みなさま、明けましておめでとうございます。2021年頭ブログで紹介する大知 瑞貴(だいち みずき)さんは、エンジニア養成の専門学校でスキルを身に着け、昨年新卒入社。求職者向けが前年比1.4倍、企業様向けの採用管理アプリが前年比約3倍と、爆発的にユーザーが増えている「リジョブ美容」のアプリ施策を含む、WebマーケティングDiv.プロダクトチームの一員です。
※インターン時代のインタビューブログはこちら↓
「インターン時代は“言われたことをこなすこと”に精一杯でした。まだまだ発展途上ですが、マーケに配属されてからは少しは周りの状況を見て、主体的に動けるようになったかな、と思います。“どうすればより良いサービスを創れるか”と考えた時に、やりたい事の幅も広がってきました」と話す大知さんに、話を聞いてみました。
●WebマーケティングDiv.配属後、どのような仕事に携わっていますか?
はい、プロダクトチームで先輩方とともに、主に①リジョブ美容のWEB・アプリ双方に関わる改修や、②スカウト機能のブラッシュアップ に関わっています。
①について、アプリ自体は世の中にニーズが広がっており、マーケティング上も一般的な施策ですが、50万人の登録ユーザー(求職者)がいるというこの環境で、開発や改修に携われていることはすごく貴重な経験だと思っています。アクティブユーザー数もデイリーで数千人と、関わるアプリの先に多くのお客様がいらっしゃるので、気持ちが引き締まりますね。WEB・アプリ双方を見るプロダクトチームの中でも、アプリ改善にはとても注力しています。
②についても同様に、求職者に対し企業側から送る「スカウト精度を高める施策」を実行しています。まず「企業が求職者にスカウトを送るまでに、どの位の手間がかかるのか?どこを省くのか?」を考えますが、この際大事なのが「サービス全体でどこへ向かっていきたいのか?」をブラさないことだなと。
リジョブ美容はプロダクトビジョンを“想いを結ぶ”と定めており、「より、想いを結ぶために出来ることは?」とプロダクトチーム全体で常に考えています。その上で、例えばプロフィール欄の充実が必要だったり、導線のスムーズな整理を行ったりといった施策が必要になりますが、行き詰った時はいつも、大元のサービスの在り方を考えるようにしていますね。
●どんな時に、マーケターとしてのやりがいを感じますか?
配属当初は恥ずかしながら、「自分の施策が直接サービスに反映される事」がシンプルに嬉しかったです。今はその施策がどういう成果を生み出したのか、そこが数字として表れた時に達成感がありますね。
マーケターとして、他社サービスのリサーチも大切ですし、良さそうな施策を参考にする機会ももちろんあります。けれど、大事なのは「他社にとって最適でも、リジョブにとってその施策はどうなのか?」を決める判断軸を持つことだと思っており、そういった時に社内に蓄積された生データを見に行って、ふわっとしたものの根拠付けがハマり、成果の出る施策が打てると嬉しいですね。
●新人マーケターとしての、平均的な一日の過ごし方を教えてください。
市場リサーチや、新たに追加したい機能についてのMTG、進行中案件についてのディレクション、担当施策のテスト業務などを行っていて、あっという間に一日が過ぎていきます(笑)
他社エンジニアの友人と話していると、リジョブの環境はすごく恵まれていると実感します。インハウスのエンジニアやデザイナーがいてくれることや、膨大な蓄積データにアクセスが許されていて、そこから施策のヒントや裏付けを考えていける環境など、マーケターとして自ら動ける範囲、考えられる範囲がとても大きく、一気通貫でサービスの在り方を考えられるのが気持ちいいですね。
●これまで関わって、特に印象的だったプロジェクトは何ですか?
