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ラクスル株式会社
ダンボールワン統括部 事業開発グループ
吉武 隼仁
Hayato Yoshitake
大阪大学卒業後、サイバーエージェントに入社し、マッチングアプリのPMとして開発、その後マーケティング部で広告・クリエイティブディレクションを担当。2024年5月にラクスル株式会社に入社。現在はマーケティング部にて、新規獲得領域を中心とした広告、サービス開発を担当する傍ら、ダンボールワン事業のPLマネジメント、そしてラクスル事業本部とダンボールワン事業の顧客基盤を活用した横串プロジェクトを推進。
理系からビジネスに転身。IT企業のマーケターをキャリアの起点にした理由
──大阪大学の基礎工学部出身だと伺いました。専門分野とは異なるビジネス職のキャリアを選ばれた、その最初のきっかけは何だったのでしょうか?
大学は大阪大学の基礎工学部でした。研究室ではシステムや情報について研究していたのですが、大学2年生頃から、心のどこかで「この道は違う」と気づき始め、就活ではビジネス職の就活を選びました。
大きなきっかけは、熱量の差です。周囲の研究が本当に好きな友人たちを見ていると、彼らの情熱やスキルには到底敵わないと感じたんです。僕が2週間かけてようやく書き上げたコードを、別の友人がわずか15分で書いてしまうという圧倒的な才能や熱量の差を目の当たりにしたとき、「この土俵で彼らと戦っても、僕が力を最大限に発揮できる場所はない」と痛感し、「自分の力を最大限に発揮できる、違う土俵で戦いたい」という思いが生まれました。これが、ビジネス職へと舵を切る原点となりました。
──そこから、就職活動の軸はどのように見つけていったのですか?また、マーケティングに興味を持ったきっかけを教えてください。
最初は就職活動の軸も不明確で、「一番かっこいい会社」といったミーハーな気持ちで大手ITや戦略コンサルティングのような会社から探し始めました。
その中で、「IT企業にマーケティングという部門がある」ことを知ったときに、職種軸で「マーケティングの仕事をしたい」と思い始めました。
きっかけとなったのは、大手テーマパーク会社のインターンで出会ったマーケターの方のお話を伺ったことです。彼の話を通じて、マーケティングという仕事が単なる広告運用にとどまらず、事業そのものを動かす面白さを持つことに気づき、強く惹かれました。
──「マーケティング」という軸を定めた結果、新卒で前職(サイバーエージェント)に入社されました。入社の決め手は何だったのでしょうか?
当時、「マーケティングの仕事をしたい」という軸で見たときに、若くして大きな裁量を得られ、かつ成長産業でビジネス経験を積める環境として、前職は最良の選択肢だと考えました。
学生時代は、長期インターンやビジネスコンテストに出るという発想がなく、普通の学生でした。特別なスキルや経験がないからこそ、入社後すぐに成長機会が得られる環境に身を置くことが、自身のキャリアの土台を築くための最短ルートだと思いました。結果として、前職では入社直後から大きな事業に関わらせていただくことができました。
マーケティングの専門性を活かしつつ、中長期的な価値創造へ。管掌範囲の拡大を広げたキャリアチェンジ
──前職(サイバーエージェント)では、具体的にどのような業務を経験されたのでしょうか?
主に、マッチングアプリ事業におけるマーケティングを担っていました。
toC向けのプロダクトで、Web広告の運用、クリエイティブ改善など、デジタルマーケティング全般を担当しました。特に、数億円規模の予算を動かしながら、どのように新規ユーザーを獲得し、事業をグロースさせていくかというプロセスを若いうちから経験できたのは非常に大きな学びでした。デジタルマーケティングの最前線で、スピーディーに結果を出すためのPDCAを徹底的に回す力が身につきました。
──前職での経験を経て、転職を検討し始めたきっかけは何だったのでしょうか?
前職で非常に多くの学びを得ましたが、より深く「事業そのもの」に関わりたいという思いが芽生えました。
前職のマッチングアプリ事業はオンラインで完結し、顧客との関係が短期的なものになる側面もありました。ユーザーが成功(課題解決)してサービスを退会すると売上が立たなくなるという、ビジネスモデルの構造から、僕は「顧客の積み上げが起こるビジネス」、つまり、顧客との中長期的な関係性の中で価値を提供し続けるストック型のプロダクトに、強く興味を持つようになりました。ラクスルのように、印刷や物流といったリアル産業の非効率をITで解決し、顧客が継続利用する構造を持つビジネスモデルに惹かれていったのが、ラクスルを意識し始めたきっかけです。
──その中で、最終的にラクスルを選んだ決め手は何でしょうか?
