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CRAZYが戦略的に全社員休業をする意味とは【全社員企画特集 vol.1】

全社員が同じ空間にいる瞬間はどれだけ存在するでしょうか。

創業期であれば、それは当たり前な日常であることが多いのですが、規模が拡大していくにつれてその機会は少なくなり、いつしか顔を知らないメンバーが社内にいることが日常になっていきます。そして、気づけば全社員が集まるのは年に数日に。

だからもし、70人近い社員の業務を1ヶ月近くストップさせ、同じ場所に集まるのであれば、それ相応の理由があるはず。

CRAZYの場合、それは毎年12月にやってきます。

その名も『全社員企画シリーズ』。

簡単に説明すると、全社員が一定期間中、営業活動をすべてストップし、本業とはかけ離れたことに注力する期間。


CRAZY本社のオフィスは、『全社員リノベーション』で2015年末に完成。


一見すると、ただのお楽しみ企画に見えるかもしれません。ですが、これこそがCRAZYの文化を更新し続ける上で、欠かせない行為であり、仕組みなのです。

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「そもそも1年まるまる働くって誰が決めた?」

平日は働き、土日は休むのが当たり前。学生のころの夏休みのように長期間休むことは、社会人になると難しい。そんな通説に私たちが疑問をもったのは、遡ること2014年夏、CRAZYの代表・森山のこんな一言から。

「11ヶ月まるまる働いて、1ヶ月休める組織にできないかな?」

仮に12ヶ月(=1年分)の仕事を11ヶ月で終わらせれることができれば、残りの1ヶ月をまるまる休業にあてても、全く問題はないはず。それが彼の仮説である。これを聞いたとき、おおよそ他のメンバーの見解も、彼の意見に同様だった。

だが、私たちの仮説はそこで止まらなかった。議論を重ねる中で、「余った1ヶ月をまるまる休むのではなく、『やりたい!』と思う理想に組織の全リソースをかけたなら、これまでにないイノベーションを起こせるのではないか」というアイデアが生まれた。

単なる業務停止でもない、新しい形の休業。そんな期待が私たちを包み込んだ。「毎年12月の1ヶ月は業務をすべてストップし、全社員でずっとかなえたかった理想に挑戦する期間にしよう」

こうして全社員企画が誕生したのである。

(本編・続きはこちら

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