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こんにちは! SmartHR社で人事をしている勝股です。
SmartHR社では「SmartHR mag.」というオウンドメディアを運営しているのですが、先日公開した記事に予想外の大きな反響がありました。
特に記事内で触れているSmartHRオリジナルの手当「たばこ吸わない手当」について、ありがたいことにSNS上でポジティブな意見を多くいただくことができました。一部の方に掲載許可をいただいたので抜粋します。
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これは素晴らしい取り組み→「タバコ休憩はずるい!」喫煙者と非喫煙者とで「不公平感のない職場環境」を整えるには? https://t.co/7VCURyY5TS @smarthr_jpさんから
— ふみや (@fumiya1223) 2017年6月9日
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SmartHR社には「たばこ吸わない手当」があるとか、素晴らしいです。 / 「タバコ休憩はずるい!」喫煙者と非喫煙者とで「不公平感のない職場環境」を整えるには? - SmartHR mag. (Smar...https://t.co/tU5W4veP1E #NewsPicks
— Yu- (@kyoto1200) 2017年6月11日
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今日はこの「たばこ吸わない手当」にまつわるお話をしたいと思います。
# 「たばこ吸わない手当」とは
たばこ吸わない手当とはSmartHR社オリジナルの手当で、「非喫煙期間が 180 日を超えているメンバーに支給される手当」のことです。
ちなみに非喫煙期間の申請は自己申告という性善説運用です。
この手当が生まれた経緯は、代表の宮田がもともとタバコの臭いが苦手だったことを踏まえて、喫煙者であるCTOの佐藤が「吸わない人に手当とかあったらみんな幸せになるかもしれない」と提案し、宮田も「もしかしたら禁煙する人も増えるかも」と思ったことがきっかけでした。この制度は約2年前から運用されています。
そして「たばこ吸わない手当」は不満をなくすことだけではなく、喫煙者を減らすということにも貢献しています。たばこ吸わない手当をキッカケに、喫煙者7人中4人が禁煙を始めて、うち3人が180日以上の禁煙に成功しました!
# 「たばこ吸わない手当」を通して見えること
この「たばこ吸わない手当」についての記事を通してお伝えしたいのは「SmartHR社には面白い手当がある」ということではなく、「課題解決を各メンバーの自助努力のみに頼るのではなく、仕組みで解決しようとする」という姿勢と、その姿勢を取り続けるSmartHR社の文化についてです。
他にも、SmartHR社では以下のような施策を打っています。
・意識しないと忘れてしまいそうなことは Slack の emoji 化させて、Slack でのコミュニケーションを通じて意識しやすい状態にする
・広告系のタグ設置や画像作成など、うっかり依頼を忘れて、締め切り直前の依頼が多くなりがちなタスクは Slack のリマインダーで定期的に確認が飛ぶ状態にする
・報告会っぽくなりがちな定例MTGは、議題のフォーマットを用意して、「議論」と「決める」ことに集中できる仕組みにする
これらの施策は効果を検証しながらの運用になるので、もしかしたら来週には無くなっているものもあるかもしれません。ただ、この文化をよい状態に保ち、今後発生しうる課題もSmartHR社ならではの解決方法で理想的な環境を追い続けたいと思っています。
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