決め手は大きく3つあります。
1つは、中長期的に顧客価値を提供できるeコマース事業であり、求めていた「顧客の積み上げが起こるビジネス」であること。
2つ目は、キャリアのロールモデルとなる人物が社内にいることです。事業会社のマーケターとして、自身の目指すキャリアパスを明確に体現している方が社内に存在していました。「この人のようになりたい」「この環境で学びたい」と強く憧れを抱いたことが、入社を決める上で非常に大きな要因となりました。
3つ目は、選考で経験したワークサンプルというあえて負荷がかかる選考プロセスを取り入れていることです。これは、ラクスル側が時間やリソースをかけてでも、入社後の活躍とフィットを見極めるために妥協していない姿勢の表れだと感じました。「これほど徹底して人を見ているのであれば、集まっているメンバーは優秀に違いない」と感じたことも、入社の決め手となりました。
※ワークサンプル:会社の選考プロセスとして導入している施策。社員と共に実際の業務のテーマに取り組み・ディスカッションすることで物事に対する考え方やスキルがフィットしているかを確認します。
入社2年目の挑戦。「PLマネジメント」と「グループ全体の成長を推進する事業間の連携プロジェクト」
──現在、ラクスルで担っているミッションについて教えてください。
現在のミッションは大きく2つあります。
1つは、ラクスル事業本部のダンボールワン事業におけるPLマネジメントおよびマーケティングです。
事業PLマネジメントは、PL(損益計算書)のマネジメントを通じた事業全体のコントロールを担っています。この業務では、単に過去の数字を追うだけでなく、売上、売上総利益、費用といった全ての要素を分解し、月次の予実管理や次年度の予算策定まで行います。特に、売上や売上総利益の管理では、市場環境や競合の動きを踏まえながら、主要KPIの進捗を深く分析し、予実がずれた際の原因特定と、次の一手を打つためのアクションプラン策定まで行います。
そして、このPL目標を達成するため、新規顧客獲得に向けたWeb広告運用やクリエイティブ改善、LTV(顧客生涯価値)最大化のための施策設計・実行といった、マーケティング業務全般の戦略と実行をみています。これは、全社的に見ても経営層と同じような立場で、事業の数字の意思決定に関わる重要な司令塔の役割を果たしています。事業の成長を数字で統括し、マーケティング戦略の方向性を定める、非常に複合的でチャレンジングなミッションです。
2つ目は、ラクスル事業本部とダンボールワンの顧客基盤を活用したラクスル事業本部の横串プロジェクトです。これは、単に事業を横並びにする「足し算」ではなく、各事業をシナジーで最大化する「掛け算」にしていくための取り組みです。ダンボールワン事業はM&Aによってグループインした企業です。
ダンボールワンが持つ強固な顧客基盤を、ラクスル事業本部のサービスに連携させ、相乗効果を生み出すという、グループ全体の成長戦略における横軸の最重要プロジェクトになります。日々の業務時間の5〜6割は、この戦略的な統合の実現に充てています。
──入社2年目で事業PLマネジメントとは、非常に挑戦的な機会ですね。どのような学びがありますか?
最大の学びは、「デジタルマーケティング」から「事業全体を俯瞰する」へと、視座が一段階上がったことです。
ラクスルに来てからは、売上だけでなく、サプライチェーン、商品原価といったリアルな事業運営の要素がPLに直結することを痛感しています。例えば、単に広告効率を上げるだけでなく、仕入れ価格を交渉する、物流を効率化するといった、現場のオペレーションや仕組みの改善が、事業の収益性を根本から左右するという視点を身につけました。
これは、デジタルに閉じたマーケティングではなく、リアルとITの融合という当社ならではの環境だからこそ得られる経験です。売上から原価、顧客満足度まで、PL全体を見るという、転職時に求めていた挑戦が、まさにここで実現していると感じています。
「エース番号を持って採用される」ラクスルの文化と、新卒への期待
──前職を経験し、ラクスルに転職されたからこそ感じる、この会社で働く魅力は何でしょうか?
当社で働く魅力は、仕事の「幅」と「深さ」を広げられることにあります。
前職では、デジタル領域という専門性の高い領域で成果を追求する環境でしたが、ラクスルでは大企業のように役割が細かく分断されておらず、「何でもやる力」が身につきます。
例えば、マーケティング担当であっても、PLの数字を見てサプライチェーンの改善策を考えたり、M&A後のシナジー創出という経営アジェンダに直接関わったりします。自分の役割の枠を超えて、事業を前に進めるために必要なことは全てやるというスタンスが求められるため、ビジネスの基礎体力である「問題解決能力」と「推進力」が鍛えられます。
──会社が新卒に期待していることは何だと思いますか?
「エース番号を持って採用される」という文化が根付いていると思います。新卒だからといって任されないことはありません。むしろ、入社直後から事業のコアな部分を任せられており、期待して大きな裁量を持たせる印象です。
これは、ラクスルが成長途上にあるフェーズだからこそ、ポストが開きやすく、事業に必要な役割を自ら取りに行けるチャレンジの機会が多い環境だからです。大きな裁量と機会を提供することで、早期に「ビジネスの総合格闘技」を経験し、自らのキャリアを築いていってほしいと願っています。
今のフェーズだからこそ面白い「総合格闘技」のフィールドへ
──最後に学生へのメッセージをお願いします。
ラクスルは今まさに良いフェーズにあり、「今」だからこそ得られる挑戦と機会があります。
僕自身が、前職で培ったマーケティングの専門性を活かしつつ、入社2年目にして事業のPLマネジメントや事業連携プロジェクトといった大きな役割を与えてもらえるように、当社では、既存の枠を超えた成長機会が用意されています。
成長途上のフェーズだからこそ、大きな裁量が豊富にあり、自分で手を挙げれば既存の枠を超えた挑戦が可能です。大きな裁量と成長の機会がほしい人、ビジネスの総合格闘技に挑みたい人は、ぜひこの挑戦的な環境で、一緒にキャリアを築きましょう。
ラクスルグループでは、ビジネス職での新卒採用を積極的に行っています。ご興味のある方は、ぜひこちらの求人もご覧ください