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ワンキャリアでは、就活サイト「ONE CAREER」、転職サイト「ONE CAREER PLUS 」など、仕事選びに寄り添うサービスを運営しています。新卒メンバーの中には、自分のキャリアと向き合い続け、自分に合った就職先を考え抜いた末に入社してくる人も少なくありません。
今回は、ワンキャリアに新卒入社した23年・24年卒のメンバー4名に座談会形式でそれぞれの学生時代や就活の思い出について話してもらいました。
4人とも「就活を始めた時期は周囲と比較すると遅かった」と話します。中には一度就活を中断し、周囲が落ち着いた頃にやり直したメンバーもいました。葛藤を抱えながらもどのようにして自身と向き合い、キャリア選択をしていったのか。そこに至るまでの道を語ってもらいました。
▼こんな人に読んでほしい
・就活が思うように進まず悩んでいる方
・内定は出たが自分のキャリアを考える中で再度やり直したい方
・「就活のスタートが遅れてしまった」と考えている方
・ワンキャリアについて知りたい方
・スタートアップでの働き方やリアルを知りたい方
▼座談会参加者
<2023年卒>
佐藤 進太郎:コンサルティングセールス事業部 パートナーセールスチーム
渡邉 美希パウラ:技術開発部 SREチーム
<2024年卒>
土田 菜里香: コンサルティングセールス事業部 学生紹介チーム
田中 慧:ONE CAREER PLUS事業部 メディアグループ コンテンツチーム
スポーツに学問に、それぞれが歩んだ学生生活
ー どのような学生時代を過ごしていましたか?。
土田:私は学業の傍ら、体育会駅伝部のマネージャーとして活動していました。全国大会を目指すチームだったこともあり、選手約50名、マネージャー約10名が所属する大所帯でした。学年が上がるに連れ、マネージャー内の組織づくりにも取り組むようになりました。
田中:「大学では人と違うところで尖りたい」と思っていたときにペルシャ語に出会い、学部から大学院までの合計約7年間、ひたすらペルシャ語とイランに関する勉強にのめり込んでいました。イラン留学も経験し、日本人とは異なる性質を持つイラン人にも惹かれました。
渡邉:私はカナダの大学でスポーツ科学を学んでいました。実は高校時代からコンピューターサイエンスにも興味があり、2年生からは、プログラミングにも取り組みました。その後エンジニアリングへの気持ちを諦めきれず、独自に開発に取り組んでハッカソンに出場したり、関連授業を専攻したりしていました。
佐藤:両親の影響で、子どものころからアルペンスキーをしており、大学では世界を目指していました。しかし、キャリアの入口となるはずのアジア選手権がコロナの影響でほぼ中止となり、満足な競技生活を送ることができませんでした。
コンサルティングセールス事業部 パートナーセールスチーム 佐藤 進太郎
1人の就活生としてサービスに出会い、使っていくなかで惹かれていった
ー 23卒の2人は、どのような就活を経て、ワンキャリアと出会ったのかを教えてください。
佐藤:アルペンスキーという競技の特性上、3月近くまで試合があるため、僕が就活を始めたのは、4年生になる直前です。
ワンキャリアとの出会いは、同級生から「ONE CAREER」を勧められたことです。その頃就活が上手くいっておらず、就活市場というもの自体が嫌いになり始めていて。そんな中、サービスを通じて「就活のブラックボックスを可視化する」というビジョンを掲げ、市場を変えようと青臭いことを突き通す姿勢に共感を覚え、エントリーすることにしました。内定が出たのは4年生の7月です。第一志望だったので、他社は辞退し、そのまま入社しました。
渡邉:日本だと3年生の秋学期にあたる2021年の11月頃から就活を始めました。待遇面や労働環境など、カナダと日本のどちらで働くかは正直迷いました。実は日本に居たのは幼稚園から小学校中学年までで、それ以外はブラジルで暮らしていたためか、少し日本が恋しくなっていて。最終的には自分がどうしたいかを大事にし、日本で働くことに決めました。
技術開発部 SREチーム 渡邉 美希パウラ
渡邉:動画から会社のことや社員の雰囲気を掴み取れないかとYouTubeで企業を調べていたとき、「ONE CAREER SUPER LIVE」にユーザーとして出会いました。当時は外国にいたこととコロナ禍だったこともあり、企業のリアルな情報が入りづらい状況でした。「ONE CAREER SUPER LIVE」を配信することに対し、世の中へのキャッチアップが早い会社だと思い、その提供会社であるワンキャリアに興味を持つようになりました。
周囲から遅れても、自分の本音と向き合い、納得できるまで考えた
ー 24卒の2人も、どのような就活をし、ワンキャリアと出会ったのかを教えてください。
