ーー 組織拡大の変遷の中で、かつて採用と現場の間ではどのようなギャップが起きていたのでしょうか?
亀井様:創業初期からの変遷を振り返ると、当時は「持続可能な森林」という言葉の解釈が人によってバラバラで、泥臭いビジネス現場との間に大きなギャップが生じてしまっていました。
森未来は「Sustainable Forest」を掲げている通り、補助金だけに頼るのではなく、ビジネスに則ってきちんと価値を還元していくエコシステムを作ることを根本に置いています。しかし、当時はそのロジックが十分に体系化されていませんでした。結果、「森が好き」「森林浴が趣味」といった感覚的な共感で入社したメンバーが、ゴリゴリと営業活動を行う現実を見て戸惑い、離職につながってしまうケースもあったんです。
ーー 実際に、2025年に山北様が入社されてから、採用課題のとらえ直しや要件整理に取り組まれたと聞きました。
山北様:そうなんです。これまでの入退社データや傾向を集計すると、「スタートアップで働く」ことへの解像度が低いまま入社したことにより、ミスマッチが起きていることがわかりました。
安定した環境を求めていたり、自然に関わりたいという目的のみでは、スピード感や現場のリアリティにどうしても馴染めない。そこで、各ポジションのマスト要件を再定義していった結果、他業界でも通用するスキルがあってもあえて森林・林業界を目指すという点で、「ミッション・ビジョンへの共感」は絶対に外せないとなったんです。
ーー 「ミッション・ビジョンへの共感」という点で、Wantedlyを活用いただいているのですね。
山北様:はい。様々な採用サービスを並行して利用しながら、Wantedlyをメイン媒体として活用しています。Wantedlyは、候補者の方の「どういう背景でキャリアを築いてきたのか」「何に貢献したいのか」という軸や想いが見えやすい点が大きな魅力です。
候補者の方のプロフィールを拝見していると、例えば「農学部というバックグラウンドを持ちつつ、社会人経験で培ったセールスのスキルを通じて世の中に貢献したい」といった明確なストーリーが伝わってきます。森未来の目指す方向性と、求職者の方のスキル・志向性がマッチしているかどうか見つけやすいからこそ、採用の軸として活用しています。