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メンバーがグローバルに活躍する機会をサポートする新制度「WIP」が始まりました!

こんにちは、Wantedly広報の稲生です。

この度Wantedlyでは、組織のさらなる国際化に向け、2018年7月よりメンバーがグローバルに活躍する機会をサポートする新制度「WIP(ウィップ)」を導入しました。今回、どのような背景で「WIP」の導入を決めたのか、CTOの川崎に話を聞きました。

なぜ「WIP」という名前なのか

「WIP」には2つの意味があります。1つは「Wantedly Internationalization Program」の略称です。ロゴ中にある「i18n」は、 internationalizationを短縮した表現です。特にソフトウェア開発の文脈で、多様な言語や地域で利用可能にすることを指しています。

もう1つは「Work In Progress」、つまり“現在進行中”の意味です。ソフトウェア変更が作業中であることを伝えるためにGitHubのPull Requestにつけたりと、こちらもソフトウェアエンジニアなら馴染みのある略語だと思います。

Wantedlyの海外展開を全力で進めている、という思いが込められています。他にも複数候補はあったのですが、口にしたときの発音しやすさも考慮して「WIP」に決定しました。

「WIP」を導入するに至った理由

拠点間の情報格差を無くす

導入の背景には2つの理由があります。1つ目は、本社と支社の情報の差を埋めるためです。

Wantedlyでは2017年3月のシンガポール子会社の立ち上げを皮切りに本格的に海外進出を進めてきました。現在は、シンガポール・香港に拠点があります。シンガポールでは登録企業数も1000社を超え、順調な成長をしています。また、東京オフィスにも非日本語話者のエンジニアメンバーも増えてきています。その結果として、日本にいるメンバーもGitHubやSlack上で英語でのコミュニケーションをする機会が徐々に増えています。

Wanteldyの海外展開の特徴として、現地で優秀なカントリーマネジャーを採用し、会社のミッションやカルチャー、プロダクトを深く理解している、強力なチームを現地採用のメンバーで作っている点が挙げられます。

日本発のプロダクトを海外展開していく上で、日本人を現地に送り込んで展開していく方法もあると思うのですが、その国のユーザ理解が難しかったり、クライアント獲得が出来なかったりとなかなか成功しにくいのが現実です。

海外拠点が増え、様々な国籍のメンバーが増えると、国を超えてのコミュニケーションや相互理解が重要になってきます。国を超えての相互理解の重要さは僕自身が前職で身を持って感じたことでもあります。

自分の体験談になるのですが、前職時代は本社がニューヨークにあるグローバル企業の日本支社で働いていました。ニューヨークとロンドンがグローバルの開発方針を決める力を持っており、どんな意識決定やどういう優先順位で進んでいるのか、日本にいるとほとんどわからないという状況でした。チームメンバーに最新の情報を伝えるため、週に2回、夜11時からの電話会議に出てキャッチアップしていましたが、それでも情報の質と量の差を埋めるのが困難だったのを覚えています。

Wantedlyは創業当初から海外展開を視野に入れて開発を進めてきました。前述したように、拠点もこの1年で3箇所に増え、勢いが増してきたこのタイミングで、早めに情報の差を無くしておきたいというのが、導入した1つ目の理由です。

国内から、グローバルで注目される人材を

2つ目は、国内のメンバーをグローバルで活躍する人材に育てるためです。

Wantedlyではこれまでも、国内のカンファレンスへのメンバーの登壇支援を行ってきました。僕たちが先人たちの知見に助けられてプロダクトを開発してきたように、僕たちもプロダクトの開発やビジネスを進める上で得た知見を、積極的に外部に発信することを推奨しています。

しかし、ソフトウェアエンジニアリングの世界では英語が1次情報であり、日本国内の発表だけではどうしても1歩遅れてしまいます。技術的な話に限らず、例えば最近注目を集めているカスタマーサクセスの分野なども、AirbnbやSlackなど国外企業の先進事例が多いです。

国外の事例をいち早く取り入れ、国外に向けて僕たちの知見を発信していくことが、メンバーが活躍する範囲を広げることにつながり、ひいては組織の成長にもつながっていくと考えています

「WIP」の2つの制度

1. 英語学習支援

「WIP」に2つの制度があって、1つ目は「英語学習支援」です。

オンラインで24時間受講可能なサービスを導入しました。受講額の半額を会社で負担します。実際に使っているメンバーに話を聞くと「外国語を話すことに対して恐怖心が無くなった実感はある。」とのことなので、導入して良かったと思っています。8月末には東京に海外メンバーが全員集まるので、是非国内メンバーには英語力を鍛えてもらってほしいですね。

2. 海外トップカンファレンス登壇支援

2つ目は「海外トップカンファレンス登壇支援」です。

海外のカンファレンス登壇・参加の参加費・渡航費・宿泊費を会社が負担します。会社に大きな貢献を続けてきたメンバーにトップカンファレンスへの参加を推奨し、最先端の知見を組織にもたらすことで、より大きな成果を出せるようことを目的としています。また、発表が採択されたメンバーに関しても参加費用を会社が負担します。

もちろん、エンジニアに限らずビジネスチームのメンバーでも、海外カンファレンスへの参加を認めています。これらの制度を活用して、メンバーひとりひとりがより社会で活躍できる人材になることを期待しています。

また、海外事業統括執行役員の後藤からも、WIP施策についてメッセージをもらっています。

"Wantedlyの海外事業が順調に拡大を続けているもっとも大きな要因は世界に類を見ないプロダクトを各オフィスから提供しているメンバーです。今後もWIPをはじめとした人材への投資を続け、組織の生産性向上はもちろん、メンバーのキャリア支援や世界中のテックコミュニティへの貢献を加速して参ります。"

Wantedlyは国境を超えて『シゴトでココロオドル人をふやす』ために今後も頑張っていきます。

一緒に働きたい方も常時募集中ですので、ご興味のある方のご連絡お待ちしております!


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