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フロントエンドエンジニアチームのチームリーダー・テクニカルディレクターとして充実した日々を過ごす坂田さん、実はカヤックを一度退職しているのだとか。再入社したからこそ認識した会社の魅力、仕事の面白さや、エンジニアとしての成長機会とは......?
坂田 健太
1981年生まれ、2017年入社・2020年3月退職・2021年12月再入社
面白プロデュース事業部/フロントエンドエンジニア・テクニカルディレクター
いつも穏やかでいることを心がけています
好きな言葉は「晴天を誉めるには日没を待て」
カヤックなら、学び合いながら自分らしいキャリアを切り開ける
ー最初に自己紹介をお願いします!
面白プロデュース事業部の坂田です。Web制作のフロントエンド実装や、テクニカルディレクションを担当しています。また、フロントエンドエンジニアチームのリーダーとして、案件のアサインや状況確認、メンバー育成などチームマネジメントも行っています。
ー坂田さんはカヤックに中途入社されていますが、転職の決め手はどんなところでしたか。
決め手は領域の広い仕事内容、カヤック独自の社風や人の魅力です。転職前はカヤックに対して「面白くて尖っている会社」というイメージがあり、ずっとある種の憧れがあったんです。だから、転職活動もけっこう前のめりでしたね、笑。
また、前職でWebデザイナーやディレクターというポジションを経験していたので、エンジニアリングだけでなく、自分の持っているデザインやディレクションのスキルを活かせる環境も魅力的でした。
ー今まで坂田さんが携わった案件を、具体的に教えてもらえますか。
入社してすぐ長期間携わったのが、スマホゲーム『進撃の巨人TACTICS』の公式WEBサイトやティーザーサイトの案件です。事前登録キャンペーン用のゲームコンテンツ『リヴァイ兵長のお掃除訓練』では、ゲーム性能の議論がすぐできるように、モックを早くつくることを心がけました。クオリティのいいゲームができて、たくさんの人に遊んでもらい、SNSでシェアしてもらうことができました。
▲進撃の巨人の人気キャラが登場するお掃除ゲーム『リヴァイ兵長のお掃除訓練』(2019)
あとは、人気アニメ『Bラッパーズストリート』のキャンペーンサイトも思い出深いです。若い年代のチームメンバーが多く、カヤックらしい「部活動」みたいな雰囲気がとても楽しかったです。
この案件では、ゲームの音楽に合わせてオリジナルラップをつくれる、スマホ対応のブラウザゲームをバンダイと共同開発しました。オリジナルラップを録音してSNSでシェアできる仕組みはチャレンジした部分です。全体的に動きが多いので、ディレクター・デザイナーを交えて、実装方法や素材のつくりかたなどについて密に議論を重ねました。
ゲームをつくることは、エンジニアとしてひとつの楽しみです。Webサイトでのパフォーマンス面など、細かく考えなくてはいけないことが詰まっているので。
▲リズムタップゲーム『Bラッパーズストリート』のゲームボイスにはアニメの豪華声優陣も登場。ラップのバリエーションは120万通りにも(2019)
こういったキャンペーンサイト以外に、コーポレートサイトを担当することもあります。扱う案件が幅広いことは、カヤックの仕事の醍醐味ですね。また、案件を並行して担当することで、いつでも様々な刺激を受けられるところが面白いです。僕はけっこう飽き性なところがあるので......。
ーカヤックに転職したことで、エンジニアとして成長できたと感じますか。
はい、社内でスキルの高い人から学べることが大きいです。転職前は印刷会社のWeb事業部にいて、自分がまず学んで誰かに教えるという立場だったんです。ずっと一方的に教える立場だったら、年齢的にもレガシーなところでストップしてしまったのではないかと思います
。
カヤックでは相互で学び合えるので、エンジニア同士の横のつながりも強く、新しい技術に対する成長機会がたくさんあると感じます。たまたま、今まで僕が触れていなかった技術を使う案件があった時には、入社2年目のエンジニアに教えてもらったこともあります。
キャリアパスも、決められたレールの上を進むのではなく自分がやりたいことに挑戦できるので、スキルを広げるにはいい環境。その代わり、誰かが道筋を立ててくれるわけではないので、自走する力や発信力は必須です。失敗を恐れない、向上心の強い人は、カヤックに向いていると思います。
退職後も戻りたくなるカヤックの魅力とは......?
