新卒3名で発足した「プレ社長室」。経営幹部候補合宿でたどり着いた方向性とは? | REJOB Blog
みなさん、こんにちは!未来の美容業界を担う方々に向けた様々な企画や取り組みを推進する、リアルマーケティングDiv.のチームリーダー@新卒入社5年目・五月女です!入社時よりリジョブの 「経営幹部候補メンバー」 として、日々猪突猛進しております。 ...
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みなさま、こんにちは!リジョブの五月女です。私は新卒入社5年目となりますが、入社当時から経営幹部候補として様々なことに挑戦をさせていただいています!
リジョブでは、毎年恒例 経営陣と経営幹部候補メンバーで"経営幹部候補合宿"というものを行っています!事業にフォーカスする年には、社会課題を解決する新しい事業を生み出したり、組織にフォーカスする年には、1人1人が自分の内側に向き合い、葛藤をシェアして組織を強くすることを試みたりと、毎年とても濃い内容になっています。準備期間は約2か月と濃密で、合宿は1泊2日東京から離れリフレッシュできるような場所で実施をしています!前回は組織をテーマにした合宿、2022年は事業をテーマにした合宿を実施することとなりました!
前回の経営幹部候補合宿を経て生まれたプロジェクトについて、詳しく紹介していますので、ぜひこちらも御覧ください👇☆
リジョブの経営幹部候補について、紹介しているブログはこちらをどうぞ👇
事業創造を目的とした、2022年の経営幹部候補合宿。リジョブのこれまでのフェーズを振り返ると、
【第1フェーズ】2009年の創業当時、美容業界初となった「成果報酬ウェイト型システム」により、業界の採用単価を従来の約1/3~1/2へと削減。関わる業界の「採用コスト」という課題解決に一石を投じた。
【第2フェーズ】2014年のM&Aによるじげんグループ入り後、新卒採用で「経営幹部候補」の採用をスタートする。M&A後は毎年130%の売り上げ成長を達成。
を経て、今私たちが直面しているのは、アフターコロナの【第3フェーズ】ですが、この第3フェーズは、まさにこれから創っていくもの。そこで、2022年経営幹部候補合宿では、
これからの【第3フェーズ】を、ここにいる経営幹部候補メンバー全員で創っていく
ことを念頭に置きました。これを実現するには、それぞれが経営者視点を持てるよう、
①経営課題に対して、全員が「当事者意識」を持っている
②自分の範囲を超えて、全員が「決断」し「実行」していける
ように成長することが、経営幹部候補自身に求められます。
そのうえで、コロナの影響もあり採用する企業側・求職者の意識や生活様式が変化したり、新たな求人支援サービスを打ち出す競合他社が増えたこともあり、経営幹部候補全員共通で感じた経営課題が『【第3フェーズ】における、サービス利用者のニーズを捉えた事業成長』であることから、今年の合宿テーマを「事業」としました。
具体的なテーマを、
「事業面におけるリジョブの経営課題を見つけ出し、事業を成長させていくための施策立案と実行」
ゴールを、
「テーマに対して実行する施策の決定とその後の計画が立てられていること」
とし、準備期間がスタート。この合宿は、毎年、
「チーム形成」⇒「各チームから経営課題と解決策の中間発表」⇒「経営課題と解決策を絞り、チーム再編成」⇒「再編成チーム毎に解決策をブラッシュアップし、合宿当日を迎える」
という流れで、合宿当日までにも入念な準備をして臨む、リジョブの経営陣&経営幹部候補による、一大ミッションです。
今年は3チームに分かれ、中間発表でそれぞれのチームから経営課題と解決策をシェアし、議論を進めたのですが、ここで「どの経営課題・どの解決策が、最も企業や求職者のニーズに沿っているのか?」が決めきれないという事態が発生しました。そこで、違和感をそのままに課題を絞り合宿を進めることよりも、
まず「現場(企業・求職者)のニーズを拾いにいくことの方が、重要なのではないか?」
という方向性に、全員一致でなりました。
このような流れで、合宿当日までに具体的な事業案を準備してくる例年とは異なり、今回は「とことん自社サービス利用者様の声を聞く期間に充てよう!」ということになりました。
対象となるのは、私たちが運営する求人サイトの美容・治療・リラクゼーション業界の企業様や求職者様です。合宿当日までの間、【企業チーム】と【求職者チーム】に分かれ、とにかくヒアリングをさせていただく毎日がはじまりました!
