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2024年度 SMBグロース企業賞を受賞 - 全国300万社以上の中小企業から50社の一つに選出
株式会社TuberVisionは、「2024年度 SMBグロース企業賞」を受賞いたしました。全国300万社以上の中小企業の中から選ばれたことは、当社の取り組みと成長が高く評価された結果であり、私たちの3D技術を活用した独自の設計手法や、建設業界における効率的かつ持続可能な建設の推進が社会に認められた証と受け止めています。私たちは、地域社会やお客様のニーズに応え続けるべく、最先端の技術を駆使し、現場の効率化やコスト削減、そして新たな価値の創出に挑戦し続けています。今回の受賞を励みに、さらなる成長と革新を目指し、持続的な社会貢献に努めてまいります。
AIのための思考という「化石燃料」
とあるラジオで「思考の化石燃料を人類は残すんでしょうね」というナビゲーターのコメントがきっかけで、前回、前々回と、思考がどのように発展して技術になり、それがどんな特徴なのか、なんとなく思っていた事を過去2回に渡って投稿してみました。きっかけとなった会話はポッドキャストで提供されていますので、興味がある方は聴いてみてはいかがでしょう。ちなみに、AIについて議論する時、主語が大きめになるのは、なぜでしょうね。AIに「ありがとう」が伝わるのであれば変わった人だなと思われるかもしれませんが、最近、よく利用するAIに「ありがとう。」と返す事も増えてきました。それはつまり、人の感情や価値観を理解して...
AIはアリストテレス的進化?OOPはプラトン的設計?哲学的に考えるIT技術
前回は、プラトンのイデア論とプログラミング言語のオブジェクト指向(OOP)の類似性について触れました。今回は、さらに哲学的な視点からOOPとAIを比較し、もしOOPがプラトン的な静的世界観を反映しているのだとすれば、AIはアリストテレス的な動的な世界観を反映していると言えるのではないか、というテーマで考えます。OOPのプラトン的な特性OOPは、現実の複雑さを抽象化し、整理するための手法です。「クラス」という普遍的な設計図を基に、具象化されたオブジェクトが生成されます。これは、プラトンのイデア論における「イデア(普遍的な本質)」と、その具体的な反映である物質世界との関係に似ています。イデア...
哲学者プラトンのイデア論とオブジェクト指向プログラミングの意外な共通点
AIの進化が進む中、文系AIエンジニアの活躍が期待されています。彼らは文章を通じて意図を正確に伝える能力が高く、これがプロンプト作成において重要だからです。私自身オブジェクト指向プログラミング(以降、OOP)でコーディングしてきた経験から言えることは、現在のようにAIが普及するその前、OOPが使えるようになったその時から、抽象的に論じられる哲学を理解する文系っぽさは既に必要だったという事です。プラトンのイデア論とオブジェクト指向の共通点哲学とプログラミングの世界は、一見すると全く異なる領域のように思えます。しかし、プラトンの「イデア論」とプログラミング言語における「オブジェクト指向」には...
一語一絵と一期一会
営業担当者が顧客との「一期一会」を大切にするように、デザイナーもフライヤー等を通して「一期一会」します。しかし、実際には対面しないので「一語一絵」とでもいいましょうか。私はCANVAやAdobe Express等使ってフライヤーを作ることがあるので、今回デザイナー側の視点でもお話しようと思います。「一語一絵」は機能でありセオリー「一語一絵」とは、一つの枠(キービジュアル)に一つのメッセージ(キャッチコピー等)を明確に伝えるというデザインにおいて一般的に認識されているセオリーです。このアプローチにより、受け取った人が瞬時に情報を理解できるようになります。例えば、BtoBにおいての新サービス...
2024/25シーズン 秋冬の健康管理について
自分の意思で選択する環境の整備から秋の訪れとともに、2024/25シーズンのインフルエンザワクチンや新型コロナワクチンの接種が話題になり始めましたが、弊社では引き続き「任意」の方針です。弊社はワクチン接種に関して、政府の「強制」がない限り、社員一人ひとりが自分の判断で接種を決めることが重要だと考えています。社員には「なんとなくよさそうだから」といった雰囲気に乗って決めるのではなく、しっかりと自分の意思で選択できる環境を整えていきたいと考えています。健康に関する重要な選択は自分の判断で2021年のコロナワクチン接種が推奨された際も、弊社では「任意」での接種を選択し、同調圧力を感じることなく...
モチベーションは誰が管理しますか?
「モチベーション」という言葉は、現代のビジネスシーンでよく耳にします。しかし、この言葉が広く使われるようになった背景には、年功序列という独自の雇用形態が深く関わっていると考えられます。日本企業において、長年にわたって定着してきた年功序列制度の中で、社員一人ひとりのモチベーションをどのように維持し、高めるかが重要な課題となり、この中で「モチベーション」という概念が次第に注目されるようになりました。今回はこのモチベーションについて考えていきましょう。モチベーションが醸成された背景年功序列制度は、社員が年次を重ねることで自然と待遇が向上し、昇進の機会が与えられるというものでした。この制度は、企...