ー経歴を拝見して気になっていたのですが、一度カヤックを退職されていますよね!
カヤックを退職したのは、仕事上の理由からではないんです。子どもが生まれることになった際、妻は出産後すぐに職場復帰を望んでいたので「自分の勤務先も、都内の自宅や妻の実家に近い方が何かと便利では」と思ったことがきっかけでした。たまたまいい条件のオファーがあったので、都内の会社に転職したという経緯です。
その後すぐコロナ禍で妻がフルリモートワークになり、カヤックを辞めた際に心配していた勤務地の問題を見つめ直したんです。子育ても鎌倉まで通うのも、両方ありじゃないか、と。カヤックとは連絡をずっと取り合っていたので、「もう一度一緒に働きたい」と再入社しました。
ーカヤック社長の柳澤さんは「やりたいことを全部実現するには、orではなく、 andの思想を持つ」という話をよくされるのだとか。
「サーフィンか仕事か、ではなく、朝サーフィンに行くからこそ仕事でいいパフォーマンスを出す」という話ですよね。そういう意味では、子育てと仕事の相乗効果で、時間の使い方が効率的になり、仕事への集中力が向上したと思います。
仕事では「スピード感」を重要視しています。例えば、メッセージにはできるだけ即レスし、設定された納品日より早く仕上げます。パフォーマンスを上げるだけでなく、関わる人に喜んでもらいたいと思っているので、ちょっとでも期待を超えられるように意識しています。
ーまさにワークライフインテグレーションですね。ところで、なぜ「またカヤックで一緒に働きたい」と思ったのでしょうか。
居心地が良かったんですよね。
最初はびっくりしたのですが、カヤックにはちょっとしたことでも人を褒める文化があります。なんとなく恥ずかしくて中々言い出せないような言葉や感謝を、きちんと相手に言うんです。自分が褒められるのはもちろん単純に嬉しいし、人が褒められているのを見るのも心地いい。僕も含め、エンジニアは人見知りや話すことが苦手な人も多いけれど、こういった社風がコミュニケーションを円滑にしているのだと思います。
評価の仕方も、戻りたくなったひとつの理由かもしれないです。僕にとっては、カヤックの360度評価の制度はフルオープンで、評価される側・評価する側のどちらでいても、ストレスの負荷が小さいと感じます。
期待と楽しみを胸に、挑戦し続ける
ー坂田さんにとってカヤックをひとことで表すと......?
「リゾート地」でしょうか......。上手く表現できないのですが、行く先に期待や楽しみがある、という意味で。よく言い過ぎかもしれないですけど、笑。
ーえ、リゾート地ですか! たしかに、服装もリゾート感が出ていますね。
Tシャツ、ショートパンツにビーサンは、他の会社だったらちょっと考えられないですよね、笑。行き先も鎌倉ですし、いわゆるオフィスに出勤する格好ではない服をあえて着て、「さあ、楽しむぞ」という気持ちで日々出社しています。
ー今後チャレンジしたいことは何でしょうか。
フロントエンドエンジニアとして、まだまだ若い人には負けないように新しい技術をインプットしていきたいです。技術の移り変わりも激しいし、扱う範囲もとても広いので、キャッチアップが難しいんです。でも、時間が足りないといって甘えずにやっていきたい。
昔は「何かすごいものをつくって驚かれたい」という気持ちがあったのですが、30代後半になってから「喜んでもらいたい」という思いの方が強くなりました。それはそれでいいのですが、その分挑戦が薄くなっている気がして......。もう一度、熱い気持ちで挑戦していきたいと思います!
カヤックサイト インタビューより引用- https://www.kayac.com/news/2022/07/interview_sakata
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