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雑でもガンガン進む人か、緻密に考える人か。きれいごと抜きの「求める人物像」を、事前に確認しておこう。(後編)


前回に引き続き、私たちの会社が求める人物像・相性について、きれいごとなしで考えてみました。ぜひご自身のことを分析しながら、転職活動や就職活動の参考にしてみてください。

【質問6】

私たちの会社にとって相性がいいのは?
 A:自由が大事な人
 B:平等が大事な人


■社長の回答とその理由

A:自由が大事な人

私自身、決められたことをやるのが嫌いというのが大きいのかもしれません。裁量を与えられ、その中で自分で考えて行動することが大切だと思っています。ただし、自由気ままという意味ではなく、そこに感謝し、成果で報いるという生き方ですね。

特に私たちが手掛けているインターネット関連ビジネスの特性として、「考慮すべき要素が多く、それらが複雑に絡み合っている」ということが挙げられます。シンプルに「このKPIだけを上げればいい」というわけではありません。そのため、すべてを指示・コントロールすることはそもそも不可能であるとも言えます。最前線で戦いながら、自分で一つひとつ判断して積み重ねていく必要があります。そういう意味では、自由にやりたい、自由にやらせてくれる方が仕事をしやすい、というタイプには向いていると思います。

念のため平等についても。チャンスは平等に与えられるべきだという想いは大切にして会社をやってきました。また、若くて未経験でも、自分から「これは自分がやりたい!」と手を挙げた人には一度はやらせてあげたいと思って若手に接しています。そういう意味では何が平等で何が平等でないかは難しいですね。

自分から手を挙げたけどできなかった人のバックアップサポートは必要ですし、苦労してきたことも多いですが、当人はやってみないと本当の大変さはわからないこともあるので、それでもやらせてきてよかったなと思っています。

もちろん、やると決めたら結果責任も果たそうと努力する、最後まであきらめない人間の集団でいたいといつも思っています。当然ビジネスには時間的制約等もありますし、合理的判断判断も必要なので、キャパを超えて無理をして気合いだけで「諦めずにやる!」というような筋肉志向は嫌っています。

【質問7】

私たちの会社にとって相性がいいのは?
 A:失敗したら前向きに次に行く人
 B:失敗したら分析して原因を追求する人


■社長の回答とその理由

A:失敗したら前向きに次に行く人

失敗をロジカルにとらえて、改善していくことが仕事だと思います。ただし、いつまでもネチネチと「なぜ上手くいかなかったんだ」「改善策を提出しろ」といったことはしません。きっちり事実と向き合い、分析して、やるべきことをやっていけばいいのです。

落ち込んだとしても当日のみ。寝たら忘れる。

ノリだけで仕事ができるわけではありませんが、細かいところの完全性よりも、たくさんチャレンジし続けることを大切にしています。

【質問8】

私たちの会社にとって相性がいいのは?
 A:穏やか、内気、真面目、優しい、気を遣う、細やか、忠実、他者に従う人
 B:強気、自信がある、偉そう、覇気がある、粗い、反抗的、我が強い人


■社長の回答とその理由

B:強気、自信がある、偉そう、覇気がある、粗い、反抗的、我が強い人

変化が速いビジネス環境において、自分たちの事業をどんどんアップデートしていく人の集まりがオンサイトです。そんな中、他の人の背中を押してあげたり、やってみないとわからないところをチャレンジするシーンも多々あります。そのため私たちは「若手は黙ってろ」「言われた通りにやれ」といった指導はしていません。多少生意気なくらいでちょうどよく、ガンガン動いていく人の方が成果を出し、成長しています。

私自身も、若いときからまだ誰も解を持っていないような問いと向き合う仕事をしてきましたので、お客様はみなさんだいぶ年上でそれでも何とかやり取りしながら成果を出すという期間が、キャリアの半分以上を占めています。時には「若いのにあなたを信じで大丈夫なの?」という見えない声とも戦ってきましたし、大きい規模の投資判断をしてもらうことも多々ありました。それでも何とかする馬力と言いますかエネルギーの大きさがやはり大事になってきます。

【質問9】

私たちの会社にとって相性がいいのは?
 A:理念(ビジョン、パーパス、経営方針)が大事な人
 B:事業(商品、ビジネスモデル、業界特性、業務内容、顧客への提供価値)が大事な人
 C:組織(人、ルール、雰囲気、文化、働き方、福利厚生、報酬体系、教育)が大事な人


■社長の回答とその理由

A:理念(ビジョン、パーパス、経営方針)が大事な人

会社としての存在意義や目指したい姿、判断基準といった価値観が先にあり、それによってビジネスの内容が決まり、そのビジネスを遂行するための組織のあり方が決まっていくはずです。つまり、A→B→Cという順番です。

Bの事業内容は変化することもあります。特に我々が手掛けているインターネット関連ビジネスはその変化スピードが速いため、同じことをやり続けていればいいわけではありません。常にアップデートが必要です。

そうなると当然、Cの組織のあり方も変化していくことになります。時にはドラスティックに変わらざるを得ない、苦しい局面もあるはずです。会社の体制が変わることもありますが、それでもAからの芯はブレていません。

こういった事業や組織の変化に適応することの積み重ねが、本当の意味でのキャリアだと感じています。何も変わらない中で同じことをやり続けるよりも、「あんなこともあった」「こんな時期もあった」としっかり語れるネタを持っている人は強いと思います。

【質問10】

私たちの会社にとって相性がいいのは?
 A:しっかり計画を立ててその通りに進めたい人
 B:その時の状況や気分で柔軟に進めたい人


■社長の回答とその理由

どちらでもないです。

まず、当社では何をやるにせよ、先に完璧な説明を求めたり、社内向けの資料を作ってもらうようなことはありません。そういう意味では行き過ぎたAではないと思います。それに、そもそも細かい計画を立てる意味がないことや、やってみなければわからないということも多い世界です。基本的にはチャレンジや行動量を推奨しています。

一方で、無計画の思いつきは、昔も今も厳しいと思います。

現実的な話としては、直感で取り組んで、やっていく中で軌道修正していくという仕事の進め方は確実に存在していると感じています。ただ、しっかりと「説明責任」は取らなければなりません。この業界で成果を上げていらっしゃる方は、みなさんこの説明責任をものすごく高いレベルで果たされている方だと思っています。


万能な人はいませんし、万能な会社もどこにもありません。どのような会社でどのような仕事をしたいのか、そしてどのような働き方をしたいのか。ぜひご自身との相性も踏まえて考えてみていただきたく、今回このような企画でお送りしました。

前編も併せて奇譚なく10個の質問に答えてもらったことで、何となくオンサイトが大事にしていることや、どのようなことを大切にしているのかはおわかりいただけたかと思います。もし少しでも「まさに自分はそういうタイプだ!」「そういう会社で仕事をしてみたい!」と思われた方は、ぜひ一度お話しましょう。まずはエントリーをお待ちしています。


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