自分が関わる施策はまだまだ小さなものですが、チームリーダーのM先輩が主導した「リジョブ介護のアプリ開発」と「既存アプリ(アンドロイド版)のネイティブ化」の2つがとても印象的でした。私自身はテストケースのサポート業務をしたり、MTGに参加させていただいたり、といった関わり方でしたが、大きな施策を動かすときに、全社としてどういう方向性やスケジュール感で進めていくのか、それを間近で見られたことが何より勉強になりました。
また、仕事の進め方についても、大いに学びになりました。例えば介護アプリ開発は、延べ20名近くのメンバーが関わるプロジェクトでしたが、MTGでは初参加メンバーも即キャッチアップできるように、スケジュール感や進捗状況、決定事項、役割分担、この先の進め方などすべてが細かく網羅されていて、その緻密さ、配慮の行き届き方に圧倒されました。そんなM先輩の「仕事の進め方」を今後自分も活かしていきたい、いつか自分でもプロジェクトを回せるようになりたい、という目標ができましたね。
●「エンジニアとしてサービスを実装したい」目標があるのですね?
はい、もちろんマーケターとして経験値を積み上げたいと思うのですが、専門学校でエンジニアの勉強をしてきたこともあり、「エンジニア知識を活かし、実装もできるマーケター」としてリジョブの新しいサービス開発に携わることが当面の目標です。現在、SQLの知識でチームに多少の貢献は出来ていると思いますが、その幅をもっと広げていきたいですね。
というのも、マーケターはディレクション部分を担いますが、エンジニアの部分が分かることでより、サービスを全体最適でみられると思うんです。ユーザーニーズの分析から必要な改修の仮説立て、その後エンジニアとしてプログラミングを行い実装まで一気通貫で行えたら、エンジニアにとってもマーケにとってもよりスピーディーに・最善のやり方を目指していけるだろうなと。「自分だからこその強み」を活かした存在になり、チームに貢献出来たらいいな、そう思っています。
●リジョブで働いて良かった、と思えるのはどんな所ですか?
一番感じるのは「自社サービスのマーケ担当として、行える範囲がとても広い」という所です。他社のエンジニアはある程度“営業が取ってきた仕事に対してここまで行う”といった範囲が定まっているケースが多いですが、リジョブではマーケにもしっかり権限があって、社内エンジニアやデザイナーと一緒に施策を進めていくので、サービスとしての自由度が高いなと感じています。
また、志のあるメンバーが多いことにも刺激を受けています。いくら最新言語を学んでいても、スキルが優秀でも、志がないと「言われたものしか作れない」エンジニア・マーケターになってしまいますが、志があることで技術を道具として使いこなせるのだな、と。
自分が新人であっても、提案を頭から否定せずに先輩方から「どうしたら実現できるか?」をアドバイスしてもらえますし、CTOやマネージャーとの距離も近く、非常に相談しやすい環境に折角いるからには「マーケター兼エンジニア」を目指して成長したい、と思っています。
●就活中の学生さんに向けた、メッセージをお願いします。
私自身は、両親の難聴という障がいをきっかけに社会課題に関心を持つようになり、「事業を通して社会課題を解決する」ことを掲げたリジョブに惹かれたのが応募のきっかけでした。
社会課題解決に挑んでいる会社という事はもちろん前提にありましたが、リジョブが関わる美容業界については正直、入社前は「ファッションが好きな人が美容師とかネイリストになるんだろうな」といった漠然としたイメージしか持っておらず、“慢性的な人手不足” “離職率の高さ”といった業界課題を深く知ったのは、入社後でした。
「この職業に就きたい」という夢を持って働き始めた人がほとんどな美容業界なのに、同じ技術職のエンジニアは転職の度にキャリアアップが望めるけれど、美容師は同じような技術職でもそれができない。何故なのだろう?どうしたら改善できるのか?という所、根本課題から目をそらさず、チーム全体で向き合えるリジョブの環境はとても貴重だと思っています。
まだまだ駆け出しで、行動量を積み重ねている自分ですが、社会のギャップを無くしていく為の仕組み構築にマーケター兼エンジニアとして関わりたいというのが大きな夢です。「マーケターとして、事業立案やサービス企画に一気通貫で携わりたい」「まだ見ぬサービス開発を通して、社会課題を解決し世の中の役に立ちたい」といった方は、ぜひ話を聞きにいらしてください。2021年、みなさんとお話できる事を楽しみにしています!