「より、みなさまの必要としていることを叶えられるサービス向上を目指しており、ぜひヒアリングをさせてください」という内容のご連絡を差し上げたところ、企業様からも求職者様からも想定以上の反応をいただき、経営幹部候補以外のリジョブメンバーもたくさん巻き込みながら、日々業界に携わる方々にお話を聞かせていただきました。社内のメンバーも自身の業務がある中、快く協力をしてくれる人たちばかりで、改めてリジョブのチーム力を感じたヒアリング期間でもありました(涙)
いよいよ経営幹部候補合宿当日!今年は、素敵なグランピング場で合宿を行いました☆解放的に野外で行ったことで、会議室で実施をするよりも議論が活性化した気がします♪
合宿では、企業チーム・求職者チームそれぞれが集めてきた一次情報をお互いにシェアするところからはじまりました。なんと約2週間の期間で230社もの企業様、そして130名程度の求職者様にご協力をいただくことができました。感謝しかありません…!
求職者チームでは、社内メンバーの元業界従事者の方や求職者様に対して、
「転職時に重視していること」は?
どのような情報が求人サイト上にあれば、「働き方のイメージ」がより増すのか?
など、転職にまつわる様々なことをヒアリングしました。(求人サイトリジョブの課題感として「求人サイトを利用する求職者様が採用決定までせずに、途中離脱している割合が高い」という背景もあり、上記を軸に声を聞きました。)
このヒアリングを通して、
「求職者様が、求人サイトを通して“就職したいサロン”を見つけきれないこと」
が最重要課題として上がりました。見つけきれない理由を細分化すると、【時間的要因】【サーチ力要因】【サイト設計要因】等に分類されました。さらに、求人内容の信憑性が重視されていたり、店舗の様子や施術内容・特徴など「職場の雰囲気がイメージしやすいこと」、および子育てをしながら働く方がいるのか・どのようなキャリアプランを描けるのかなど「働き方がイメージしやすいこと」が重要であるということに行き着きました。
また、企業チームでは、クライアント企業様に対して、
企業ごとの採用要件や求職者について、「より知りたい情報」は何か?
「短時間勤務やスポット勤務といった働き方の人材」に対してニーズがあるか?
ということを中心にヒアリングしていきました。短時間勤務ニーズについては、「働き方が多様化している中で求職者様側のニーズとしては高まっている印象があるが、果たして受け入れ側の企業様はどう感じているのか?」という情報を集める目的で行いました。
短時間勤務のニーズをヒアリングした結果、
約半数弱の企業様が、「短時間・スポットで働く人材」を求めている
というニーズがわかり、可能性を見出せたことが大きかったです。また、職種やお店の形態によっても、ニーズが細かく異なることがわかりました。
ヒアリング内容を議論を進め、2日目の最後には具体的な施策と推進メンバーを決定しました。
【求職者様】が重視をしている求人内容の信憑性・職場の雰囲気や働き方のイメージしやすさのブラッシュアップをしつつ、企業様とのマッチングの向上のために接触機会を増やしていくことが決定しました!
また【企業様】へのヒアリングからは、短時間勤務のニーズが一定あることが分かったため、短時間勤務・スポット勤務にフォーカスしたプロジェクトをテスト的に実行することが決定しました!まずは、企業様から「1日数時間だけ」といった限定的な求人をいただき、ニーズにマッチする求職者様をマッチングさせることに挑戦していきます。光栄なことに、私はこちらのプロジェクトのチームリーダーの役割を担わせていくことになったため、全く新しい試みではありますが、今回の合宿で感じた現場の声に耳を傾けることと、スピード感を大切にチームメンバーと推進をしていきたいと思います!
~合宿当日の様子②♪~
リジョブのメンバーはオンとオフの切り替えが上手なので(笑)日中は白熱した議論をしていますが、1日目の夜にはBBQ・2日目のお昼には全員でカレーを作って食べるという、キャンプ場ならではのコンテンツもしっかりと楽しみました☆
今回、自分たちが経営幹部候補合宿の中間発表で感じた違和感をそのままにせず、あえて一次情報の収集に振り切り、企業様・求職者様からお話を伺ったことで、
普段私たちが向き合う業界の方々が何を求めていて、何が重要課題なのか?
