ー貴社についてご紹介ください

弊社は、世界の共通語としての役割を持つ「英語」教育のインフラ整備に注力する会社です。理念ありきの組織として、一企業の利益ではなく「日本人が一人でも多く英語を話せるようになること」を追求しています。 英語を話せるようになってもらいたい、という想いのもと、運用コストを最大限まで抑え、授業料を誰でも受講可能な「500円＝ワンコイン」に設定しています。

ーWantedlyを利用する前は、貴社にどのような採用課題がありましたか？

Wantedlyを導入するまでは、戦略的な採用活動ができていませんでした。事業規模の拡大に伴い、即効性を求めた採用活動だけではなく、長期的かつ計画的に採用を継続するよう見直しました。今すぐの応募にならなくとも、弊社の理念に共感してもらえる方・ファンになってくれる方との出会いを大事にしたいと考えたのです。

おかげさまで、弊社が運営する英会話スクールの生徒数は順調に伸びています。ワンコインレッスンのニーズも増えているところです。弊社としても、英語のインフラ化を目指す中でスクール展開のスピードアップを推し進めています。

口コミも一つのマーケティングになる現在、企業活動にも採用活動にも「良い出会い」の場の構築が欠かせなくなりました。長期的に理念に共感してもらえる方・自社ファンを増やすための採用ブランディングツールが必要になったのです。

ーどのようにWantedlyを活用されていますか？

ライトプランを活用しています。Wantedlyの運用は私が担当しており、コンタクトの要望や指示などは、求人に関わる事業責任者が状況を見ながら行います。

募集は月に1～2回のペースで更新しています。まだ十分に使いこなせているかは自信がありませんが、理念に共感してもらえる内容づくりを心がけています。

弊社の想いを伝えることを大事にしています。また、タイトル等は他社さんの記事を拝見し、参考にすることも多いです。Wantedlyに募集することのゴールは、興味のなかった方に「ここで働いてみたい！」と思ってもらうことですので、写真は会社の雰囲気として、「アットホーム」「グローバル」「風通しの良さ」が伝わるものをチョイスしています。

ーストーリーはどのように運用されていますか？

ストーリーは今後もっと更新したいと思っている機能で、今年のミッションになっています。アップしたいネタはたくさんあります。具体的には社員インタビューや社内を赤裸々に見せるコンテンツを検討しているところです。

ーカジュアル面談は活用されていますか？

カジュアル面談は継続して活用しています。興味がある方とは、最初に電話でお話しすることにしています。会うための時間の確保は大変ですから、電話を通してどのようなことが転職軸になっているかなど、ざっくばらんに「カジュアルに」お話しします。そこでお互いの本気度を探りながら、お互いが本気であれば今度は対面で会ってみることにしています。

ちなみに、カジュアルにしているのは面談だけでなく、弊社からWantedly経由の応募者に送る文面も。多少くだけた雰囲気を出しています。

ーWantedlyを運用するうえで、他に意識されていることはありますか？

連絡をいただいてから24時間以内に返信するようにしています。お互いに良い出会いであれば、転職につながります。とはいえ、希望に合わなければ無理強いしません。今は採用につながらなくとも、将来的に良いコネクションになれば良いなと考えているためです。

ーWantedlyでの採用状況はいかがでしょうか。

Wantedlyを経由して、広報1名の採用に成功しました。実はWantedlyで出会った後、この方なら広報をお任せしたい、と急遽ポジションを作りました。本人が応募した求人と採用したポジションが異なるという不思議な採用でしたが、一般的な大手求人サイトでの応募でしたら、このようなことはなかったかと思います。もちろん、今もバリバリ活躍していただいています。 潜在的な求職者の発掘とブランディングも実を結びつつあります。最初のコンタクトから半年後に再応募してきた方もいらっしゃるんですよ。

ーWantedlyにはどのような点に価値を感じていますか？

応募だけに特化していないところです。 弊社がWantedlyを導入したのも、自社ブランディングを意識した採用活動を行うツールを探していたからです。これならば、長期的に理念に共感してもらえる方・自社ファンを増やすことができます。

実際に、即採用にこだわらないことで、応募者のタイミングで応募いただくことができるようになりました。ストーリーをうまく使って弊社の中身に注目してもらうのも、良い方法だと思っています。スキル・条件ではなく、「想い」優先で採用することができるためです。

ー今後Wantedlyにどのようなことを期待されますか？

多くの方に応援していただけるよう、今年のミッションであるストーリー投稿に取り組んでいきます。Wantedlyを利用している3万社の中で「目立つ」運用をすることが目標です。