しい大家族で11人家族の6番目として生まれ、みんなで仲良く遊びながら子供時代を過ごしました。
また、僕はホームスクールという学校に行かずに家で勉強するスタイルの家庭で育ったので人生で一度も「学校」というものに行ったことがありません。
――なぜ学校ではなくホームスクールという選択肢を?
日本でホームスクールはまだ一般的ではないかもしれませんが、僕の上の5人の姉や兄はインターナショナルスクールに通っていたので、そこで両親が周りの親御さんから知見を得ていたようです。全員の子供を学校で学ばせることは経済的に難しく、僕から下の4人はホームスクールになりました。
基本的には父が先生を家に呼んで勉強を教えてもらっていましたが、毎日先生が来てくれる訳ではないので親が買ってきてくれた教科書をひたすら自分で解くことも多かったです。
――インターナショナルスクールに通わずとも、英語が堪能だと聞いていますが…。
兄や姉に憧れて独学で勉強したので、英語は少し話せます。
やはり上の姉や兄の姿を小さい頃から見ていたので、英語を話せるようになりたいなという気持ちがずっと自分の中にありました。
14歳の時にミャンマーにボランティアに行ったり、高校生くらいの時にアメリカで何度かホームステイしたりワーキングホリデーを使ってカナダに住んでみたこともあり、その頃から英語を使う仕事に就きたいと思うようになりました。
――タイミーではどんな仕事をしていますか。
タイミーではカスタマーサクセスを担当しています。
タイミーは人手が足りていない店舗と、今すぐ働きたい人をマッチングさせるサービスですが、私の仕事はクライアントの人手不足の課題に対して、忙しい時間帯や繁忙期に働き手が集まるように様々なご提案を行っています。
――具体的にどのようなご提案をされているのでしょうか。
クライアントからは「この曜日のこの時間帯に人が欲しいのですがどうしたらいいでしょうか」とピンポイントでご相談頂く場合が多いです。例えば花火大会時期などはお店が大変混雑することが予想されるので、その日だけ人員を増やしたいと。ただ、働き手にもその日はお店が混むであろうことが容易に予想されるので、できればその日の勤務を避けたいという心理が働き、マッチングがしにくい傾向にあります。僕が担当していた玉子家さんという店舗は、ヒアリングしたり立地を調べたりすると屋上でのホールスタッフで花火が見える立地にあったので、お仕事中に花火が見られることを募集内容やタイトル名に盛り込む提案をしました。また、すると花火大会当日もしっかりと人員を確保することができました。
あくまでこれは一例ですが、このようにそこで働くことの魅力を伝わるようにしてあげることによってお店に人手が集まりやすくするお手伝いをしています。
――やはりクライアントの役に立っている実感はありますか。
先ほどの例に出した、玉子家さんからは後日「すごく忙しい日だったので案件が埋まって本当に助かりましたと」お礼の電話をいただきました。さらには「店に来て一緒にご飯食べましょう」とまで言っていただけてとても嬉しかったです。小さな例かもしれませんが、こうやってお声がけいただけるほど喜んでいただけて、認めていただけたのかな、と思えました。こんな時に頑張ってよかったと思えます。
写真:玉子家さんにて
――やっぱり嬉しいですよね。直接喜んでいるところを目の当たりにできる点は他の会社と比べても大きな違いだったりするのでしょうか。
そうですね、今までは第三者経由で利用者の声を聞くことが多かったのですが、やっぱり担当者の方から直接お礼を言っていただけるのはすごくやりがいがあります。
――今後チャレンジしていきたいことはありますか?
今後は人手が足りていないときに働き手が集まる状態にすることにとどまらず、店舗の経営課題を解決できるような提案を行えるようになりたいと思います。
例えば、ある導入店舗では求人の掲載費に8週間で200万円かかっており、採用ができた後にも研修にかける費用や、人事担当者の人件費など、アルバイトが一人前に仕事をできるようになるまでにかなりの費用と労力をかけていたと伺っています。
クライアントとの人間関係をしっかりと築くことができると、このように踏み込んだ店舗の課題までお伺いできるようになり、真に課題解決の提案ができると考えています。
そういった現場の声を吸い上げて、タイミーのサービスを真に現場の課題を解決できるものにブラッシュアップしていきたいですね。
――今後タイミーでもっとこんなことをしていきたいという野望はありますか。
CS(カスタマーサクセス)の組織をもっと強固にしていきたいと思っています。タイミーの他にも似たようなサービスがあると思いますが、CSの質の高さが決め手でタイミーを選んでいただけるようになりたいです。
――カスタマーサクセスの質の高さを決めるのは何だと思いますか?