ということを合宿参加者全員で改めて認識することができ、かつ事業を前に進めていく上での意思決定の材料をたくさん集めることができました。
そして合宿に関わらず、「現場に行き直接声を拾い、サービスに反映させる」ということに、決して妥協してはならないなということを改めて感じています。
今回の合宿に参加したメンバーからは、
…など、実際の声を聞いたからこそ感じたことがあり、お客様の期待に応えていきたい という想いが強くなったという意見がたくさん出ていました!
このように今年の合宿では、企業様・求職者様の声を集めサービスに生かすことを最重視しました。全社的に掲げる2023年度のテーマは「ニーズファースト」ということで、今回の合宿で発足したプロジェクトはもちろん、日々お客様や業界に向き合う中で、全社メンバーとして大切にしていきたいと思います!
リジョブでは毎年6月に経営幹部候補の公募を行っており、新しくメンバーとして加入し、はじめて経営幹部候補合宿に参加した2名に感想を聞いてみました!
◆大知 瑞貴(2020年新卒入社:WebマーケティングDiv.所属)
出身校:麻生情報ビジネス専門学校
学生時代:資格取得に力を入れる
夢:「誰もが情報や環境の格差に関係なく、自分でやりたいことを見つけて実行できる世の中を作る」こと
▼なぜ経営幹部候補に立候補したのか?
目の前に向き合ってきた2年間を経て、目の前のことだけでなくその先の組織や事業を大きくしていきたいと考え、チーム/事業のために自分が成長するには、今しかないと思い、立候補しました!
そして、何事も自分ごとに捉えて、当事者として実行していける人になりたいと思っています。
▼合宿の感想
事前準備の段階では、「自分に何が議論できるんだろう」と不安がとても大きかったです。ですが、準備期間〜合宿当日に、議論をする中で少しずつ自分の考えを伝えることができるようになりました。特に、経営陣やMGRがどんな考えを持っていてそこに対してどんな意志があるのかなどをお伺いすることで、自分に足りていないことや異なる角度の考え方に気づくことができたと感じます。
また、経営陣やMGRと組織の一員として、自分の意見を持ち議論できる場だったからこそ、前提の知識や経験など違いはある中でもそこをどう埋めにいくのか・どこまで自分を高められるのかという自分の成長と事業に対する当事者意識の重要性を実感しました。
合宿を通して、これからの事業を担うメンバーである自覚をしっかりと持ち、成長していきたいと思いました。
◆川波 風太(2021年新卒入社:WebマーケティングDiv.所属)
出身校:神戸大学 発達科学部
学生時代:アカペラサークルでライブの企画・運営を行うなどサークルに没頭した学生生活。4年次には1年間休学し、世界一周。
夢:より多くの人が平等に機会を得られる社会にすること
▼なぜ経営幹部候補に立候補したのか?
リジョブとして業界や社会、より多くの人に対して価値提供をしていく上で、自分自身も成長させ、自分が与えることができる影響の範囲を広げていきたいと思ったからです。そして、今目の前にいる仲間や顧客に対してだけでなく、その先の社会を仲間とともに創っていきたいと思っています!
▼合宿の感想
今回の合宿は経営課題が何かを考えるところから始まり、最終的には具体的な打ち手までを考えるものとなっており、正直始めは何も分からない状態でした。それでも進めていく中で経営視点で見て考えることの難しさを実感しつつも、徐々に自分たちが普段から向き合っていることの延長に経営課題があることを理解していきました。またこの1か月程度の時間の中で、経営課題を仮説で終わらせず、メンバーを巻き込みながら1次情報の獲得に奔走し、そこから打ち手まで昇華させていく経験をできたことで、計画で終わらせず自ら推進していくことの難しさも感じることができました。
経験や知識が足りないながらも経営陣やMGRと対等に議論しようと考えて発言していくことで、自分が事業や組織の成長を自らが担っていく力になれることやその重要性を実感し、改めてこれからのリジョブを作っていく存在になれるように自らの視野を広げて視座を高めていけるようになっていきたいと思います。
…リジョブでは、このように想いを共有し、一緒に会社を創っていくメンバーを募集しています☆少しでも興味を持っていただければ、ぜひ話を聞きにきてくださいね♪