エーピーコミュニケーションズには、エンジニアがエンジニアのままキャリアアップできる3つの職種があります。
・プロフェッショナル職
・プロジェクトマネジメント職
・エンジニアリングマネジメント職
2015年度まで当社の人事制度には総合職しかなく、エンジニアであってもポジションを上げていくには管理職(マネージャー)という選択肢しかありませんでした。
管理職はもちろん組織に必要不可欠な職種はありますが、技術力を高めたいエンジニア、それを武器に世の中の役に立ちたいエンジニアにとって、管理職になることだけが必ずしも良いキャリアパスだとは言えません。
そこで、“エンジニアがエンジニアであり続けられるキャリア ”を創るため、エンジニアのキャリアパスとして管理職以外の職種を設けることにしました。
・プロフェッショナル職
「自分の技術で、経験で、技術にこだわっている人を感動させる」ことをミッションとしています。技術と向き合い昇華させることはもちろん、アウトプットすることが必須となっています。社内外の技術イベントや勉強会での登壇、社内大学「APアカデミー」での講座新設、論文の発表、書籍出版、OSSの開発やコントリビュート、技術ブログへの投稿、コミュニティ活動等、それぞれの得意な方法でアウトプットすることで評価されます。
エンジニアインタビュー
プロフェッショナル職「スキルを磨き続けて、人に役立つ“未来の技術”につなげたい
プロフェッショナル職「自分の強みを一番発揮できるのが、アウトプットがダイレクトに評価されるプロ職だった」
プロフェッショナル職「エンジニアとしてステージを変えたい!その思いから一歩踏みだしチャレンジ」
テクニカルエバンジェリスト職
プロフェッショナル職の上位職として「テクニカルエバンジェリスト職」もあります。
こちらは社内外のエンジニアに対して技術伝播と、高い付加価値の創造による「組織風土の醸成とブランド力向上」がその役割です。
エンジニアインタビュー
テクニカルエバンジェリスト職「社外活動で得た“新しい視点”が、世界を広げる」
・プロジェクトマネジメント職
案件提案・受注・完遂を管理職・プロフェッショナル職と連携し実行することで、会社の売上、利益向上を担うことををミッションとしています。お客様満足の向上に為に全力を尽くし新しい案件へのチャレンジすることで、付加価値の高い案件実績を積み上げることが求められます。PMを担当し完遂できる案件の規模によって評価されます。
エンジニアインタビュー
プロジェクトマネジメント職「”愚直さ”と”頼る力”を武器に、真の課題解決を目指す」
プロジェクトマネジメント職「現場の最前線でエンジニアとして活躍し続けたい」
プロジェクトマネジメント職「自分の計画や行動が、ダイレクトな結果になって返ってくるのがこの職の魅力」
・エンジニアリングマネジメント職
こちらは管理職群の職種の1つになります。APCではミドルマネジメントを担う職種には2種類あります。1つは30人ほどの組織を管掌し、部下育成と事業戦略の実現に向けて、管掌規模拡大をミッションとする「グループマネージャー」。こちらはいわゆる管理職です。もう一つがこの「エンジニアリングマネージャー」で、テックリードとして小規模な精鋭チームを技術的に牽引しながらも、管理職としてチームのパフォーマンスを最大化させることをミッションとしています。
エンジニアインタビュー
エンジニアリングマネジメント職「一人じゃ得られなかった達成感。共に挑戦できる“強いエンジニア組織”を作る」
エンジニアリングマネジメント職「持ち前の情熱とスキルに裁量を加え、事業の成功に向けて邁進する」
多くのエンジニアが、自分の技術やスキルを活かせる環境でその力を発揮しています。数年かけて制度が社員に浸透していった結果、2015年に6名だったプロフェッショナル職は現在28名となり、テクニカルエバンジェリスト職は2名、プロジェクトマネージメント職とエンジニアリングマネージメント職はそれぞれ12名と8名になりました。
エンジニアそれぞれが描くキャリアを自ら実現することで、個人のスキルが上昇し、それが結果的に会社全体のレベルアップにつながっています。
また、プロフェッショナル職によるアウトプットが促進されたことで、社外のエンジニアや技術トレンドを意識した行動が活発化されました。また、中堅エンジニアだけではなく、若手エンジニアが自分のキャリアを早いうちから見据え行動することが増えてきました。
この制度を運営するうえで大切にしてきたのは、会社の独りよがりな制度にしないこと。そのため、制度改良も各職種のミッションのひとつとしており、人事とエンジニアが協力してより良い制度になるようブラッシュアップをしてきました。
当社社長の内田は、こう言います。
「 SI業界を変えるということは、SIerが変わっていくということ。それにはやはり、エンジニアの力が必要です。彼ら自身がわくわくしながら働くようになれば、いずれ SI業界全体も活気に満ちた面白い業界になっていくと私は信じています。 APCがエンジニアにこだわる理由はそこにあるんです」
業界の変革とAPCの成長、そしてエンジニアのために、APCは“エンジニアがエンジニアであり続けるキャリア”を支援していきます。
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Qiita