田中:僕は2度就活をしています。最初は修士1年の3月です。元々就職に対してネガティブなイメージを持っていたこともあり、就活は真剣にやらない方が粋だなと思っていたほどでした。大学での専門性を活かすことを主眼に就活をした結果、民間の研究機関から内定をもらったのですが、その後も博士課程への進学を考え出すなど、就職自体に悩み出してしまいまいました。
そんなとき、同級生の結婚式で再会した社会人の友人と話したのを機に、ちゃんと自身のキャリアに向き合おうと、修士2年の9月から就活をやり直すことにしました。
ONE CAREER PLUS事業部 メディアグループ コンテンツチーム 田中 慧
田中:当時の僕は、専門性の高い学問が社会への影響力が少ないことを痛感していたこともあり、影響力が大きい人材業界で何かできないかと考えていました。「ONE CAREER」にある求人を眺めていると、ワンキャリアが募集をしていることを知り、エントリーしました。
ワンキャリアの面接では、誰と話しても知性的だと感じ、「こんな人たちと働きたい」と思いました。1次面接から最終面接まで、自分に興味を持ってもらえていると実感を持ちながら選考に臨むことができたこともあり、内定を受けた時点で就活を終えました。
土田:3年生の10月、「皆がやっているからやらなきゃ」という感じで就活を始めましたが、参加した説明会では1社も興味を持つことができず、一度就活を辞めました。4年生になる直前の3月に入り危機感を覚え、就活を再開します。
面接では体育会でのマネージャー経験について話しましたが、「選手のために頑張ってすごいね」と言われることに違和感がありました。周囲からは「せっかく体育会にいたんだから、話さないともったいない」と言われましたが、部活は頑張らなければならないから頑張っていたのであって、「選手のために頑張っていた」と面接仕様の話をすることは何か違うなと…。
このモヤモヤに気づいたのは6月、ある会社の最終面接で不合格になったときです。「本当に入社したいのか分からなかった」というフィードバックを受けたことを機に、「自分が自分らしくいられる会社で働きたい」と思うようになりました。
コンサルティングセールス事業部 学生紹介チーム 土田 菜里香
土田:ワンキャリアを知ったきっかけは、社員の多田(現:コンサルティングセールス事業部・動画・イベントチーム シニアマネージャー)が出演するYouTube動画です。
6月後半、皆が就活を終えている時期に就活を継続するのは辛く、心が折れかけているタイミングでした。偶然視聴したこの動画で、多田さんの「ガクチカは自分が本当に頑張ったことを言えばいい」という言葉が心に刺さったんです。それまで自分を良く見せようとすることにモヤモヤを感じていたので、この話を聞いて多田さんと働きたいと思い、多田さんの動画を漁りました(笑)。
ワンキャリアにはキャリア面談経由で応募しました。このルートはESの提出が後となるので、ESで落ちる不安を持たず安心して受けることができました。実際にワンキャリアの人と話してみると、とにかく人が魅力的であらゆる発言が心に刺さりましたし、会う社員一人一人に関心を持ちました。ただ内定時点で、ワンキャリアに入社したい理由がふわっとしていたため、自分のなかで納得できるまで落とし込みました。
失敗を経験しながらも、周囲から学び、成長する日々
ー 実際にワンキャリアに入社してみてどうでしたか?
佐藤:「パートナーセールスとは何?」からのスタートでした。セールス志望だったとはいえ、これから何をすればいいのかという不安にかられました。
チームメンバーとしては5人目だったこともあり、サポートについては、周囲も手探りだったように感じます。だからこそ、直属の上司が考えてくれたオンボーディングに自分から感想を伝え改善できたらと思いました。
入社2ヶ月後には担当代理店を持たせていただき、3ヶ月後には顧客との連絡を、その翌月からは担当を任せられました。パートナーセールスは基本的に販売代理店とのやり取りが主な業務となります。直接自分がやるのではなく、相手に依頼して動いてもらうため、各担当者と認識の齟齬・時期ズレなどをしないよう常に注意を払っています。
渡邉:私はSREエンジニアとして、事前にどれだけのサーバーを増設するかなどの計画を担当しています。就活サイト「ONE CAREER」は就職活動という季節性が高いものを扱うサービスであるため、就活がスタートする3月頃になるとアクセス数が急増します。そんな時にサーバーダウンなどを起こすとユーザーの信頼を失ってしまいます。サイトの信頼性は、ユーザーがサービスをいかに快適に安全に使えるかが鍵を握るからです。
サービスの快適さに直結する責任重大な仕事だからこそ、いかにより良いサービスを安定して供給しつづけるかは難しさを感じます。
チームとしては、何か質問や相談をすると、周囲は「なぜそうなると思う?」と聞いてくれるため、自分で考える力は養われてきました。また、部内では勉強会が活発なため、週に4〜6時間は勉強などのインプット時間に充て、毎週のように発表をしています。
ー24卒の2人は、入社して2ヶ月でどんな印象的な出来事がありましたか?
