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《新卒に訊く vol:5》 大学最後の1年をリブセンスのインターンに捧げた2人の新卒が、後輩たちに伝えたいこと

2017年4月、リブセンスには22名の新卒社員が入社しました。このシリーズでは、多彩な経歴を持ち、計り知れないポテンシャルを持つ彼らにフォーカスを当て、ご紹介していきます。第5回目となる今回は、趣向を変えて新卒同士の対談形式でお送りします。

2人に共通するのは、大学最後の年の大部分をリブセンスでインターンとして過ごしたこと。どんなインターン生活を過ごし、そのインターンで何を学び、何がきっかけでリブセンスに入社を決めたのか。そして、今どんな仕事に携わっているのか。本人のバックボーンやエピソードも交えながら、深く語ってもらいました。

2人の目を通して語られるインターンの模様や、リブセンスで働くことの面白さを感じてみてください。

プロフィール

横倉 一真(右)
明治大学 17年卒
就活会議ユニット 事業推進グループ
東 進之介(左)
東京大学 17年卒
キャリア事業部 転職会議ユニット

Q1. リブセンスのインターンって、何やるの?

横倉 短期か長期で全然違う。まずやることが全然違うよね。
東  そうだね、短期だと会社で日常的にやっている業務とは違って、例えば新規事業の立案とかの、まったく別のプログラムをこなす感じで。インターン生がグループに分かれて、それぞれに社員の方が付いてくれるという非日常的な内容で、インターンというかイベントみたいになっている気がする。
東  それに比べると、長期インターンは事業に密着した仕事に関わらせてもらえるのがおもしろいところだと思う。だからリブセンスの事業を知らないと学びにならない。きちんと会社のことを知りたいなら、長期インターンしないとわからないんじゃないかな。
横倉 インターンといっても、正直求められる成果の基準はとても高いよね。ものすごく泥臭く動かないといけないこともある。目標達成のために夜遅くまでコミットすることもあるし、ガツガツやらないと成果出そうにないならガツガツやるしかないってタイミングは絶対にあると思う。

でも、インターンに関わってくれる社員の方が親切かつ誠実に面倒見てくれるし、採用するしないに関係なく愛を持って全員にコミットしてくれるから、最後までがんばれたかなって思ってる。

Q2. インターンで得られたのはどんなモノ?

東  長期インターンはお金を稼げる!(笑) とまぁ、それは半分冗談として、何か学びを得たいなら長期インターンはおすすめできる。自分はインターンで「学び方」を学べたと思ってる。

聞き方ひとつをとってもそうで、人に何かを質問するのってスタンスがとても大事だなと思っていて。何でもかんでも聞きすぎると純粋に相手の迷惑になるし、かといって全く聞かないと自分の成長にもならない。しかもまったく聞かないと、かえって迷惑になってしまうこともある。その温度感をつかむのが、インターンを経由することで多少はうまくなった気がする。

当たり前なことだけど、例えば質問するときには必ず自分で考えた仮説を持っていって、「ぼくはこういった理由でこう思うんですがどうでしょうか?」って聞くとか。あとは業務上で支障が出るようなことに絞って質問するようにするとかかな。

どうすれば自分の学びになるような質問ができるか、つまり「学び方を学べた」のかなって思ってる。まだまだ模索中ではあるけど、訊き方が大事と気づけたのは、自分の中では大きいかな。
横倉 なんかかっこいいな(笑)。オレは社会人としてのスタンスというか、働く自信みたいなものが身についたと思う。それまではとにかく自信がなかったし、とりあえずは四の五の言わずに量をこなすことから始めた。

インターンでは営業をやってたから、手をかければかけるだけ成果も出るし、次第に自信もついて質も上がっていくっていうサイクルを繰り返していく内に基礎体力がついたって感じてる。「社会人になっても自分はやっていける!」って自信が持てたのが一番大きかったと思う。

