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どんな人が相性いい? きれいごと抜きの「求める人物像」を、事前に確認しておこう。


以前、会社の文化を理解してもらうための二者択一の質問と回答を記載しました。
https://www.wantedly.com/companies/on-sight/post_articles/941327

今回は同様の形式で、私たちオンサイトが求める人物像について、きれいごとなしで、わかりやすくお伝えしていきたいと思います。

例えばこんな感じです。

私たちの会社が求めている人物像は?
 A:友達が多く、外交的で、人と関わることが好きな人
 B:一人でいる時間や、一人で黙々と作業することが好きな人


どちらが人として優れているかではなく、私たちの会社との相性として、実際にどのような人が活躍しているのかをお答えします。
なお、職種によっても回答が違ってきますので、今回はエンジニア職ではなく、コンサル職(顧客の窓口になり様々な専門家と連携しながら事業をプロデュースしていく)に限定してお答えします。

キャリアを考える上でのヒントにもなるかと思いますので、ぜひご自身の自己分析をしながら読んでみてください。

【質問1】

私たちの会社にとって相性がいいのは?
 A:友達が多く、外交的で、人と関わることが好きな人
 B:一人でいる時間や、一人で黙々と作業することが好きな人


■社長の回答とその理由

A:友達が多く、外交的で、人と関わることが好きな人

Bのような方も時に素晴らしい成果を出すと思いますが、オンサイトのコンサル職においては、人との関わりが欠かせません。

社内外の人との会話や接点を通じてビジネスチャンスが生まれてきますし、プロジェクトメンバーとの共同作業の中で新しい発想が生まれることが多々あるからです。黙々と一人で何かを追求するよりは、人と関わることが好きで友達が多いタイプの方が、オンサイトとの相性がいいと思います。

【質問2】

私たちの会社にとって相性がいいのは?
 A:人から言われたことは一旦受け入れてみる、疑わない人
 B:しっかり理解しないと気が済まない、納得いかないことは受け入れられない人


■社長の回答とその理由

A:人から言われたことは一旦受け入れてみる、疑わない人

私たちが手掛けているインターネットまわりのビジネス環境は、サービスも技術もどんどん増えていますし、それらがお互いに関与し合っている非常に複雑なものです。SNSにせよ、ECにせよ、WEB広告にせよ、メディアにせよ、裏側のサーバやシステムにせよ、何かが単体で成立することはありません。全体を見て、問題を解決するための最適な解を自分で導き出していく必要がありますし、そこが仕事の面白さでもあります。

また、そんなインターネット上のマーケットは細分化され尽くしており、例えば自分が欲しいと思う商品を万人が欲しているということはありませんし、自分がシェアしたいSNSの投稿内容にみんなが共感してくれるわけでもありません。人の購買理由や行動は、理屈だけで語れるものではなく、感覚での好き嫌いも重要性が増している状況なのです。

そのため、自分の考えだけに固執して独りよがりになってしまうことは、むしろ意識的に回避すべきです。そういう意味で、「A:人から言われたことは一旦受け入れてみる、疑わない人」の方が柔軟に動くことができ、成果を出せる仕事だと言えます。もちろん自分の考えや感覚も大切にしてほしいですが、それと同時に、何でも一旦は受け入れてみる姿勢があると成果を出しやすいでしょうね。

【質問3】

私たちの会社にとって相性がいいのは?
 A:できるだけ人に頼らず自分で何とかする人
 B:知っていそうな人にすぐに聞きに行く、相談する人


■社長の回答とその理由

B:知っていそうな人にすぐに聞きに行く、相談する

自分で何とかしようとする姿勢は大事ですが、今はとにかくビジネスにおける一次情報を得ること、そのためのフットワークを軽くすることの重要性が非常に高まっていると思います。

人にすぐ会いに行き、相談できる人は、そういった行動の中で求める以上の情報や体験を得ることも往々にしてあります。ですので、断片的ではあっても、一見無関係そうであっても、とにかく多くの人と関わりながらいろいろなヒントを求めていく行動力が必要です。こういった小さな行動の蓄積によって自分のアイデアも整理されていきますし、全体の成果につながっていきます。

私たちの仕事は、不確実でもいいので、とにかくすぐ動く、たくさん動く。これが最重要です。

【質問4】

私たちの会社にとって相性がいいのは?
 A:自分で決めたい、自分主体で物事を動かしたい人
 B:誰かに決めてほしいが、決められたことはきっちりやり切る人


■社長の回答とその理由

A:自分で決めたい、自分主体で物事を動かしたい人

Bのような人も世の中には必要ですが、オンサイトに関して言うとBはあり得ないと思っています。

私たちは、現場感を持って顧客の経営課題と向き合っており、そこではまだ誰も正解を見つけていないような問題に直面しています。そのため、その領域の専門家として、そして当事者として、自分主導で決め、自分がやりたいことを提案するという姿勢が必要です。これはベテランであっても新入社員であっても同じです。決して、誰かに決められた作業を淡々とこなしていく仕事ではありません。

何もわからないから決めることが怖い、と感じる人には向いていない会社ですが、むしろ何も決まっていないからこそ自分が主体的に決めることができるということです。そういった「自分で決めること」を楽しめる人や、我が強くて自分でやりたがる人、ミスを怖がらずにすぐ行動してしまう人はオンサイトでは伸び伸び仕事ができます。

【質問5】

私たちの会社にとって相性がいいのは?
 A:感情重視、人重視
 B:ロジック重視、正しさ重視


■社長の回答とその理由

プロジェクトを推進していくリーダー的立場という意味で、明確にBです。

感情や人を重視することは大切ですが、それによって振り回されたり、すべきことから逃げてしまう「その場しのぎの判断」は、私が最も嫌いなことです。

もちろん仕事には多くの関係者がいますし、様々な状況を鑑みての「現実的な判断」は必要ですが、これは「その場しのぎの判断」とは異なります。成果を第一に捉え、そのために必要なことを行っていくのが「現実的な判断」です。こういった「現実的な判断」は人によってはドライだと感じるかもしれませんが、ここから逃げずに向き合い、(もちろん喧嘩を売って軋轢を生むのではなく)粘り強く折衝を重ねていき、相手にも納得してもらい、こちらが思う最善を実現していく。こういうことをできる人が、20代〜30代で大きく伸びる人です。

逆に、ビジネスがこれだけ複雑化、高度化、スピード化している中で、軋轢から逃げて「その場しのぎの判断」をすることは、目の前の問題をさらに困難なものにしてしまいますし、本人にとってもキャリアの評価に繋がるような経験にはなりません。さらに会社にとってはリソースの無駄遣いやスピード低下を招き、経営の死活問題に直結することさえあります。それくらい感情まかせの「その場しのぎの判断」はダメなことなのです。

「B:ロジック重視、正しさ重視」は人を疎かにするということではなく、完璧なロジックや根拠を用意しろということでもなく、「最善から逃げない、妥協しない」ということです。


二者択一での回答をしたため、やや極端に思える内容もあるかと思いますが、ごまかさずに自分たちの会社が行っている事業やその業界特有を考えて、素直にお伝えさせていただきました。

次回は後半の質問6〜10について掲載します。

ここまでお読みになって、ご自身の特性や望む働き方に近いと思われた方は、ぜひ面談でお話しましょう。まずはエントリーお待ちしています。


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