お客様の本音を引き出せる人間関係が重要になると考えています。
タイミーの良さの一つは顧客との距離感の近さだと思っています。普段タイミーを利用していただいている店舗にCSのメンバーでご飯を食べに行ったり、担当の方と仕事以外の話も深くできたりと、前の会社に比べても深い人間関係になれているのではないかと感じています。BtoBというよりはお互いのリスペクトを持った上で、なんでもご相談いただけるようなFriend to Friendの関係性を築いていきたいですね。
――前の会社の話が出ましたが、働き方の面で他の会社との違いはありますか?
僕がまずインパクトを受けたのは、タイミーのValueのひとつである「Super Flat」という文化ですね。もちろん礼儀やお互いへのリスペクトはみんな持ち合わせていますが、各々一人ひとりの実力や年齢を気にせず、みんなで同じゴールに向かって進むというスタンスがすごく好きですね。僕の性格にも合っていると思います。
写真:CS合宿での様子 年齢や役職に関わらず全員が意見を出し合う
――CSチームはどのような雰囲気ですか。
チームの雰囲気はとてもいいです。CSチームのマネージャーが、僕が輪に入れるように気遣ってくれたおかげですぐにチームに馴染むことができました。チーム内では僕が2番目に年上なのですが、4,5歳ほど年下のメンバーを含めてみんな人間性が素晴らしく、一緒に仕事をしていて本当に尊敬できます。
また、実力が伴えば誰でも抜擢される環境だと思います。僕は将来海外で仕事をしたいと思っており、タイミーの海外展開を牽引していきたいと思っています。僕にとって海外で働くことが長年の夢であり、憧れでした。だから今は海外責任者を目指して日々進んでいるつもりです。手を挙げることは誰でも平等にできる環境ですが、実際に任せてもらえるかは実力次第だと思うので、実績を出し続けたいと思っています。
――朝生さんのタイミーでのCSのキャリアにおいての今後の野望を教えてください。
僕のような学歴が真っさらなやつでもCSとして絶大な実績を出すことで世の中にインパクトを与えたいと考えています。
タイミーのCSの顧問をされていらっしゃる佐々木さんはReproという会社のCS責任者なのですが、ReproのCSは業界でもとても有名なんです。なぜかというと、Reproは素人のメンバーがサービスを始めてここまで実績を出したということに非常にインパクトがあったんですね。僕も同じように、学歴なんてなくても、やる気と努力次第で誰だってすごい人になれるんだということをCSのキャリアを通して証明したいです。
高校生までは学歴に対して強くコンプレックスを抱いていました。しかし、当時ホームステイしたアメリカではホームスクーリングの認知度や活用されている家庭が多く、視点を変えれば自分の環境は特別ではないと気づくことができました。
前職も教育関係の仕事だったので義務教育の仕組みを学び、実際に現場を目にして、義務教育を受けるという選択肢が全てではないと感じました。また、僕が尊敬する人物から「学歴がなくても実績が出せることは君が証明できるよ」と言ってもらえたことで、過去を肯定できるようになりました。そういったこともあり、今では僕自身は義務教育を受けなくて良かったと思っています。
例えば、ハーバードやオックスフォード卒の方が実績を出しても、どうせ頭いいからでしょ?と思われがちだと思っていて、その実績を自分ごととして捉えられる人は少ないと思うんですね。学歴のない素人でも実績が出せることを証明して、一人でも多くの方に、自分でもできるんだ!と思っていただくきっかけになれれば嬉しいです。
――その後のキャリアはどのように考えていますか?
タイミーの事業の成長にも貢献し、自分の役目を完了できたなと思ったタイミングで次のステップに進みたいと思っています。次にやりたいことは、起業です。ふんわり考えている事業内容は、教育関連など、子供とお母さんに関わるビジネスです。前職で1,000人ほどのお母さんたちと関わる中で、ハードワークにも関わらず、支払われる対価が見合っていないことや職業が限られていることを知り、なにかサポートできる事業ができればと考えています。
そもそも事業をつくりたいと思った原体験は、冒頭でお話ししたミャンマーでのボランティアプログラムです。現地の子どもたちが着る服もないくらい貧困に喘いでいる現状がそこにはありました。そのことが忘れられず、海外の子供たちを視野に自分にしかできないことをなにかできたらいいなと考えています。