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【社員インタビュー】自立と協力でクライアントの期待を超えるーフルリモートPMの挑戦

本記事では、スパイスファクトリー(以下、スパイス)の「PM Division PMO Group」でプロジェクトマネージャー(以下、PM)を担当するメンバーにどんなチームなのか、どういう働き方なのかなどをインタビューしました。

アジャイルの価値観で大規模案件に関われる姿勢に惹かれて入社

ー自己紹介をお願いします
スパイスファクトリー株式会社でPMを務めている河合と申します。
これまでは、Web制作会社、事業会社、広告代理店にて、主に中規模(約1,000ページ規模)以上のWebサイトの構築及び運用を担当してきました。その他、Webサイトを中核としたデジタルコミュニケーション戦略全般の実行などにも携わってきました。
ちなみに、現在は滋賀県に住み、フルリモートで働いています。

ースパイスに入社したきっかけは?
入社のきっかけは、以前の職場でお世話になった方からのご紹介です。
プロジェクトマネジメントのスキルをさらに深めたいという個人的な目標があり、前職ではより上流から案件に関わることを目指して、広告代理店に入社しました。参加したプロジェクトでは、ウェブサイトに留まらず幅広い選択肢の中から最適な手法を用いて、クライアントの課題解決を支援する経験をしましたが、プロジェクトマネジメントのスキルを活かしきれない点に悩んでいました。その際に、先に入社していた知人から紹介を受け興味を持ち、高木さん(スパイスファクトリー 代表取締役)の話などもお聞きしました。

前職ではウォーターフォール型の開発環境が多かったため、アジャイル開発に本格的に携わりたいと考えていました。高木さんからのお話の中で、アジャイル開発という手法を実践しているだけでなく、行動や経営にもアジャイルマインドが浸透しているということを知りました。ここでなら、これまでの経験を活かしつつプロジェクトマネジメントのスキルを磨きたいという私の希望が実現できると確信し、入社を希望しました。

ースパイスの印象はどうですか?
入社してまだ日は浅いですが、特に強く印象に残ったのは以下の2点です。

●チームの協力体制の強さ
スクラムの精神が根付いており、役割を問わずプロジェクトメンバー全員が自立して行動している点に驚きました。以前の職場ではクライアントとのやり取りをMTGなど行い、その後PMが要件を整理してメンバーにブリーフィングしたうえで案件開発を進めるというやり方をとっていました。
スパイスではMTGの最中にでたクライアントの発言を受けて、デザイナーもエンジニアも自分事としてとらえ率先して課題解決に取り組む姿勢があります。みんながコアバリューの「Take initiative」を体現していて、指示を待つ人が1人もいませんでした。

それぞれが勝手に進めていくということではなく、進捗MTGやテキストツールなどで密にコミュニケーションをとるので、軌道修正も早く、スピード感を持ってチームで進めていくことができています。そういった「Form a scrum」な協力体制が強みであると感じました。

●心理的安全性が担保されている
スパイスにはどんな意見でも否定されない安心感があり、だれもが意見を言いやすい環境があります。私も入社したばかりですが、意見は尊重されプロジェクトに対して意見する機会もあります。そういったコミュニケーションがオープンな場で行われるというのも新鮮でした。決まっていないことも含め、みんなでどうするのがよいかを議論していくことができるので、私も臆せずに話すことができています。

仕事を円滑に進めるうえで意識していること

ーフルリモート勤務はどうですか?コミュニケーションの課題などはありますか?

フルリモート勤務はワークライフバランスの維持に大いに役立っており、大変ありがたいです。
一方で、特に仕事の面ではオンサイトでのコミュニケーションが取れないことによるデメリットもあると思っています。そのため、自分なりに以下のことに気を付けています。

●自分の予定を細かく開示する

自分のスケジュールを細かく共有し、ミーティングだけでなく作業のスケジュールもカレンダーに入れています。姿が見えない分、私がいま何をしているか、いつ連絡が取りやすいか、などはカレンダーを見ればわかるように気をつけています。

●積極的に会話する機会をつくる

クイックにミーティングをセットしたりGather(※1)で話しかけたりと、テキストコミュニケーションに頼りすぎずに、まめに会話をするように心掛けています。

※1 利用しているバーチャルオフィス https://ja.gather.town/features

ー現在はどんなプロジェクトに携わっていますか?

プロジェクトマネージャーとして、持続可能な地域医療の実現をサポートするWebサービスの開発プロジェクトに参加しています。
参画しているプロジェクトを成功に導くために、以下の点を特に意識しています。

●開発手法に固執しない

アジャイルやウォーターフォールといった開発手法に固執せず、クライアントのニーズに基づいた柔軟なプロジェクト運営を心がけています。スパイスはアジャイル開発を得意とする会社ではありますが、私自身はウォーターフォール型の開発の経験が多いため、どちらの良さもわかる立場にあると思っています。プロジェクトを運用するときには、「クライアントにとっては何が課題を解決するのか」「どうするとニーズに合った進め方ができるのか」が重要です。アジャイルもウォーターフォールもどちらがいい、悪い、ということではなく、課題解決のためにニーズに合わせて組み合わせたり、使い分けることが大切だと思っています。

●背景を理解する

クライアントの表面的な要望だけでなく、その背後にある意図やクライアントが置かれた状況などを理解するための対話を心がけています。クライアントとの対話の中では様々な要望が上がります。その内容をストレートに受け取って進めていくのではなく、「なぜそういう要望が出たのか?」「本当に依頼したいことは何か?」など背景を理解することも重要なので、クライアントとのやり取りの際には要望の背景を理解できるような問いかけなどを意識しています。

●期待をわずかに超え続ける

クライアントとのやり取りなどでは、相手の期待を常に少し超えることを目指しています。現状を打破するような画期的なビッグアイディアだけが、我々が提供できる価値ではないはずだと考え、地道に少しずつ良い関係性を築いていくことも重要だと感じているためです。「こういうことを気にしているから、こんな案がいいかもしれない」「こんな提案をすると喜んでくれるかもしれない」と常に考えています。クライアントの期待を少し超え続ける地道な努力によって、前向きにプロジェクトを推進していくことができ、それによってクライアントとの関係構築をし、課題解決のお手伝いができればと思っています。

今後はチームとともに成長を感じていきたい

ー今後やりたいことはなんでしょうか?

スクラム開発に特化した案件に携わりたいと考えています。理由は、これまでウォーターフォール型の開発方法しか経験していないためです。両方の手法を経験することで、プロジェクトごとに最も適した開発手法を選択し、クライアントのニーズに柔軟に対応できるようになることが理想だと思っています。また、冒頭に話した通り、PMとして大型案件に関わりながらプロジェクトマネジメントのスキルも磨いていきたいので、今までの経験も活かしながら私だからできる貢献をしていきたいです。

スパイスのPMは、プロジェクトマネジメントの経験はあるけれどアジャイルやスクラム開発の経験がない方、でも新しい環境で挑戦してみたい、興味があるという方にとって、とても魅力的だと思います。これまでの経験を活かしつつ、新たなチャレンジもできるとても活気ある職場です。そんな自立したチームでメンバーと一緒に成長していけたらと思っています。

~スパイスファクトリーでは未経験エンジニアの採用も積極的に行っています!その他の職種も積極採用中です!~

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Writer: [PM Div. PMO Group PM]WAKANA MATSUOKA

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