ー貴社の事業について教えて下さい。
弊社は国内23店舗・海外3店舗の美容室を展開、運営している会社です。
店舗は日本が中心ですが、現在はアメリカのロサンゼルスや香港にも出店しています。
また、美容室を軸として、美容室✕グローバル、美容室✕ECサイト、美容室✕動画コンテンツ、美容室✕英語など、美容事業に新しい可能性をプラスした、業界では珍しい事業を展開しています。美容業界をリードしていける存在になるために、メンバー全員で色々なビジネスにチャレンジしている最中です。
ー美容室でありながら新規事業を数多く展開されているんですね。
はい。元々は美容業態のみの運営でしたが、10年ほど前から世の中が変化していることに合わせて事業を変化させて行く必要を感じ、美容業と相性の良い事業を立ち上げることを決めました。
今では、在日外国人のお客様を美容室に呼ぶプロジェクトや、美容室の新しい形を取り入れた業態の開発・出店など、大小関わらず新しい事業や取り組みに常にチャレンジしており、美容が好きな方や「美容×◯◯」に可能性を感じる個性豊かなメンバー達が集まってきています。
ー美容業態以外の採用に本格的に取り組むのは初めてだったとお聞きしました。
そうなんです。当時は美容室の経営がメインの事業だったため、美容師と美容室の経営に関わる職種の社員・業務委託・アルバイトしかいませんでした。 そのため、新しい事業を立ち上げるために、その分野の知見の明るい人材の採用を始めることにしました。社内の育成も行っていましたが、新しく取り組む事業に関して、その分野のスキルや経験を持っている人でないと思うように進まず、外部人材の知見や経験が必要でした。
業務委託でも正社員でもインターンでもよいので、弊社の事業に貢献してくれる人材を採用するために色々な情報収集を行いましたね。
ーこれまでの採用とは異なるため、かなり苦労されませんでしたか?
かなり苦労しましたし、悩みましたね。各分野に精通した人材をどの求人媒体で採用すれば良いのか全然わかりませんでした。
受付のアルバイトや美容師の募集をするためにバイト誌や大手求人媒体を常に使っていたのですが、元々美容業態に関わる採用しか行っていなかったこともあり、それ以外の採用はわかりませんでした。
手探りの採用では上手く行かず、次第に外部からも採用の知見や情報を集めるようになりました。そこでWantedlyのパートナー企業を紹介してもらい、今のお付き合いに繋がりました。
ーあえて今まで利用してきた求人広告は避けたとお聞きしました。
はい。求人広告だと、弊社は美容業界に分類されますし、職種も1つの職種に限定せず幅広い仕事をするため、新規事業で働く魅力を伝えきれないと感じました。
例えば、普通の求人広告では、カウンセラーの求人もコンサルティングに分類されますが、コンサルティングに流入してきた人が弊社のカウンセラーの求人を見て、合うかと言われると難しいと思います。
弊社がこれから新しい領域、美容室の経営からもう一歩進んだ事業にチャレンジしていくにあたり、新規事業に貢献する人材を獲得するためには、単に美容室として見られるのではなく、いわゆるスタートアップ企業のような、色々仕掛けていく企業として見られる必要がありました。
そこで、パートナー企業から「美容室を経営している会社が新しいポジションを募集します」という募集よりも、弊社が始める新規事業に賛同いただける方を採用していく切り口で募集しましょうという提案があり、その方針で進めることにしました。
ーその中でWantedlyを利用した決め手を教えて下さい。
Wantedlyのパートナー企業から提案を受け、率直に弊社が今やるべき採用ができるなと感じたことが一番の決め手です。 Wantedlyの存在はCM等を見て知ってはいましたが、パートナー企業からの提案でより具体的になりました。
会社の伝えたい内容を募集やストーリーを通じてダイレクトに発信できるため、私が考えていた事業の想いをありのままに伝えることが出来ると感じましたね。
Wantedlyのような、職種の特徴をストレートに言語化できるのは他の採用媒体にはない良い魅力です。
ーやりたかった採用方法がWantedlyとマッチしていたというわけですね。
はい。Wantedlyは、職種別や雇用形態別で自由に記載が出来ることは、様々な仕事を行う弊社のポジションの求人にとって、職種の面白さや特徴をアピールできることに魅力に感じました。
また、逆にWantedlyには弊社と似た企業がまだ参入していないということも大きかったです。このような採用ツールを使って積極的に発信していくような美容業界の企業が当時いなかったため、逆に利用する方が有利だろうと思いましたね。
ーそこから運用代行も導入することになったわけですが、決め手は何だったんですか?
はい。当時は専任の人事がおらず私が採用も見ていた状況でしたので、弊社が必要とする人材の採用の仕方を提案してもらえることと、工数を削減できることが大きな決め手でした。
新しい事業に貢献してくれる人材の採用方法に知見がないという課題を、外部のノウハウを借りることで解決できるため、弊社としてもメリットが大きかったですね。
ー外部に運用をお願いするにあたり効果が出なかったら、、という心配はありませんでしたか?
少なからず心配はありました。しかし、今まで弊社が採用してこなかった人材を採用するための提案をもらえたり、実際に運用まで入ってもらえる点が、自分たちで闇雲に採用活動を行うよりも採用できる確率が高いと感じ、任せることにしました。
また、月額制でしたので結果が出なければ止めてもいいということもあり始めやすかったです。
実際に開始してみると、パートナー企業は1つ1つのやりとりや業務がものすごく丁寧でしたので、信頼して導入・継続することができました。