もしインターンに行ってなかったら、4月入社の時点で他の新卒に対して「あいつらスゴイな…」みたいに卑屈な気持ちでスタートしてた気がする。「絶対勝つ!!」って意気込みでスタートダッシュできたのは、気持ちの問題かもしれないけど自分の性格的に合った選択だったと思う。
東 へぇ、そうなんだ。僕はちょっと違うな。正直勝ち負けにはあまり興味がなくて、いいものをつくりたいとか、自分が納得できる状態で動きたいって気持ちがすごく強くて、それが一番の原動力になるタイプ。このあたりを上手く調整しないと仕事に支障が出たりもするから。

自分の場合は、経営戦略室っていう全事業部を統括している部署でインターンしたことで、それぞれの事業部がどれくらいの売上を出していて、意思決定がどうやって行われているかといった会社全体の動きが事前にわかったのは大きいかな。入社時研修で各事業部を回ったときも、事前知識があったから理解も早かったし。

Q3. リブセンスに入社を決めたのはなぜ?

  今からだとキレイにまとまりすぎちゃうかもだけど、端的にいうと縁だったのかなって(笑)。就活会議でインターンしていたとき、メンターのていねいな指導の仕方とか、先輩方の面倒見の良さとか、いわゆる人の良さに惹かれたってのが大きくて。

あと、自分はリブセンスのビジョンと理念が両方とも好きで。ビジョンの「あたりまえを、発明しよう。」はもちろんだけど、特に理念の「幸せから生まれる幸せ」はいいなって。就活を始めた時期に「幸せって何なんだろうな」ってずっと考えてて、そんなときにリブセンスのこの理念に出会った。

自分のモヤモヤが新しい角度から言語化されて腹落ちした記憶があるな。自分は「しくみ」を作ることが好きで、発明にワクワクする性格なところもフィットした感じがする。
横倉 インターン中も、「いや、採用とかどうでもいいんだよ」って言われなかった?インターンに来てる学生を見る目じゃなくて、ひとりの人間として成長を第一に考えてくれたのが嬉しかったなぁ。しかもみんなそんなスタンスで接してくれてたから。

内定受けたかったら受けてくれたらいいし、ここで学んだ上で「来たい!」と思わないんだったら他の会社を選んでもいいよ、みたいな。たとえ他の会社に行くと決めても教育は緩めないからって言ってくれるし、最後までしっかり育てようという気持ちを感じた。オレも人ベースで入社を決めたんだけど、インターンでその気持ちはより強くなりなった気がする。

Q4. 配属された事業部を希望した理由は?

横倉 まず前提として、リブセンスでは入社から1ヶ月の間、研修で全事業部を回って実業務を体験し、それから本配属が決まるんだよね。
東  そうそう。横倉はインターンで配属された『就活会議』に、僕は入社時研修の経験から『転職会議』に配属になった。適性もあるから必ず希望の事業部に入れるわけじゃないけど、ふたりとも希望が叶った感じだね。
横倉 4年生の8月から半年くらいインターン受けていて、そのときからずっと『就活会議』だった。インターン時代から営業してたからお客さんも抱えていたし、上司や先輩も憧れる人ばかりで。研修で他の事業部と比べても、その想いは変わらなかったから。だから本配属が決まったのは本当に嬉しかったなー。
東  そこまで『就活会議』一筋になったのは何でなの?
横倉 自分自身が就活生だったから、当事者としての課題感を抱えてたのが大きくて。先行大手がベースの市場で、新しい打ち手のおもしろいサービスだと思ったし、この事業領域に自分がフィットしていると感じた。何より、居心地がよかったということもあるかな。
横倉 凄さをひけらかさずに相手の目線で話すことができる人と一緒に働きたいと考えていたんだけど、就活会議にはそういった人が多かったから。東は何で『転職会議』に?
東  できたての部署でガンガン仕事をこなして、その中で自分のやりたいことを模索しながら働くというより、一定体系立ったものやノウハウが溜まっているところで仕事を教えてもらいつつ、それを自分の中に取り込んで育てるようなスタイルが向いているとわかっていたのが一番かな。
そこで、成長過程にありながらもある程度組織化していた転職会議と、創業時からあるマッハバイト(旧ジョブセンス)をリクエストしたんだよね。運良く希望が通って転職会議に配属が決まったのは、やっぱり嬉しかった。

Q5. どんな仕事をしてきた?

