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クラウドワークス今期のスローガンである「いいチームをつくりましょう」を体現しているチームにインタビュー! 第4回は、ハイレベルな非エンジニア領域事務を得意とするワーカーさんと、それらの仕事をお任せしたいクライアントさんのマッチングを行う「ビズアシスタント オンライン」チームの後神(ごかん)勇次さん上田愛奈(えな)さんにお話しを伺いました!
▼左より
後神 勇次さん、上田 愛奈さん
ハイレベルな非エンジニア領域事務でのマッチング
―まずは、ビズアシスタント オンラインについて教えてください!
上田:クライアント様から非エンジニア領域事務系のニーズをヒアリングし、クラウドワークスのデータベース上でサーチ。経験・スキルの合う方を私たち事務局がスカウトし、面談を通してニーズにマッチした方をご紹介するマッチングサービスです。
後神:例えばあるメーカーさんのリサーチ業務では、分析やマーケティング経験がある方をアサイン。分析からデータ作成を全てワーカーさんにお任せしています。マネジャーである奥野さんのもと、役割はクライアント側とワーカー側の2つに分かれています。僕とメンバーの福島くん、七瀬さんがクライアントサイド。どんな業界で、どんな仕事内容のニーズがあるか、市場を切り拓きながらアプローチしています。愛奈さんはワーカーさんサイド。クラウドワークスのサービス上でのスカウトや面談を担当されています。
上田:ワーカーさんは30~40代の方が中心。子育ては落ち着いてきたけど、まだ外で働くのは難しい、でもリサーチ会社で10年の経験がある…という方や、豊富な経験があるが、今海外に住んでいてスキルを活かせる仕事を探しているという方が活躍されています。週3日間や、月曜から金曜まで1日1時間など、働き方はその方のライフスタイルに合わせたスタイルで。「自分の経験が活かせる仕事がみつけられなかったので声を掛けてもらえてうれしい」というお声を頂くことも少なくありません。
後神:クライアントさんには派遣や正社員採用との働き方の違いを打ち出しています。例えば「今いる正社員の方の『行動する』部分はこちらのワーカーさんにお任せして、その時間を『考える』ことに使いませんか」「派遣の方にお任せしている業務は、プロの方であればもっと短い時間で終わるので、コスト削減に繋げられます」といった具合です。クライアントさんの事業・業務内容を深く知る必要があるため、予算管理されている方とお話しすることが多いです。
上田:ワーカーさんには「ご経歴に合うお仕事をしませんか」とお話しをしています。せっかくお持ちのスキル・経験を活かす機会がないのは本当にもったいないですから。
よく「うちのチームは今会社の中でもっともベンチャーだよね」という話をしていました。
―ありがとうございます。ビズアシスタント オンラインの事業が始まったのは2016年の10月からですが、当初は大変だったと伺っています。
上田:12月までは目標達成できずヒリヒリしていましたね。変わったのは日々の指標を細かく設定できるようになってから。新規事業ですから、クライアントさんから案件を頂き、ワーカーさんを探し、契約に至るまでにどれくらいの日数・工数がかかるのかの把握からスタート。全体のペースを掴めるようになったタイミングでクライアント側はアポイント数、私であればアサイン数や三社面談数などフローによって目標達成指標を細かく設定し、日々確認・軌道修正ができるようになりました。例えばこれまでの行動量では達成が難しいことが分かり、「面談数を増やさなければいけないから、1回あたりの時間を最低限に短縮しよう」など、やり方を工夫。結果1月からは目標を達成し、サービスを軌道に乗せることができるようになったと思います。
後神:もちろん今は、チームとして目標を達成できるようになって本当に嬉しいのですが、それまではクライアントさんは興味を持ってくれているのに、なかなか契約に至らず『勝ち筋』が分からない状態。日々夜遅くまで手探りで走り続けていた時は大変でしたね。でも僕たち、1月の目標は会社のものより自ら10%あげましたよね?
上田:そうなんです。これまで未達だったこともあり、100%で達成しても周りからは「ふーん」で終わってしまう気がして。
―なぜそこまで気持ちを込めていけたのでしょうか。
上田:私にとっては自分で企画提案した初めての新規事業。それを自ら育てていくチャンスだったからですね。
後神:僕は立ち上がって3ヶ月目くらい、途中からのジョインでしたが、その時はまだカオス状態で(笑)
上田:後神さんにはいってもらったタイミングは、正直事業が立ち上がってるとは言い難かったです(笑)今のチームの勝ちパターンを作ってくれたのは、間違いなく後神さんですね。
後神:(笑)ので、自分で「こうしたらいいんじゃないか」と考え、実行。作り上げた部分が多く、僕も立ち上げにかかわったと思っています。
上田:他のメンバーもこの事業を成功させたい・存続させたいという思いが強く、結束できたことが、行動・成果に結びついたんだと思います。大変だった時によく「うちのチームは今会社の中でもっともベンチャーだよね」という話をしていました。
時間が掛かっても両者が納得するまで話きる、"なんでも言い合える”チーム。
―社内からもチームの一体感がすごいという声をたくさん聞きました。そのあたりをぜひ詳しく教えてください!
後神: コミュニケーション量がかなり多いチームだと思います。ホワイトボードに全員の業務進捗状況を書いて見える化し、日々朝会・夕会で全員がお互いに突っつき合っています(笑)。「これ、そろそろやってほしいな~」「明日やります!」とか。あと相談ごとはお互い溜めずその場で解消するので対話の機会が多いですよね。
上田:雰囲気はフランクですね!時に厳しく大体楽しい。ご飯も結構みんな席で食べちゃってます(笑)。一時期健康ブームでみんなサラダ食べてました。
―その中でもチームがうまくいっている理由を、あえて一つあげるとしたらどの部分でしょうか?
後神:言いたいことを言いあえている所ですかね。たまにお互いイラっとしながら(笑)
上田:(笑)ワーカーさん側と、クライアントさん側。それぞれの立場で話すので、お互いが納得いくまでとことん話し合いますね。
後神:最近特にバトルが多いですよね。でも時間が掛かっても両者が納得するまで話きります。そうでないと前に進んでいけないので。
―そうなんですね!1日1回くらいはバトルされているのでしょうか?
上田:ここ2人は1日10回はやってます。皆で話しているのは、「ビズアシスタント オンラインのニーズを探り、新たな市場を切り拓いていくことは、クラウドソーシングの可能性を広げるということ同じなのではないか」「チームというより会社全体の話だね」ということ。だからこそ取り組んでいる課題は難しいけれど、今できることはどんどんチャレンジしていく。これを続けることが何よりも重要かなと考えています。
―最後にお2人の今後の目標を教えてください!
上田:既存領域以外でワーカーさんがもっているスキルで新たな領域を開拓したい、仕事を届けたいと思っていますが、究極的にはこの事業や、私が行っているマッチングの役割自体はなくなってもいいと思っています。何年か先になるかもしれませんが、この事業の経験が、クラウドワークスのプラットフォームで活かせられると嬉しいですね。
後神:セキュリティをはじめクリアにすべき課題はたくさんありますが、ビズアシスタントオンラインをクライアントさんにとってのスタンダートにしたいですね。そのためにまずは幅広い事例をつくっていきたいと思います。
―上田さん、後神さんありがとうございました!