グッドパッチのクライアントワークについての質問に答えます! | Goodpatch's Blog
こんにちは!広報の高野です。みなさまから「グッドパッチのクライアントワーク(受託)って実際どんな感じで仕事が進んでいるんですか?」という質問をよくいただきます。今回はそんな疑問にお答えする「クラ...
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こんにちは!
広報の高野です。
今回は前回ご好評だった【グッドパッチ仕事図鑑】デザイナー編に続き仕事図鑑シリーズ。社内のプロジェクトマネージャー複数名に日々どのような想いで、どんな仕事をしているのかを聞いてきました!
海外では「Webディレクター」という職種が存在しないという背景からグッドパッチでは「ディレクター」という職種をなくし、クライアントワークのプロジェクトマネジメントを担当する人のことをプロジェクトマネージャーと呼んでいます。略してPM。進行管理だけでなくクライアントとのコミュニケーションを含めたプロジェクト全体をデザインし、より良いプロダクトを作る仕組み作り全体を担っています。
グッドパッチのクライアントワークは少人数制のプロジェクト型。小さなチームが複数あり、様々なプロジェクトが同時に進行しています。プロジェクトマネージャーは、UXデザイナーと兼務してプロジェクトを担当することが多く、デザイナーやエンジニア、クライアントを含むチーム全員が、気持ちよくものづくりに励むことができる環境作りに徹します。グッドパッチで大切にされている行動指針「偉大なプロダクトは偉大なチームから生まれる」という言葉はまさに、プロジェクトマネージャーにかかっているんですね!
プロジェクトマネージャーの携わる範囲は、このデザインプロセス全て。クライアントとグッドパッチのメンバーを1つのチームにするところから、UX/UIデザインを担保した要件定義はもちろん、開発の進捗管理などを一貫して担当します。それ以外にも、契約書のやりとりや、プロジェクトで使用するツールの選定など細やかなことまで、基本的には1名で対応。そのため、グッドパッチではプロジェクトの掛け持ちは原則的に行わず、ひとつのクライアントに専任でフルコミットしています。
グッドパッチには、プロジェクトマネージャーとプロダクトマネージャーの2職種が存在します。
ここではグッドパッチなりの職種の定義をご紹介します!
プロジェクトマネージャー
プロジェクトにアサインされたデザイナー、エンジニアなどのメンバーをまとめスケジュールの設計・管理、開発進行、プロモートまでプロジェクト全体のマネジメントを担当します。プロジェクトの期間は様々ですが、半年〜1年のものが多い傾向にあります。
プロダクトマネージャー
自社プロダクトのProttやBaltoなどの運用・改善・グロースを担当します。携わるメンバーは、デザイナー、エンジニア、セールス、CS、マーケなど多岐に渡ります。プロダクトに対して、プロダクトマネージャーは1名。様々な側面からプロダクトの現状を把握し、目指すべき方向性を示す必要があります。
現在、グッドパッチに所属しているプロジェクトマネージャーのバックグラウンドは様々。最近では、働きながら、自分でUX/UIデザインを学んでいたり、学んだことの実践の場を模索していてグッドパッチに辿り着くメンバーも多いとか。前職までには、何らかのディレクター経験を持つ人が多く、Webディレクターのスキルをベースに活躍している人が多い傾向にあるようです。
グッドパッチのプロジェクトマネージャーは、UXデザイン(ペルソナ、カスタマージャーニーマップ、インタビュー、ユーザーテストなど)を実践的に使いこなし、開発までを行います。こういったプロセスのゼロイチを何度も経験できることが醍醐味!
そんなプロジェクトマネージャーに求められるのは、サービス開発に携わるための基礎知識はもちろん、UXを前提にものづくりができること。つまりユーザー、クライアント、そしてチームが置かれている状況や課題感を適切に理解し、その課題をどうやって正しい方向に導けるかを考え抜けること。今回、社内のプロジェクトマネージャー数名に聞いていて、UXをチームの誰よりも考え抜き、実行できる人たちなのではないかと感じました。そのため自然とチームメンバーを尊重し、彼らが本来の力を発揮できるようなリーダーシップも同時に必要となるのだと思います。
様々な課題、方法、技術を踏まえて良いものづくりのために、チームと一緒に試行錯誤し、泥臭く前に進んでいく力。そんな力はなかなか後付けできるものではありませんが、グッドパッチのプロジェクトマネージャーには、それが備わっている人が多い傾向にあるようです。
いかがでしたでしょうか?
【グッドパッチ仕事図鑑】プロジェクトマネージャー編。
次回はどの職種がピックアップされるか、お楽しみに!