東  総合職で入社して最初は営業を経験させてもらったけど、10月にマーケティングの部署に異動して、今は広告まわりの仕事を担当してる。1ヶ月間は広告とプログラミングの学習に時間を充てさせてもらって、11月から実務に携わっている感じかな。
横倉 マーケで広告を扱うには、プログラミングの知識が必須なの?
  そんなことはないんだけど、全部手動でやってたら工数がかかりすぎるから。できるだけプログラミングで仕事をラクにして、時間的にも効果的にも、より効率的に広告運用していくのがうちのスタイルだと思う。
東  直属の上司は元エンジニアでマーケのプロでもあるから、広告まわりをひとりで全部見ることができる。自分もまずはそれを目指して、その先にあるプロダクトマネージャーやプロダクトオーナーになりたいと考えてる。
横倉 東はサービスやその仕組みをつくりたいって言ってたもんね。営業時代の経験はマーケの仕事でも活きてたりする?
東  黙々と仕事する感じなのかなと思ってたんだけど、外部の広告代理店と交渉したり営業さんの対応をしたり、けっこう人と会うことが多いんだよね。立場が逆ではあるんだけど、営業をやってたからこそ相手の「思惑」が想像出来たりすることもあるし、折衝の仕方という意味で経験は活きていると思う。横倉はどう?
横倉 オレはインターンのころから営業一本で来てるんだけど、入社から半年経った今は仕事の幅が広がってきてる。これまで訪問営業だけだったのが、電話完結営業もするようになって、今はその部隊のリーダーをやらせてもらってるよ。それに加えて広告運用も進めてて、企業向けのLPづくりを全面的に任せてもらったりもしてる。
  へぇ、横倉も広告の仕事してるんだ。LPって企画からやってるの?
横倉 うん、ペルソナやカスタマージャーニーマップをつくるところから始めて、どんな検索ワードで流入があるのか調べたり。ラフを書いてデザイナーや上司に見てもらい、それを制作会社に依頼してつくってもらうところまで追ってる。いいものをつくろうと頑張ったから、それが近々カタチになると思うとワクワクするなぁ。
  横倉はずっと営業をやってきて、「営業の軸」が出来てきてる感じがする。僕は今からマーケという軸をつくろうとしてるから、そこはちょっとうらやましいかな。
横倉 東は営業のノウハウを得た状態で今から軸をつくりにいくんだし、積み上がるスピードは早いんじゃないかな。それにオレはがむしゃらに営業やってる内に軸っぽいのができただけだから、これからはその軸を丈夫にしていかないとなって思う。これからも営業を中心にマーケや企画の腕を磨いて、尊敬してる上司のようになっていきたいな。

Q6. 心から大事にしていること、教えてください

横倉 けっこうベタなんだけど、「誰が言ったかではなく、何を言ったか」を大切にしたいと思っていて。人間って結局感情で動くことが多いし、それは仕方ないことなんだろうけど、偉い人が言ったから正しいとは思えないから。
  何か原体験があったりする?
横倉 大学時代にダンスサークルに入ってたんだけど、そのときの先輩らがまさに誰が言ったかを重視する人たちで。先輩が気に入った人を次の代表にするって文化があったんだけど、なんか気持ち悪いし、それをオレらの代で投票制に変えたんだよね。嬉しいことにオレが1番票をもらったんだけど、先輩らが嫌がって開票せず、結局これまで通りのやり方で次の代表が決まっちゃって。

