青春を捧げたチアリーダーを引退した私がメドレーという舞台でクリニックを応援することに決めた理由 | 私がメドレーに入社した理由
はじめまして、株式会社メドレーの伊藤です。私は、オンライン診療アプリ「CLINICS」のチームで、CLINICS導入後の病院やクリニックを対象に、患者さんへの案内方法の提案やアプリの活用促進をサ...
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はじめまして。オンライン診療アプリ「CLINICS」のカスタマーサクセスグループに所属している石川啓太と申します。
先日ブログを書いていた伊藤と同じグループで、『導入支援チーム』と『活用促進チーム』両チームのリーダーを兼任しています。
カスタマーサクセスグループでは、CLINICSをご利用頂いている医療機関様に対して、システムの使い方を説明することはもちろん、オンライン診療を取り入れた新しいオペレーションの構築をサポートしていきます。
さらに各医療機関様のニーズをヒアリングしたうえで、どのように活用の幅を広げられるか、どのように患者様に治療継続率向上などのメリットを実感してもらうかなど、幅広く医療機関様ごとの課題分析を通した活用促進を行っていきます。
さて、同じくCLINICS所属の田中や藤田のように、見た目からムキムキとアツ〜い感じが漂うようなタイプの人間ではありませんが、内面は彼らと同じようにアツい気持ちを持って仕事をしておりますので、本日はこれまでのキャリアから今の仕事への想いまで語っていきたいと思います。
私は新卒でファイザーに入社しました。理由は医療に関わりたいとの想いが芽生えたことです。
そもそも就職活動をしていた頃、特にやりたいことが見つからなかった私は、父が大手広告代理店の子会社を経営していたことや、自身がマーケティングを専攻し広告ビジネスに関わる機会が多かったことから、主に広告代理店とその他名前を知っている大手企業をひたすら受けまくってました。その時は製薬会社はどこも受けず(というか知らず)、なんとなくみんなが受けている企業にエントリーをしていた記憶があります。
そして非常にありがたいことに、数社から内定を頂くことができ、どの企業に就職するかを悩んでいました。しかし、同時期に友人の身内に不幸があったことや実家の愛犬が死んでしまったことをきっかけに、大きく考え方が変わりました。
例えば、最も就職を希望をしていた広告会社に関して、確かに世の人達を笑わせたり広告によって消費が活発になったりと、それは非常に素晴らしく意義のあることだと思います。
ただ、結局人は生きているから笑うこともできるし、物を買うこともできる。であれば、私は最も大切にすべき命に何か関わるような仕事をしたいと感じ始めました。しかし、当時内定を頂いていた企業様はどこも、その観点からは自身の中でマッチしないことに気づきました。
その結果、内定を頂いた企業様には本当に申し訳ないのですが、全ての内定を辞退し両親には「どこからも内定が出なかった」と嘘をつき、就職留年という道を選び再スタートを切りました。
その後の就職活動では、製薬会社を始めとして医療に関わる職種を探し始めました。やるからには業界のトップ企業でハイレベルな方々に囲まれながら成長し活躍していきたいとの想いから、ファイザーに就職を決めました。
▼新卒で最初に配属された営業所のメンバーたち
MRとして入社してからは、競争の激しい東京での勤務希望が叶っただけでなく、尊敬する先輩方のお力添えも頂き、成果面では事業部内で表彰して頂くなど仕事にやりがいを感じながら、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
一方で、営業をしていて他企業のMRとも多く接する中で更なる欲が芽生えてきました。当たり前のことですが、優秀な営業マンは業界トップの企業でなくても、それまで名前も聞いたことのないような企業にも数多くいます。今の環境で一定の成果を出し満足している自分が『井の中の蛙』なんだと感じ、より多くの企業のやり方や様々な方と接しながら学び、営業を極めたいと考えるようになりました。
そして、タイミング良くCSO(※1)で最大手の企業からお誘いを頂き、人生で初めての転職をすることを決めました。
(※1)CSO(Contract Sales Organization):製薬会社にMRを派遣したり、医薬品の営業・マーケティング活動のアウトソーシングサービスを提供する企業のこと。
転職後は、大手外資系企業にコントラクトMR(※2)として配属頂き、KOL(※3)が所属している基幹病院を中心に営業をしつつ、practice groupと呼ばれる選抜チームでの活動もさせて頂きました。
(※2)コントラクトMR:製薬会社に派遣され、その会社の社員と同じように営業所に配属され活動を行うMRのこと。
(※3)KOL(Key Opinion Leader):インフルエンサーとも呼ばれることがあり、医療業界で強く影響力を持つ医師のこと。
practice groupは、コンサル出身の社長が考案したチームで、社内で事業化をするための新規ビジネスの立案や、各製薬会社様への業績改善コンサルティング提案などをおこないます。
当初の希望であった営業活動に加えて新たなチャレンジをする機会も頂き、これまで以上に充実した生活を送ることができました。
しかし、ここでもまた新たな想いが芽生え始めます。
→対象の患者さんに最適な薬剤が他にあったとしても、担当製品を勧めなくてはいけない時がある。だったら、本当に自分が良いと思うものだけに接して、それを広げる仕事がしたい。
→国が進める医療費削減を目的としたジェネリック政策は日本の未来を考えたら決して悪い方向性ではないはずなのに、製薬会社と自身の生活を守ろうとすると時にジェネリックへの切り替え防止策などを提案しなくてはいけない時がある。だとすれば、せっかく大好きな分野であるならば、より納得感を得られる仕事があるのではないか。
