こんにちは、前回に続きアソビューの日比野です。

この記事は、アソビューに務めるコンサルティングファーム出身者がアソビューでどんな仕事をしているのか、地方創生にどのように関わっているのかについて、ご紹介するシリーズの第3弾です。

これまでのシリーズを見ていない方は、こちらもご覧ください↓

第1弾の記事：https://www.wantedly.com/companies/www-asoview-co/post_articles/79934

第2弾の記事：https://www.wantedly.com/companies/www-asoview-co/post_articles/82205

前回は、大学時代からアソビューに入社するまでの経緯をご紹介させていただきました。

前回の記事：https://www.wantedly.com/companies/www-asoview-co/post_articles/84182

今回は、実際に担当している業務・事業を通して、アソビューでどのような仕事をしているのか紹介します。

地域に寄り添ったアソビューだからこそできる自治体へのご提案

私が所属するグループでは、自治体の観光振興のお手伝いをしています。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、自治体からのお仕事は、基本的に『公募』という形で募集されます。（公募：仕事の受託者を広く募集し、企画書やプレゼンテーションで決定する）

公募する理由は、自治体の予算の財源の多くが私たちの収めた税金であるため、民間に業務を発注する際には、公平・公正に選定する必要があるからです。このようなプロセスは、コンサルティング業界のコンペに似た部分がありますね。

公募では、自治体から提示される『仕様書』をもとに提案を行います。仕様書には、その自治体が目指したいゴール像や実施して欲しい業務、期間や評価ポイントなどが記載してあります。私の業務としては、その仕様書を読み解き、自治体の観光戦略と照らし合わせながら公募に勝てる企画書を作成することです。

常に仕様書に沿った内容を企画提案すれば良いのではなく、時には記載されていない（または記載内容と異なった）提案も必要となります。

なぜなら、自治体側が地域の現状を正しく把握できていないことがあるからです。

ここに「地域と寄り添っている観光のプロ」としてのアソビューのバリューがあると思います。予約サービスasoview!のデータから地域の観光の現状を把握し、多数の自治体のコンサルティング実績から、本当にその地域に必要なことを企画提案できるよう、日々努力しています。

地域の魅力を活かした新しい体験商品の造成

日本全国約18,000の体験商品を取り扱っている予約サービスasoview!の知見を用いて、地域の方々と二人三脚で新しい体験商品の造成にも取り組んでいます。

例えば、北海道のある地域では「ネイチャーガイドツアー」の体験商品を企画中です。この地域では魅力的な観光資源があるものの、それを活用した新しい体験商品の造成に悩んでいました。私は現在、月に1回程度足を運び、商品企画から販売までをサポートしています。

▼10月にツアー候補地を視察した時の様子

そもそもどの観光資源を何時間でどのように回り、それぞれでどのように参加していただいたお客様に楽しんでもらうのか、から始まり、誰がどのように申込から当日までのご案内をするのか、許可申請を出す必要があるものはどうするのか、など考えて決めるべきことはたくさんあります。

いずれは、今後増えることが想定されるインバウンド観光客に向けた提供にまでカスタマイズをし、地域の魅力を宿や食ではなく、“体験”という切り口から伝えたいです。

▼11月に近隣の違う観光資源を視察した時の様子　（たった1か月で全然違った景色が楽しめますね。）

地域の体験事業者様への商品ブラッシュアップ・マーケティングセミナーの実施

地域からのご依頼によっては、体験事業者様を集めて、体験商品の内容をブラッシュアップすることやwebを活用した流通支援を目的としたセミナーを実施することもあります。

例えば、東北地方のある地域では、アウトドアガイドの事業者様が山をフィールドとしたガイドツアーを提供されています。ツアーの内容はとても魅力的なものですが、観光客に向けた見せ方（写真・ウリ）や販売方法に改善の余地があります。

そこで、売れる体験商品の作り方・売り方のポイントをセミナー形式でお伝えしてきました。

▼実際のセミナーの様子

ただ話を聞いていただくだけでは、なかなか実際の行動に結びつかないこともあるので、セミナーの間に適宜ワークやグループでの意見交換の時間を設けることにより、参加者の皆様が考え・発言する機会を作っています。

セミナー後に、参加者の方から「まずは○○からやってみようと思います！」や「なんとなくやらないといけないと思っていたことが、整理されて理解できました。」のようにお声をいただくことがやりがいです。

これからも多くの地域の体験事業者様のサポートをするべく、全国を飛び回っていきます。

地方創生人材を募集しています！

これまで実際の仕事の中身を紹介しましたが、「もっと他にどんなことしているのか知りたい！」という方や「なんとなく“地方創生”に興味があるんだけど、どうしたらいいかわからない！」という方、まずはざっくばらんにお話してみませんか？

こちらにて受け付けていますので興味をもって頂いた方はぜひお問い合わせください。

https://www.wantedly.com/projects/173940

最後までお読みいただき、ありがとうございました。多くの皆様からのお問い合わせ、お待ちしております！