そのとき、「絶対こういう奴らみたいになりたくない」って思った(笑)。だから就活でも「誰が言ったかではなく、何を言ったか」を大事にしてる会社に行こうって決めたんだよ。幸い今はそういう人のいる環境で働けてるし、これからもこの信条は大事にしていきたいかな。
  はっきりしてるね。この質問は難しいなぁ、本気で語ると何時間でも話せそうだし(笑)。語弊を恐れずに言うと、目標は「自分が幸せになること」なんだけど、そのためにも、自分なりの「正義感」は大事にして向き合っていきたいと思っているかな。

正義感も、「嘘」と「正しさ」みたいに自分の中ではいくつかテーマに分かれてて、それぞれが経験に応じてどんどん変わってきてる。例えば「正しさ」は、「筋の通ったことを主張しない人は悪だ」から、「状況にもよるし人に強要してはならない」みたいにいろいろ制約条件が追加されたりとか(笑)。

人からすると「何だそりゃ」かもしれないけど、自分の中では、アドラーが言うところの「ライフスタイル」が変わるくらい大きな変化で、こういった変化や気付きは、ケータイのメモやEvernoteにずっとメモってきてる。

でも自分の「正義感」を大事にするだけだとただの自己満足だし、それだけでは上位目的の「幸せ」にはなれないよなあとか、いろいろ考えた結果、「他者に何かを強いない範囲で、自己満足が利他につながればいいんだ」と考えついた時期があった。それと「幸せから生まれる幸せ」がリンクした気がして、「ここでなら自分の望む方向に成長できそう」と感じたのも、リブセンスに決めた理由につながってくるかな。

これからも「利他」という要素をうまく介在させながら、大切だけどめんどくさくもある「正義感」とうまく付き合っていきたいし、付き合わねばなーと思ってる。

Last Q. あなたはどんな人間ですか?

横倉 最後にすごい質問がきた(笑)
  そうだな、一言で言うと「極度に頑固なものぐさ野郎」かな(笑) 頑固なのは知ってると思うけど、ものぐさの方もなかなかで、なるべくコスパの良い最適解を目指そうみたいな考えが根底にある気がする。
横倉 えっ!今のあずまっくすの働き方考えると、何かすごく意外だな。
  大学3年の春に参加したビジコンで、価値観がすごく変わったんだよね。参加してた社会人は有名企業勤めの方ばかりではなかったけど、皆さん楽しそうに仕事の話をしていて、ベタだけどキラキラして見えた。
東  有名企業で良い給料もらって休日を楽しむみたいな働き方を「解」と思ってた当時の自分には、「しんどいけど仕事は楽しい」と堂々と語る社会人の姿はすごく新鮮で、そこから「最適解を探すことが最適とは限らないのかも」とか考えるようになった気がするな。
横倉 ひょっとして、この学歴社会の中で東大に行くことも、学費もかからないし低コストな最適解だったってこと?
  それは正直あるかも…。結局一浪してるんだけどね(笑)
横倉 それで本当に東大行っちゃうのはすごいな…。オレはけっこう逆のタイプの人間かも、やってみようから始めるタイプというか。そう言い切れるようなターニングポイントはあって、大学3年生のときにタイとミャンマーにバックパッカー旅行に行ったんだよね。そのときは自分が何になりたいかわからなくて、漠然といろんな人の価値観を知りたいなって思ってて。

それで思いついたのが、出会った人100人に夢を聞いて、一緒に撮ったチェキにその夢を書いてもらうっていうプロジェクト。といってもひとりで勝手にやってるだけなんだけど。
東  横倉のエピソードも何かスゴそう。
横倉 そう決めたものの、できるかどうか不安でいっぱいだった。でもいざ飛び出してみたら普通にできちゃって。やってみたら意外とできるもんなんだなって思ったタイミングだった。前からやってみたかったヒッチハイクもできちゃったし。
横倉 いろんな人の価値観を聞くにしても全然効率的じゃない経験なんだけど、それがきっかけで、目的を決めたら迷わずそこに向かって進んでいけるようになったと思う。
  「目的さえ決まっていれば飛び込める」
横倉 やめてよ恥ずかしい。(ライターに向かって)これ、絶対書かないでくださいね!


編集部注:そのまま書きました。



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