そんなモヤモヤを抱えながら仕事をしていましたが、先述したpractice groupで取り組む事業企画を考えていた時、それらの想いが強くなっていて、本当に自分が納得できるものに向き合い、かつ何とか医療に対してポジティブに関わることはできないだろうかと考えてました。
そんな中、少しタイムラグはありましたが「遠隔診療解禁」のニュースを目にしました。これは自分の描いている方向性に一致すると感じ、早速調べ始めたのですが、その時にメドレーを見つけました。
もうすでに取り組んでいる企業があるという驚きとともに、ホームページを見ていて直感で「自分で作るよりこの企業にジョインして取り組んだ方がいいのでは」と感じました。
さらに詳しくプロダクトや会社のことを調べているうちに「こんなに面白そうな環境があったなんて」と衝撃を受け、居ても立っても居られず、ホームページの問い合わせフォームから「是非とも会って話を聞かせて欲しい」と連絡したことを今でもよく覚えています。連絡をしてすぐに返事をもらい、代表の瀧口に会うことになりました。
面談では会社のことやCLINICSのことを詳しく聞いて、その日に「是非とも一緒に仕事をさせて下さい」とお願いをしました。
そんな経緯で入社し、以後カスタマーサクセスグループで仕事をしています。
これまでにないものを世の中に広めていくことは簡単ではありませんが、様々なバックグラウンドを持つメンバーと試行錯誤する毎日です。
CLINICSという心から良いと言えるサービスを世の中に広めながら、かつその広がりから日本の医療がすごく良い方向へ向かっていると実感しながら、やりがいを持って仕事をすることができています。
カスタマーサクセスグループは営業とは異なり契約を取ってくる立場ではありませんが、私たちの活動が「診察回数」=どれだけ世の中に遠隔診療が広がっていっているか(活用が進んでいるか)に直結しますので、自分たちの頑張りが世の中の変化に繋がっていると感じられる瞬間は多くあると思います。
先日の首相官邸への表敬訪問にも代表の豊田と共に同行させていただき、安倍首相にもCLINICSを実際に体験していただきました。その際に安倍首相からもご発言があった通り、国からも強い後押しを頂き、来年の診療報酬改定にむけた検討が始まっています。
▼安倍首相にCLINICSを体験いただきました
※当日の訪問の様子を動画でご覧いただけます
このような医療が大きく変わる瞬間に立ち会えることは非常に光栄なことです。
それまでに一人でも多くの患者様に遠隔診療を経験頂き、健康を通してより良い生活を送って頂ければと思っています。
遠隔診療を導入いただく先生方の想いは様々です。
こちらからただ一方的に他の病院やクリニックでのベストプラクティスを提示するだけでは、満足していただくことはできません。まずはじっくりと耳を傾けて相手の真意を探り、それを明確にした上で提案を行い実現してこそ、本当に必要とされるパートナーのような、医療現場で言えばコメディカルのような存在になれるのではと考えています。
そのため、傾聴力を持ち、相手の立場に立って、想いを引き出すコミュニケーションができる方を求めています。また、今までになかった新しい診療の未来を作っていく仕事なので、これまでの職歴や既存のやり方に捉われることなく、熱意を持って常にチャレンジをする姿勢のある方と一緒になって、チームを組んでいきたいと思っています。
私は自分に対して素直であることを大切にしています。それはやりたいことに真っ直ぐ向かっていくこともそうですが、たとえばチーム作りでも「何でこのやり方をしているんだろう」「もっと良い方法はあるのではないか」そんな些細な気づきを大切にしているつもりです。
それは人生でも同様に大事だと思っています。仕事を通した今の生き方に何か些細な疑問があったり、このブログを見て少しでもワクワクや共感を感じて頂けた方は、話を聞きに来るだけでも構わないので、是非とも会いに来ていただけると嬉しいです。
第1回:ぼくがクックパッドを辞めてメドレーに入った7つの理由
第4回:私がドクターヘリを降りて、メドレーに入った7つの理由
第8回:Googleのエバンジェリストをやめてメドレーに入社した僕が6つに割れたバキバキの腹筋を手に入れるまでに実行した7つのステップ
第10回:年収36,000円のお笑い芸人が、メドレーに入社するまでの7つのステップ
第11回:医者にならずに7年過ごした僕がMEDLEYニュースを書く7つの理由
第12回:何がしたいのかわからなかった私がメドレーの仕事にやりがいを感じる7つの理由
第13回:厚生労働省の医系技官だった私がメドレーに入社した3つの理由
第14回:7年いたリブセンスをやめ、マエダがメドレーでデザインしたいこと
第15回:IPOを経験した私が、次のステージにメドレーを選んだ理由
第16回:アイスランドで生きる理由を考えて瞑想していた私がメドレーに入社した3つの理由
第17回:整体師を11年やっていた私が、34歳でメドレーに転職して「介護のほんね」に取り組む理由
第18回:マザーハウスでバッグを販売していた私が、メドレーで見つけたひとつの目標
第19回:SIerとWEB業界を経験したエンジニアがメドレーに入社した理由
第20回:青春を捧げたチアリーダーを引退した私がメドレーという舞台でクリニックを応援することに決めた理由
第21回:インターンを経て新卒で入社した私が、メドレーを選んだ3つの理由
第22回:なんでもできるようになりたかったエンジニアがメドレーへ入社した理由
第23回:新卒から9年働いた会社を飛び出した私がメドレーに入社した理由
第24回:結婚2年目で転職を考えた私が、メドレーに入社した理由
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