【グローバルエンジニア募集】技術力と英語力を兼ね備えた“グローバルエンジニアチーム”で、新たなAPCのブランドを作る
「グローバル案件を通じて技術力と英語力、両方のスキルが磨かれる。エンジニアとしての市場価値が圧倒的に高まる環境」と語るのは、グローバルビジネス事業部のトップを担う荻野。
この事業部では、海外におけるネットワークやクラウドなどの設計構築、運用を手掛ける案件を多数扱っており、事業の拡大のためエンジニアを募集中です。
「技術力」と「英語力」、両方が磨かれる環境
——「グローバルビジネス事業部(以下、GLB事業部)」について教えてください。
GLB事業部は、グローバルのSI案件における提案・PMを手がけるグローバルエンジニアリング部(以下、GLE部)と、データ&AI分析基盤の構築や内製化の支援を行うLakehouse部で構成されています。現在、事業部メンバーは24名です。
GLE部では多くのメンバーがグローバル案件を担当。関わり方については、出張を伴うものから国内から海外案件をリモートで管理するものまで、希望に合わせて選択することが可能です。Lakehouse部が扱うのは国内案件ですが、海外パートナーとのやり取りや海外のイベント参加などもあり、メンバーの半数が外国籍社員で構成されています。
——GLB事業部で働く面白さは何ですか?
グローバルエンジニアとして、「技術力」と「英語力」の両方を磨けること。エンジニアとしての市場価値が圧倒的に高まる環境だと思います。
GLE部では、これまでの経験を活かしながらネットワーク、サーバー、クラウド、開発、PMなど、様々なグローバル案件を経験することで、エンジニアとしてのスキルと英語力を確実に伸ばしていくことができます。より尖った技術力を高めていきたい場合には、データ分析プラットフォームを活用したデータ分析、データサイエンス、機械学習などの領域案件を扱うLakehouse部で、データ&AIの専門的な経験を積むことが可能です。
また、GLE部ではグローバルエンジニアを3つのステップで定義し、スキルアップを支援しているのも特徴です。まずは「グローバルエンジニア」からスタートし、ネットワークに限らず、幅広い領域でのグローバル案件対応実績を増やします。次に、日本企業のお客様と、そのお客様の現地法人や支店などにいる外国人エンジニアとの架け橋を担う「ブリッジエンジニア」、さらにSI案件を請負い、様々な国のパートナー企業と連携してプロジェクト(オフショア開発)を進める「グローバルPM」と続きます。ステップアップするほどに、より人や案件を管理・統制する「PMスキル」が問われると捉えています。
——PMのスキルというのは?
プロジェクトの責任者としてオフショア開発全体を管理する力です。
ただ、一般的な日本でのPMを想像してしまうと、少し誤解があるかもしれません。日本と同じようなやり方で、細かくかっちり管理してしまうと、海外ではあまり上手く行きません。上下関係は作らず、対等な立場で関係性を構築していくことが、ポイントだと感じています。
その観点から、僕が重要だと思っているのは“グローバルマインドセット”です。異なる文化や価値観に対する理解や尊重、それから相手と協力してあらゆる状況に対応していける柔軟性が必要だと思っています。
——「英語力」についてはいかがでしょうか。
あらゆるグローバル案件を経験することで確実に磨かれます。GLB事業部では、社内の公用語を英語にしていて、オフィシャルな社内ミーティングは英語ですし、部門の飲み会も英語になったりします。外国籍の仲間がどんどん増えているので、そのほうがやり取りもスムーズなんです。
オフィシャルな場面で使う英語、現地のエンジニアとフランクに使う英語…いろんなシーンの英語に触れられる環境です。
先程のPM力の話と同じように、英語に関してもきっちりしすぎていないほうが上手くいく場合もたくさんあります。英会話スクールやテキストで学んだ英語だけじゃなく、友達と居酒屋で会話をするぐらいの英会話も知っておくことがとても重要だと考えています。
▲基本はリモートワークですが、Kick-offなどで本社に集合することも
大事にしているのは、メンバーの「自主性」
——荻野さんが、メンバーと向き合う上で大事にしていることは何ですか?
エンジニア一人ひとりの「自主性」です。
メンバーのやる気を引き出したいと、常に考えていますね。やっぱり自分が“やりたい”と思うことであれば多少厳しい目標でもくじけずに追っていけると思うけど、人が立てた目標を追っていくとなるとなかなか難しい。パフォーマンスには大きな差が生じると思っています。
——やらされてる感をもったままで仕事をしてほしくない、と?
そうですね。だから、事業部やチームの目標も話し合った上で決めていきたいと考えています。僕は、トップが「今年はこれをやります。だから、このチームはここを、あのチームはあれを担当してください」というトップダウンのマネジメントにすごく違和感があるんです。
振り返ってみると、僕自身、若い頃に上から指示されたことをただ漠然とこなすのが嫌だったので、意味を見出せないことは「やりたくありません」とはっきり断っていました(笑)。だから、みんなにも同じ権限を渡しているところもあるのかもしれません。
——ご自身の体験に基づいている話でもあるんですね。
そう、だからメンバーが集まって議論しながら「僕たちは、今年、こういうことをやります。具体的にはこういうことに取り組んでいこうと思います」と宣言できる環境を作りたい。
これまでは年1回、事業部全員参加の「目標合宿」を行っていて、2泊3日ぐらいで沖縄や福岡に行き、深夜まであれこれ対話をしながら決めてきました。事業部のメンバーが増えていくにつれて、さすがに全員では難しくなりましたが、メンバー自身が“自分の目標”を考え、決めることは変わらず大事にしていきたいことです。
——メンバーはどのように捉えていますか?
多くのメンバーがポジティブに感じていると理解しています。
APCでは、Great Place to Work® Institute Japanが実施する「働きがいのある会社」に認定されているのですが、その中でもGLB事業部は、2022年に全社1位という高いスコアを残しました。
APCとして評価された“働きがい”のポイントは、「能力開発の機会が与えられている」「ワークライフバランスが奨励されている」「性的指向に関係なく正当に扱われている」の3つになりますが、GLB事業部ではこれらの要素を多く含んだ組織風土が醸成されつつあると思っています。
ニッチトップ戦略で、APCブランドを広めたい
——今後のGLB事業部の展望について教えてください。
これまで以上にグローバルPMの育成を強化し、オフショア開発に注力していきます。現在は、ベトナムを中心に他の国とのパートナー契約を進めており、各国が持つそれぞれの強みを組み合わせながら、顧客が抱える課題をフレキシブルかつ迅速に解決できる体制を構築中です。その上でGLBが培ってきたPM力や技術力、グローバルマインドセットなどをフル活用したサービスを提供していく。これこそが、GLBの新たな強みになると確信しています。
——新しい収益モデルを創り出す話なんですね。
そうです。この仕組みが動き出せば、GLB事業部全体の売上も爆発的に伸ばすことができるでしょう。間違いなくAPCの新しいブランディングにつながっていきます。現時点では、APCといえば「ネットワーク自動化」や「Azure」という印象が強いですが、今後「グローバルSI案件といえばAPC」という認知を広めていきたいと考えています。
APCの強みを活かせる市場を見極め、他社と圧倒的な差別化を図る。ニッチトップ戦略の実現を通じて、APCのブランド力をこれまで以上に高めていきたいです。
GLB事業部では、「海外を舞台にエンジニアとして活躍していきたい」というエンジニアを募集しています。ご興味があれば、気軽にカジュアル面談にお越し下さい!
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