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カヤックへの転職を機に鎌倉へ移住したプロデューサーの黒木さん。面白プロデュース事業部のプロデューサーがどんな仕事をしているか?仕事の面白さや大変さは何なのか?そして鎌倉ではどんな風に過ごしているのか?聞いてみました!
黒木靜
1993年生まれ、2019年カヤック入社
面白プロデュース事業部/プロデューサー
カヤックに入社後、都心から鎌倉に移住。仕事・プライベートの価値観もがらりと変わりました!控えめに言って最高です。
「人を感動させたい!」カヤックに入社して叶えた思い
ーなぜカヤックに入ろうと思ったのですか?
黒木
もともと人を喜ばせたり感動させたりするのが好きで、飲み会やイベントの企画をすることが多かったんですね。だから仕事でも人の心を動かすことがしたいと思って、1社目となる広告の制作会社に就職しました。カヤックのことは、新卒で入った会社の上司から教えてもらいました。面白いことや他の人が思いつかないことを企画・制作したいと思っていたので、面白法人はピッタリだと思い、転職を決意しました。
ー入社後、面白いプロジェクトには関われましたか?
黒木
はじめて携わったのがZONeのプロモーションで『eSports大学生最強決定戦』というeスポーツ大会を開催したプロジェクトです。eスポーツという未経験の分野への挑戦だったので、準備に苦労しましたが、その分、大規模なイベントが開催された瞬間はとても感動しました。また開催したeスポーツ大会の影響力に驚きました。Webサイトの公開直後、TwitterなどのSNSですぐにユーザーからリアクションが返ってくるのは新鮮で、とても嬉しい体験でした。ただ、制作のスピード感の違いにはギャップを感じましたね。前職では企業ブランディングを担当していたので、数ヶ月かけてクライアントさんと会話しながらWebサイト制作を進めていました。しかしカヤックではWebサイトを数週間で納品する場合もあり、短期間での制作に慣れる必要がありました。
▲ZONe『eSports大学生最強決定戦』大学生の頂点を決めるeSports大会を渋谷ビジョンで開催した。
黒木
他に印象に残っているプロジェクトは『Digital Häagen Cup(デジタルハーゲンカップ)』です。自分だけのオリジナルカップをつくれる画像生成コンテンツだったんですが、公開直後から反響が大きくて、人生で初めてTwitterのトレンド入りを果たしました。入社して1年もたってないのに、こんな話題になるコンテンツに関わることができたのは嬉しかったです。
▲自分の描いた絵や撮った写真など、とっておきの思い出をハーゲンダッツのパッケージにはめこんで、世界にひとつだけのオリジナルカップをつくれる画像生成コンテンツ
チームコンセプトは「幸せ」。企画提案からチームの体調管理までこなすプロデューサーの仕事。
ー 黒木さんは現在どんなお仕事をされていますか?
黒木
元々は面白プロデュース事業部でPM(プロジェクトマネージャー)を務めていましたが、今年に入ってからは同じ事業部でプロデューサーに挑戦しています。プロデューサーの役割は、プロジェクトの進行フェーズによって変わります。クライアントから新しい依頼をいただいたタイミングでは、課題・提案スケジュール・予算など、提案のために必要な与件をヒアリングします。その後、社内に情報を持ち帰り、クライアントとってベストな提案ができるメンバーを集めて企画チームをつくります。
提案後には制作準備として制作チームを構築します。決められた予算とスケジュールの中で、安全に制作・納品できる体制をつくります。制作中は制作物をもっと良くするために新しいアイデアが生まれたり、想定外のことが起きる場合もあるので、それをどうやって乗り越えるかチームメンバーと相談して、クライアントの方と折衝することも多いです。
ー プロデューサーの仕事は幅広いんですね!
黒木
そうなんです。プロデューサーはチームリーダーとしての役割も担います。企画部と意匠部のメンバーが所属する5人ほどのチームを受け持ち、担当案件やリソースの管理、体調のケアなどを行います。誰がどの案件を担当するかはプロデューサーが決めることが多いので、メンバーがやりたいことや得意なことを把握して、できるだけ意向に沿ってアサインすることも心がけています。私のチームのコンセプトは「幸せ」です。仕事が楽しく、やりたいことができているだけじゃなくて、プライベートも犠牲にしたくない。チームメンバーが考える色々な人生の幸せが全部満たされている働き方を目指したいなと思っています。そのために色々挑戦しているところです!
