―貴社の事業内容を教えてください。

垣内様：弊社は建築事業から始まった会社で、現在はインテリア商材のEC事業をメインに行なっています。メーカーからの仕入れ商品の販売に留まらず、自社のオリジナル製品の企画、デザイン、販売までを一気通貫して行うことを強みとしています。

また、店舗を持たずECのみで販売を行うのも特徴です。家賃など販管費を下げることで、質の高い製品を低価格でユーザーにお届けすることができています。

―Wantedly Adminの導入前、どのような採用課題がありましたか？

垣内様：現在、弊社は設立から11年が経過していますが、採用や広報の専任が就いたのはここ1〜2年のことなんです。

これといった採用ノウハウもなく、いわば「なんとなく」の状態で採用を進めてしまっていたんですね。地方の企業であったことから、採用活動は基本的にハローワークを利用して行なっていました。

ただ、近年では新卒採用の取り組みも開始。事業を大きくするフェーズがやってきたので人材を積極的に採用したいと考えたんです。そこで、東京で働く優秀な方を、UターンやIターン人材として採用したいと思ってWantedly Adminの導入を検討しました。

―さまざまな採用サービスがある中で、Wantedly Adminを活用するに至ったのはなぜでしょうか。

垣内様：Facebook広告かなにかで、もともと存在を知っていたのが大きかったと思います。導入に至っては費用対効果の心配があったものの、導入コストは他サービスよりも低いですし「まずは始めてみよう」と考えて半年前から導入しています。

―どのようにしてWantedly Adminを運用されていますか？

垣内様：募集やストーリーを執筆し、公開するという基本的な使い方です。人事広報担当者が私しかいないので、幅広い活用は今後挑戦していきたいと思っているところですね。

以前まではコーポレートサイトのみに掲載していたブログ記事をWantedly Adminのストーリーとしても配信し、多くの方にご覧いただいています。

―素晴らしいですね。掲載目標などを決めて進めてらっしゃるのでしょうか？

垣内様：弊社の雰囲気や取り組みをより多くの方に届けていくため、月に2件のストーリー公開を維持することを目指しています。

楽な取り組みではありませんが、せっかくプラットフォームがあるので、社風を伝えるために最大限活用していきたいと思っていますね。

―Wantedly Adminでの採用状況はいかがですか？

垣内様：Wantedly Admin経由では、中途採用の社員が1名入社しています。企画、デザイン、販売とさまざまな職種が必要な業態なので、今後はスペシャリストの採用にも力を入れていきたいと考えているんです。

たとえば、フォトグラファーやWebデザイナーなどがそれに当たります。また、ECの運営経験のある人材も積極的に採用していきたいタイミングですね。

―Wantedly Adminを導入したことで採用活動に変化は見られますか？

垣内様：社内での人事体制が整いつつある中での導入だったので、すごく快適に活用できています。

Webを通じて業界経験のある方と出会えますし、想いで人とつながることに重きを置いたWantedly Adminだからこそ、事前にミスマッチがないかどうかすり合わせができています。

以前と比較しても事業や働き方への齟齬が生まれにくい印象がありますね。

―最後に、今後Wantedly Adminをどのように活用していきたいか教えてください。

垣内様：サービスの仕組み自体はすごく満足しているので、今後は私たちがより活用して人材の採用につなげられたらと考えています。

弊社は、愛媛県の街中から車で30分ほど走らないとたどり着かない田舎の中小企業です。 都会で働くIT人材の方とマッチングするためには、まだまだ企業として努力していかなければなりません。

ただ、都心に負けないスピード感や裁量の大きさがある組織であることは自負しています。その魅力や特徴を、Wantedlyのプラットフォームを通じて、より遠くまで届けていきたいですね。