こんにちは。WOVN Customer Success チームのアンです。
現在は WOVN.io 運用中のお客様からのお問い合わせ対応と導入サポート、ヘルプページの作成などの CS 業務をメインに担当しておりますが、サブとして英訳ローカライゼーションのお手伝いなど、部署外のタスクもしたりします。
WOVN に興味を持っていただいて、応募するのを検討されている方々にとって、このブログが少しでも参考になれば嬉しいです。
日本語に惹かれて来日
アメリカ出身ですが、子供の頃から日本語の文字(漢字・ひらがな・カタカナ)の見た目が好きで、アメリカにある博物館や観光地から日本語版のパンフレットや地図を集めていました。
読めない字を眺めるだけでわくわくした自分が、まさかいつか日本語を読み書きができるようになるとは思いもしませんでした。
小1の私です。お土産として叔母からもらった日本のこけしがとても気に入って、学校まで持っていきました。幼少期からジャパンラブです。
アメリカの大学で日本語を勉強し、3年生の2学期は京都の同志社大学に留学しました。
当時は日本語がまだ片言だった自分は電子辞書をずっと携帯し、ホストファミリーとの日常会話の際にも辞書を使用していたのが懐かしい思い出です。
機械翻訳との得意分野が被ってしまう
世界人口の約98.5%は日本語が分かりませんが、日本のことももっと知ってほしい、そして日本にいる外国人の生活をより快適で楽しいものにしたいと思い、大学卒業後は日本で英語の通訳・翻訳の道を歩むことに決めました。
ところが、機械翻訳、ディープラーニング、AI の進化により、人間による翻訳の需要が年々減少していくことに気が付き、外国人として一人で日本に永住する上で必須条件である、「安定した収入」を得るためには別のスキルに身に付かないといけないと思うようになりました。
そもそも翻訳において一番得意分野であった注意事項、契約書、説明書などの固い文章は、機械翻訳の精度が高く、逆に苦手意識があるポエムのようなクリエイティブな文章は機械翻訳も不得意ですので、完全に被ってしまいました。
外国人仲間のためにも、Web 多言語化に関わりたい
現在は多くの情報が Web 上に存在していて、機械翻訳の進化にも関わらず、言葉の壁で日本の企業やサービスの情報が外国人の目に入らず、働きたい就職先、利用したいサービス、購入したい商品と出会えないのが非常に勿体無いと感じています。
WOVN が多くの日本企業の Web サイトを多言語化の実現を支えていることを知り、ぜひ「世界中の人が、すべてのデータに、母国語でアクセスできるようにする」というミッションの実現を目指して WOVN のチームメンバーして働きたいと思いました。
WOVN と一緒に成長する
多くの日本企業では、「外国人・翻訳者」として入社すると、翻訳以外の業務を与えられることがありませんが、WOVN はベンチャー企業らしく、メンバー全員が多様な業務に関わるチャンスがあり、私にとって貴重な成長の場になっています。
そのおかげで、今思えば入社して半年弱が経過した今の自分と、入社前の自分が別人に思えるほど成長してきたと実感していますし、きっとこの半年後はまだ大きく成長していると思っています。
メンバーの国籍や性別など関係なく、様々な案件やタスクが任せられる環境ですので、これからは CS 以外にも、マーケティングやより技術的な面でのサポートにも挑戦していきたいと思っています。
WOVN が会社として成長し続け、様々な新しいソリューションを展開していく中、自分も成長して新しい価値を提供できるように頑張りたいです。また、個人としての成長によって、会社の成長に貢献できたらと思っています。
最後に
自分も悩まされてきた、Web サイトにおける「言葉の壁」を壊す WOVN.io というプロダクトに関わることが嬉しいのはもちろんですが、仕事をする上では人間関係が不可欠です。
WOVN のメンバーは全員個性的で面白くて、多国籍で多趣味なチームになっています。初日からフレンドリーに接してくれていますし、自分らしく働ける仕事環境を作ってくれています。
長いブログ記事を最後までお読みいただきありがとうございます。
WOVN、かなり面白いですよ。