アントレプレナーシップ学部(EMC) / 武蔵野大学
【受賞】武蔵野大学成績優秀賞
昨年度の成績が学部上位の者、二名に授与される「武蔵野大学成績優秀賞」を受賞いたしました。この賞の受賞は、大学一年生の頃から夢見て努力してきたものだったので、受賞時は達成感を感じました。ここまで頑張れたのは、実は、高校生の頃の友人のおかげでした。 それは、三年間通った高校の卒業式の日のことでした。三年間クラスが同じだった友人が、私のクラスで唯一、皆勤賞を受賞しました。彼は私と成績も近く良い友だちでありライバルでしたが、思い返してみれば、毎日必ず登校していて課題も期限を必ず守り「あたりまえのことをあたりまえのように」こなしていました。私はその時、あまりの悔しさに膝を打ちました。このときやっと私は、人間としての「基礎」がライバルに負けていたということに気が付いたのです。それと同時にそんな友人のことを、心から、かっこいいと憧れました。 このような経験があったため、大学では「あたりまえのことをあたりまえのように」こなせる人になろうと心に決めて宣言し、生活していました。課題はどれも目的意識をもって取り組み、遅刻や欠席はゼロではありませんでしたが、ほとんどしませんでした。かの友人のようになるべく、素直に粛々とあたりまえをこなしました。 それが功を奏し、とうとう1年次ではGPA3.82を記録することができました。そうして受賞に至りました。 しかし、今私はそのことをあまり誇りには思っていません。高校の時のライバルに、一年遅れで追いついたに過ぎないからです。そしてあたりまえのことをあたりまえにこなしただけだからです。 今後も、この時の気持ちを忘れず、この「基礎」の上に自己実現をしていけるよう、謙虚に努力し続けます。