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GDC2023 the last day for Fignny

おはようございます。

フィグニーの代表の里見です。

現在サンフランシスコ空港 7:30 AM。 カフェでこのストーリーを書いています。

昨日、GDCが盛況の中、幕を閉じました。

同時に、我々の初の海外への挑戦も一旦の終了を迎えたことになります。

今回の海外挑戦の結果を一言でいうなら、「井の中の蛙、大海の入り口に立ちぬ」って感じです。

得たものは大きいですが、それ以上に反省点も多かったので、自分自身、思考の整理も含めて書いていきます。


ちなみに前日の記事はこちらから読めます

GDC2023 Day 1st. | フィグニー株式会社
こんにちは。 フィグニー株式会社代表の里見 恵介です。 フィグニーは、GDC2023に出展のため、3/18〜3/25まで6名でサンフランシスコに出張中していまして、今日はその記念となる初日の様子をお伝えしたいと思います!  ...(スタッフたちが数ヶ月猛特訓(?)してきた英語の成果が無事に出せるかどうか、社長はハラハラドキドキです) ...
https://www.wantedly.com/companies/company_1847744/post_articles/492435


■AM09:00 準備中

最終日ということもあり、準備の段階からすごい人だかりです。

弊社で唯一英語ペラペラのXRエンジニアAzizは、今日は髪をおろしてレゲエスタイルにイメチェンしてきました。 現地に住んでるかのよう。イケメンは何をしても映える。


■AM 10:00 会場オープン

相変わらずオープンしてすぐはお客さんが殆ど来ないのはいつもどおりでした。

しかしいわゆるビッグテックエリア(MetaとかUnityとか)は最初から盛況なので、やっぱりユーザーは最初大きいところで遊んで、その後にスタートアップエリアに流れてきますね。

11時ころから立て続けに皆さんプレイ。しかし今日は1つ変化がありました。

今回の弊社コンテンツは以下2つなのですが、

① パズル型VRタワーディフェンスゲーム「Magic Stone Guardians」(2023夏リリース予定)

② 和風ホラーVR「幽霊屋敷」(2023夏〜秋リリース予定)

普段は、和風が売りの幽霊屋敷が外国人には圧倒的人気なのですが、今回はMagic Stone Guardiansを選ぶ方が多い。




なぜかというと、同じく海外のスタートアップでVRコンテンツを開発している企業のCTO、CEOが最終日ということで自分のブースを離れ、視察にきていたからでした。

フィグニーのコンテンツが研究対象になってるってことが嬉しかったですね。

そしてみなさん慣れてるので、最終ステージまで進んでました。


もちろん幽霊屋敷の方も好評で、今回1番のビビリはこの方

いやもう怖くてしゃがんでしまってます。 しゃがんでも上から迫ってくるだけなのですが。

ラストシーンでは、、、、

なんとびっくりしてコントローラーを投げてしまい、隣のブースまでとんでいってしまいました。

次回は網でブース囲んだほうがいいかな。。。。


■3:00 PM 終了間際

そろそろGDCも幕かな、というところ、HTCのマネージャーさんが来訪!

そしてなんと、オーダー販売のみのVive XR Eliteをかけての登場です。

さらにさらに、手にはまだ未発売の新型トラッカーを持っているではありませんか!!!

これにはさすがに、弊社XRエースの本村、Azizも大興奮です。みんな試着させてもらいました。

総務の美波も装着感にご満悦の様子


新型トラッカーは簡単に分解できるのか、、、、?

発売が楽しみです。



■GDC終了後

頑張ったスタッフたちにサンフランシスコを満喫してもらうため、フィッシャーマンズ・ワーフと、ゴールデンゲートブリッジを見に行きました。



弊社のセンターバック登紀雄を以てしてもこのサイズの巨木


XRエンジニア&テクニカルアーティストAzizもこのはしゃぎよう。

今回9割型のビジネスコミュニケーションを彼がこなしました。1番の立役者です。


ーーーーーーーー戦いを終えての感想

僕個人にとっては、今回の渡米はまさに「戦い」というイメージでした。

日々の会社維持のタスクが山程ある中で、その中をかいくぐって参加し、

予算も少なく、英語も十分に話せない状態で、まだ発売もしていないVRコンテンツだけを武器に、最新のテクノロジー集団たちがひしめくイベントに出展するという経験。

しかし実際に出てみると、世に知られている先端のデベロッパーたちの製品と、そこまで差があるようには感じませんでした。

確かにプラットフォームのアイデアでは全然勝てないのですが、技術力自体で圧倒的に負けている、ということは無いなと。むしろコンテンツの細かいアイデアでは、日本は戦える余地が十分にある感じました。

やはりアメリカは仕組みと基盤を作るのはとても上手な一方、そこに入れる中身については少し甘い。というかあまり興味がないように思える。

例えば開発支援ツールなどでも、日本では流行っているが海外で流行ってないようなものがありますが、そうゆうのをもっと海外に向けて自社製品を発信していくことに価値はあるかなーと。


そしてもう1点。日本人は決定的に英語力に難あり。

中国、韓国、東南アジア、ユーロ、北欧、アラビア、様々な国のブースがありましたが、すべからくみんなペラペラと英語で商談していましたが、

ただただ、日本人のブースの人たちだけが(我々以外でも)、まともに英語で会話ができておらず、また外国人と話すのを躊躇している雰囲気が伺えました。

本当に、世界の中で日本人だけが英語から取り残されてる印象でした。

明日から英語を社内公用語にするか。。?

ってのはいいすぎですが、来年は、英語だけでも仕事が回る会社にしようと決意しました。

来年は2ブロック抑えて、より一層奮闘するぞ!



以上、日本の小さなベンチャーの、海外への挑戦記でした。

みんな、お疲れさま!

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