イシグロ株式会社との建設DXサービスに関する事業提携について
株式会社TuberVision(以下「TuberVision」)は、イシグロ株式会社との事業提携を発表いたします。本提携により、イシグロ株式会社が持つ全国60か所の拠点を活用し、弊社のワンストップサービスとイシグロ株式会社の資材供給力を組み合わせた建設DXサービスを全国展開いたします。プラント系建設DXサービスのご案内 | イシグロ - Powered by イプロス (ipros.jp)提携の背景と目的イシグロ株式会社は、日本国内および海外市場において強力な販売ネットワークを持ち、配管機材を中心とした幅広い資材供給を行っています。TuberVisionは、3D技術を駆使し、設計から施工...
本を1.5倍速で読めてしまう方法
もし、あなたが通常の1.5倍速で本が読めたら、短縮した時間で何がしたいですか?大人になると読むべき本があるのにもかかわらず、なかなか時間もなく、読んだところで斜め読み程度で頭に入っていかない。時間を無駄に使ってしまったな、という状況ありますよね。私自身はいわゆる『速読』のできない普通の人ですが、今回は私が実際にやっている読書を時短する方法を紹介したいと思います。用意するもの・iPhone iOS(読み上げコントローラー(*1):オン)・kindleアプリ・読みたい電子書籍(*1)「読み上げコントローラー」の設定方法は以下のとおり使い方は簡単。iPhoneのiOSの機能である「読み上げコン...
もし「美」がなかったら
私は普段ラジオを聴いて過ごしている時間が多いのですが、少し前に脳科学者の中野信子氏がゲストで出演している番組をたまたま拝聴する機会がありました。そこで、脳科学の観点から「美」についての考察を聞くことができました。今回は、その内容について少し考えてみたいと思います。「美しい」を重視した集団が生き延びている事実現在のヨルダン南部、とある約4万年前の集落の遺構から、食用ではない貝殻の化石が発見されているそうです。この貝は、その集落から55kmも離れた海でしか採取できないものでした。また、この貝殻は何らかの象徴的な意味を持ち、「食べる」という価値以外に「美しい」という価値が与えられていたようです...
自身の心拍を把握すれば笑顔が上手くいく理由
転職時の面接の場面やビジネスシーンでのセールスの場面など、第一印象がいかに重要かは広く認識されています。即効性のある「笑顔」というシンプルで効果的なテクニックが多くの場面で重宝されています。しかし、その場の笑顔だけで上手くいくほど、事は簡単ではありません。実は、ここで重要なのが「自分の身体の中の感覚に気づく力」です。なぜこの力が重要なのか考えていきましょう。0.1秒で印象が決まってしまうから笑顔は、ポジティブな印象を与えるだけでなく、コミュニケーションの質を向上させる強力なツールです。人は他人の顔を見て100ミリ秒(0.1秒)で印象を形成するとされています。そのため、数秒間の笑顔は、相手...
今やらないといけないのに先延ばししてしまう行動 ← コレ、本能かもしれません。
『先送りは生物学的に正しい』と聞いて、「仕事で日頃耳にする事と違うな。」と違和感があるかもしません。ミーティングで提案や意見がでない状況や、自ら積極的にタスクを取りにいかない状況、社内でもよく目にする状況です。それらの行動が本能だとしたら?今回は「先送り」について考えてみましょう。「先送り」戦略について宮竹貴久教授は動物行動学や進化生物学の権威であり、『「先送り」は生物学的に正しい 究極の生き残る技術』という著書を出版されています。生物の行動や生存戦略に関する重要な研究結果を読む事ができます。宮竹教授の研究によると、生物学的な「先送り」行動は、例えば天敵から攻撃を避けるために進化した戦略...
5:25の法則
この法則ご存知でしょうか。「5:25の法則」は、アメリカのコンサルティング会社 Bain & Company社のフレデリック・F・ライクヘルド氏の調査結果が基になっています。この法則は、顧客定着率を5%上げることで利益が25%以上増加するというものです。今回はこの法則を起点に考えていきましょう。「5:25の法則」を数字を使ってイメージしてみる実際に、この法則を売り上げなどの数字に落とし込んでイメージしてみましょう。現状のデータ 顧客数: 1000人、リピート率: 20%、顧客1人当たりの平均購入金額: 2万円、リピート顧客の平均購入回数: 5回/年として、現状の計算は現在のリピート顧客数...
チームが弱くなるサインを見逃すな
常勝チームを作るといったテーマは良く見かけます。それはリソースが豊富でチームの再編が比較的可能な企業には有効ですが、中小企業はそうはいかないものです。一冊の本を参考に、負けないチーム作りという観点でお話しようと思います。Help the Helper: Building a Culture of Extreme Teamworkこの本は、NBAのインディアナ・ペイサーズのGMであるケビン・プリチャード氏と大学教授兼コンサルタントであるジョン・エリオット博士によって書かれた本で、効果的なチームワークを構築するための具体的な方法を紹介しています。この本の中心テーマは「ヘルプ・ザ・ヘルパー」と...
コラボレーションツールを使う意味とは
弊社ではコラボレーションツールとしてMiroを使っています。マインドマップでメジャーになったツールですが、コラボレーションツールとして他にも多くのテンプレートや機能があります。Miroを使って「手を動かしたわりには見返す事がない自分メモから脱却する」、「会議を意味のあるものにする」等のヒントになれば幸いです。意見の平等化に寄与している機能会議やブレインストーミングでは、大きな声の人の意見が通りやすいことがよくあります。しかし、Miroの付箋機能や投票機能を使うと、すべての意見が同じ大きさのテキストとして表示されるため、声の大きさに関係なく意見が平等に扱われます。すべての意見が同じように表...