田中:私が配属された「ONE CAREER PLUS事業部」では新規事業という特性上、シビアな雰囲気が漂っているのかなと想像していましたが、ここまで「笑い」のある環境だとは思いませんでした(笑)。週1回、全員参加の「win-session」が開催され、毎回グループに分かれてその週にあったことを発表するのですが、皆さんの発表が面白くて…組織として仕事を楽しんでやろうという雰囲気が強くあります。そのおかげで、業務のキャッチアップは大変ですが、明るい前向きな気持ちで業務に取り組めています。
土田:私は代表の宮下さんとの会話が印象に残っています。研修期間中、宮下さんと偶然同じエレベーターになったのですが、「土田さん、研修はどう?」と話しかけてくれて。働き始めたばかりの私の名前を覚えてくださっていたことも、気さくに話しかけてくださったことも嬉しかったです。
仕事面では、学生さんとの面談をどうしたらより良いものにできるかに注力しています。エージェントに対し良くないイメージを持つ学生さんがいるなかで、いかに信用してもらえるかを日々考え、業務に当たっています。
残業も自分しだい。趣味も仕事も自分らしく楽しめる
ー皆さんが入社後にどのような生活を送っているかについても教えてください。
佐藤:仕事柄、パートナー企業からの連絡が夜遅くに来ることもあるため、時間的な余裕は正直そこまでありません。ただ、元々「スタートアップならこれぐらい忙しいだろう」と思っていたので、大きなギャップはありませんでした。プライベートでは、趣味である釣りを楽しめるよう、よく行く釣り場の近くへと引っ越しました。部屋は2LDKで、趣味用の部屋があります。若干オフィスには遠いですが、仕事と趣味を両立できています。
渡邉:私は時間もお金も余裕はある方かなと感じています。平日は20時には仕事を終わらせ、自分の好きな音楽やゲームなどをしていることが多いです。エンジニア職も同学年の平均給与より多くいただいていると思います。外食も我慢せずしますし、最新のガジェットを買ったりもします。貯金も問題なくできています。
田中:これまでは先に社会人になった友達にご馳走してもらうことが多かったので、久々に会ったときにはタコ焼きパーティーの費用を全額負担したり、友人がほしいと話していたゲームソフトをプレゼントしたりしました。就職を機に東京に出てきましたが、商業施設が充実しているため、暮らしやすいです。
土田:20時近くまで残業するときはありますが、必要だと自分で思っているからやっているだけで、そこまで残業しているという感覚はないですね。遅くなるときは、学生さんへの対応が多いです。仕事はもっと辛いものだと思っていたのですが、チームには同期が多く、部署の皆さんも心強いので、特に苦もなく楽しく働けています。
ー ベンチャーならではのゴリゴリした雰囲気についていけない不安はなかったのですか?
佐藤:特になかったです。自分の判断で、仕事を切り上げて退社し、翌日に回すこともできます。ホワイトブラックと呼ばれる会社もあるなか、自由度を持って働けるワンキャリアは仕事がしやすいです。ただ、大前提として結果は求められるので、自分への厳しさは求められます。
渡邉:どちらかというと、あたたかい雰囲気ですね。ミスをした際、上司に報告をすると叱ることはなく「再発防止するにはどうしたらいい?」という姿勢で向き合ってくれます。人のせいにするのではなく、仕組みの改善で対応していくという感じです
佐藤:確かに、発生した理由と予防するための方法は必ず聞かれます。仕組みでどう解決するかが問われるからこそ、仕事としてもやりがいがあります。
今回の記事では、新卒でワンキャリアに入社した4人にワンキャリアで働く面白さについて語ってもらいました。ワンキャリアのことが少しでも気になった方、ぜひ以下のリンクから気になるポジションをのぞいてみてくださいね!
企画・取材・編集:山下 麻未
執筆・撮影:スギモトアイ