入社後に感じたギャップと苦労…。乗り越えるためにとった行動は?
ーカヤック社員の人柄や社風はどう思いますか?
黒木
自由ですね。まずスーツを着ている人がいない。上下関係もありません。お酒の席で上座下座を気にする人はいませんね。年齢、職種、社歴に関係なく何でも言い合える風通しの良さがあります。自分が等身大でいられる社風だなと思います。プロジェクトごとに新しい分野へ挑戦できることも魅力のひとつですが、一方でそれは知らないことと真正面から向き合うことでもあるので、これで合ってるのかな?という不安は常につきまといます。プロデューサーやPMはプロジェクトが成功するまでの道筋を示すことも役割の一つですが、いつも何か足りないんじゃないかというプレッシャーを感じます。ピンチをチャンスとして捉えられるとか、ハラハラを楽しめる人にとっては刺激的でピッタリの環境かもしれませんね(笑)。
ー入社当時に苦労したことはありますか?
黒木
サポートしてくれるはずの社員が忙しすぎて連絡がとれない場面はありました。あとは自由すぎる社風が故、「これを読めばすべて分かる」みたいなルールブックがありません。入社時のオリエンテーション(研修)も最低限しか無いので、わからないことは自ら聞いて回らないと情報を得ることができませんでした。
ーそれでも即戦力賞を受賞しましたね。どうやって苦労を乗り越えたんですか?
黒木
まわりの人は、忙しかったり、決められた教育プランがないこともあり、待っているだけでは何も教えてもらえませんでした。でも決して誰も「放置したい」と思っていてその状態になっているわけではなくて、こちらから何かを聞いたら職種の垣根を超えて丁寧に教えてくれるんです。だから、わからないことはまず自分で調べて、それでもわからなかったら人に聞くというアクションを積極的に繰り返しました。質問したときの返事が早くて助かりましたね。また1on1というミーティングがあり、定期的に先輩社員1対1で話すことができるので、その時間も活用して疑問点や不安を解消していきました。指示待ちの人はカヤックだと難しいかもしれませんね。想像したり調べたり質問したり、自分でアクションを起こせる人がカヤックには合っていると思います。
ずっと住み続けたい!鎌倉の魅力とは?
ー鎌倉での生活はどうですか?
黒木
とても気に入っています。もしかしたら一生鎌倉から引っ越せないかもしれないです(笑)。お酒が好きなので、金曜日の夜は必ずと言っていいほど飲みに行きます。チェーン店じゃないディープな飲み屋や美味しいご飯屋さんがたくさんあって大満足です。店員さんやお客さんも気さくで友達が増えました。海や山といった自然が豊かなところも好きなポイントです。やることがない土日は由比ヶ浜海岸で海を眺めたり、お花を見に長谷寺へ行ったりします。元々都会育ちなんですが、鎌倉に引っ越してきてはじめてアウトドアに興味を持ちました。キャンプやサーフィンを楽しんでいます。スーツを着た人だらけのオフィス街とは違って、満員電車も無いし、時間がゆっくりで自然を楽しむ余裕があるのがいいですね。
ーカヤックに入りたいと思っている方へメッセージがあればどうぞ
黒木
個人的には「こんな面白い会社はないから、みんな入ろうぜ!」って言いたいです(笑)。周りの人に自信をもって勧められる会社だと思っています。仕事内容や社員が面白くて、自由で、しかも鎌倉にある会社って他にないと思うので。もし迷ってる人がいたら、まず気軽に社員に会ってみてほしいです。「あなたが幸せに働けるポジションがカヤックにあるか」という視点で、一緒になって話をしてくれると思います。
(取材・文 高田一史)
カヤックサイト インタビューより引用- https://www.kayac.com/news/2023/04/interview_kuroki
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