ー貴社の事業について教えて下さい。
弊社は10社からなるプラウドグループの一員です。私が元々13~14年前に入社し、社内制度である独立支援制度を利用して2013年に創業しました。
メイン事業としては、SESといわれる、技術者が客先に常駐し、ソフトウェア開発の請負を行っています。弊社を創業する前からプラウドグループの採用には携わっていましたし、創業してからも人材を資本とする事業のため、すぐに採用活動は開始していました。
ー当時プラウドグループでは年間150名ほど採用しているとお聞きしました。
はい。プラウドグループで年間150名以上の採用を実施しています。
現在ではエンジニアの採用難易度も高くなっているため、人材を確保するために教育環境を整え、経験者よりもエンジニアになりたい未経験者を中心に採用活動を進めています。 いわゆる大手求人媒体を中心を使って採用活動を行っていました。
150名以上の採用のため、面接でも300人、応募だと約3000名のエントリーがありましたね。
ー年に3000名も応募があるんですね!実際に採用にはうまくつながっていたんですか?
採用には至っていましたが、様々な職種が並んでる中で、「未経験」というキーワードに興味を持った方々が面接にくるケースが大半でした。どうしてもこの業界に入社をして働きたいと思っている方には中々出会えていませんでしたね。
弊社が魅力を説明して初めて興味を持ち、ようやく採用まで至るのがほとんどです。もちろん活躍している社員もいますが、実際に入社後の勉強の取り組み方など、「未経験でエンジニアになれるし、給与が高そうだし、やってみようかな」ぐらいの方が多くなってしまっていることが悩みとしてありました。
おそらく弊社の魅力をうまく伝えることができていなかったんでしょうね。
ー他社との差別化がうまくできていなかったということでしょうか。
はい。弊社が求めている意欲の高い人材は、大手やそれこそ自社サービスを持っているような会社に応募している印象がありました。
弊社のような未経験歓迎のSES会社は山程ありますから、数ある求人に埋もれてしまっていたということは課題でした。 このような経験から、株式会社プラウドデータ単体での採用では他社との差別化を行うためにも新しい採用方法を模索していました。
ーWantedlyを知ったきっかけは何だったんでしょうか?
現在Wantedlyの運用をお任せしているパートナー企業から提案があり、そこで初めてWantedlyを知りました。パートナー企業には元々他の求人広告を代行してもらっていたのですが、「もっと優秀なエンジニアを採用できる良いサービスがありますよ。」と積極的に提案を受けました。
ーWantedlyの導入を決めた理由を教えて下さい。
1つはITエンジニアの採用に強いということですね。
今までは大手求人媒体で、ITエンジニアの求人を出していましたが、ITエンジニアに強みを持っているサイトへの掲載はしていませんでした。大手求人媒体以外の新しい手法も探していた最中だったので、かなり興味を持ちました。
もう1つは採用サービスとしての自由度の高さです。
Wantedlyは何職種何求人でも掲載することができますよね。例えば営業を採用したくなれば営業で募集が出せますし、様々な職種の募集を出したいときに自由に出せる。これは、今まで利用していた求人広告媒体と違い魅力的だと感じました。
ー普段だと職種ごとに求人枠を購入されていたのですか?
はい。弊社の場合、技術者の方が10名〜15名に対してプロジェクトマネージャー1名、営業職1名が必要になります。普段は職種ごとに求人広告の掲載費用がかかっていましたがWantedlyであれば、同じ費用の中で別々の募集をかけられるという話を聞き、費用の削減のために試してみようかという話になりました。
ー求人広告のみの手法から運用型採用ツールの導入。正直不安はありませんでしたか?
そこまで不安はありませんでしたが、運用型の採用ツールだと聞いていたので、効果出るまでは少し面倒なのかなという印象はありました。採用担当も私ともう1名だけでしたので。
そこで、工数削減や運用ノウハウの観点から運用をパートナー企業にお任せすることにしました。