2019年の転職理由ランキングでは、約6人に1人が「ほかにやりたい仕事がある」、約8人に1人が「給与に不満がある」と回答しています。日々新しい技術を学び続けるエンジニアにとって、キャリアパスの不一致や不透明な評価制度はモチベーションの低下や組織に対する不信感へ繋がります。
エーピーコミュニケーションズ(以下、APC)ではエンジニアの能力開発とモチベーション向上を目的として、2020年9月より評価制度を一新しました。そこで今回はこの評価制度についてご紹介します。
大きな特徴
・査定機会は年4回
・評価基準は7つのコンピテンシー
・職種によって異なる評価割合
・第三者機関による評価「TPC制度」
・査定機会は年4回
事業戦略の実現には組織と個人の変化が必要不可欠です。APCではその変化を迅速に評価に反映するために2月、5月、8月、11月のタイミングで人事評価の機会を設けています。
・評価基準は7つのコンピテンシー
APCでは社員に求める能力である「7つのコンピテンシー」に対して5段階で評価を行います。特筆すべきは「強み」に着目して最終評価を決めること。
例えば"問題解決力"が2だとしても"技術力"が5であれば、最終評価は5となります。
・職種によって異なる評価割合
APCでは“エンジニアがエンジニアであり続けられるキャリア ”を創るため、プロフェッショナル職やプロジェクトマネージメント職という管理職以外のキャリアパスを設けています。(プロフェッショナル職に関する説明はこちら)
プロフェッショナル職の場合は「技術力」を重点的に評価する等、職種により評価の割合が異なるため、よりエンジニアが納得できる評価制度になっています。
2021年1月から、PMスキルと技術力の両立を目指すテックリードポジションである「エンジニアリングマネージャー職」を新設します。
・第三者機関による評価「TPC制度」
評価者が本社勤務でエンジニアがお客様先に勤務してる等、評価者がメンバーの変化を直接捉えることが難しい場合に評価を「補完」する制度です。第三者機関である市場評価検討委員会にてエンジニアの市場価値を算出、本人と上長にフィードバックし評価に反映します。
フィードバックにはGoodポイントと改善点が記載されており、今後のキャリア形成に活かすことが可能です。
APCでは評価制度以外にも、エンジニアの満足度や市場価値を高める様々な施策・制度があります。
興味がありましたら、是非HPをご覧ください。