APCのエンジニアが自社の推しメンを紹介する「ウチの推しメン」!
第8弾は、クラウド事業部 クラウドテクノロジーパートナー部 ALPSで活躍する山下愛(やました まな)。同じプロジェクトでともに働く山部の推しメンです!
推しポイント
(クラウド事業部クラウドテクノロジーパートナー部 山部 和岐)
山下さんは、前職でAWSに携わっていたことからクラウドサービスに対する理解力が非常に高く、前職で培ったクラウドの知識を活かしながら、多岐にわたるタスクにおいてもチームメンバーや外部パートナーと良い関係を築きながら、協力して成果を上げています。
特に、クラウド料金整理業務では、課題を的確に整理し、海外の事業所を含む多くのステークホルダーが関わる他部署との調整を円滑に進め、お客様からも高く評価されています。
入社直後から社内のプロジェクトを横断したワーキンググループ「Cloud-Culture-Creators」にも参加し、技術ブログへの投稿やAWSの資格取得にも積極的に取り組んでおり、現在は、Azure資格の取得も視野に入れて、さらなる技術力の向上に努めています。
推しメンインタビュー:山下 愛
——現在の業務とバックグラウンドについて教えてください。
現在は、クラウド技術を活用した顧客支援を担う「クラウド事業部 クラウドテクノロジーパートナー部」に所属しています。顧客先のITインフラ部のメンバーとして、社員の方からの相談対応や複数いるベンダーとの調整業務がメインです。
私のキャリアの始まりは、コールセンターでの管理業務です。最終的にはスーパーバイザーとして、カスタマースタッフのマネジメント業務を行なっていました。そこから4年ほど勤務した後、エンジニアにキャリアチェンジしました。
きっかけの1つは、もう少し明確なスキルを身につけたいと思ったことです。誰でも分かる評価基準として、◯◯の技術がある、◯◯ができる、と言えるスキルを手にしたいと感じていました。
もう1つは、エンジニアの知人がとてもイキイキと働いていたことです。自分の技術に自信を持ち、いつでも楽しそうに仕事に取り組んでいる姿がとても輝いて見えました。
私もエンジニアにチャレンジしてみようと決め2021年に転職。3年ほど経験を積んだ後、2024年4月にAPCに入社しました。
——前職のエンジニアとしての経験は、今の業務にも活きていますか?
はい、活きています。前職では、AWSをメインとしたクラウド関連の設計・構築を担当していたので、“クラウド領域の技術”という意味では、ベースとなる知識がそのまま活かせています。
けれど、具体的な業務でみると全く異なります。これまでは自分が手を動かして開発業務を行なっていましたが、今は、多くの関係者とのやり取りや調整が中心です。加えて扱うシステムそのものも異なるので、知らないことも多くあります。まだまだ足りていない、勉強していかないと、と日々感じながら取り組んでいます。
——仕事をする上で大事にしていることについて教えてください。
課題をできる限りシンプルにすることです。
ITインフラ部には、いろいろな方から様々な相談や問い合わせが来るのですが、そこにある問題は、シンプルで分かりやすい課題ばかりではありません。原因となる要素が一つではなくて、細かなものが複数に絡み合って、大きな問題になっていることが多くあります。だからこそ、それを一つひとつ紐解いて、課題の本質を見極めていくことを大事にしています。
——どのように進めていくのでしょう?
私が重視しているのは、現場の情報を集めることです。リーダーやメンバーに話を聞いたり、課題に関する資料を読んだり、ITインフラ部のメンバーに相談したりすることで、課題を多面的に捉えるようにしています。そうすることで、解決までの動きが効率的かつスムーズになるのではないかと考えています。
あとは、何より互いに課題の認識をそろえることができます。自身の過去を振り返ってみても、確認が足りずに認識のズレが生じて、結果的にやり直しが発生してしまった経験があったなと思っていて。プロジェクトとして案件を進めていく以上、一緒に動く仲間の認識が揃っていることがとても重要だと感じています。細かく確認することは、気をつけている点です。
——チームで解決していくことを大事にしているんですね。
そうですね。エンジニアというと一人で技術を磨いていくイメージが強いと思うのですが、私の考えはその逆で、チームでやることしかないと思っているんです。だからこそ、そこに関わる人たちと「同じ認識を持つこと」や「納得してもらった上で動かすこと」は大事にしたいと考えています。
こういった取り組みが、推しポイントとして挙げてもらった「課題整理力」「調整力」なのかもしれません。
▲休日の一コマ
——今後、さらに高めていきたい技術はありますか?
クラウド技術を活用した顧客支援に携わっている以上、クラウドに関する知識はもっと磨いていきたいです。前職ではAWSに携わった経験はありますが、まだまだ足りていないなぁ、と。具体的にはAWS、Azureといったクラウドサービスの知識を高めたいと考えていて、それぞれの資格取得を目指し、技術力向上に力を注いでいます。
それから、APCの社内活動としてプロジェクトを横断したワーキンググループ「Cloud-Culture-Creators」に参加しています。技術ブログの投稿と定期的なMTGが主な活動内容になるのですが、ブログでは学習内容の定着や技術向上におけるモチベーションになっていますし、MTGでは新しい技術ニュースや押さえておくべき情報をキャッチする場になっています。
チームのメンバーは、自分と同じように技術力を磨きたいと思っている仲間なので、そこも魅力の一つです。普段の業務ではなかなか接点のないメンバーに相談したり、アドバイスをもらったりできるのは、大きな学びがあります。
——最後に、今後のキャリアについて聞かせてください。
現時点で、将来はマネージャーになりたい、PMになりたいという強い希望はありませんが、この先経験を積んでいく中で、“やってみたい”と思う時が来るかもしれません。だから、そのときに思い切って手を挙げられるよう準備しておきたい。自分の可能性を狭めるのではなく、広げるための状態にしておきたいと考えています。
具体的には様々な案件に携わることで、技術や知識を磨き、いろいろな経験を積みたいです。今、特に興味を持っているのは、リーダー業務です。プロジェクトのタスク管理、進捗状況の確認、メンバーのマネジメントなど、新しい業務にも積極的に取り組んでいきたいです。
そして、こんなふうに経験を積みながら、自分のキャリアを模索できるのもAPCの良さなんだと思いますね。
——どういうことでしょう?
エンジニアとしてのキャリアパスが複数用意されていることもそうですが、個人的には上司が親身に相談に乗ってくれることも大きいです。
月1回、マネージャーと1on1を行う時間があるのですが、「どういうことに興味があるのか」「どういうキャリアを描いていきたいのか」といった話を丁寧に聞いてくれるんです。自分の意見を尊重してくれる一方で、マネージャーだから見えている視点でアドバイスをいただけるのは、本当に貴重な時間です。
これからもAPCの環境を上手に活用しながら、可能性が広がる仕事にどんどんチャレンジしていきたいと思います。
* * * *
クラウド事業部では積極的に採用中です。お気軽にご連絡ください!