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自分の提案がチームを助ける。一人でなく、みんなで挑んでいきたい

プロフィール

髙橋康弘

開発本部 第一開発部 楽楽明細開発課

2016年7月にラクス入社。前職はソフトウェアベンダーで建設設計ソフトや会計処理ソフトなどを開発。新規事業や技術推進にも携わる。ラクスでは楽楽精算の開発マネージャーを経験の後、現在は楽楽明細の開発マネージャーを担当。

「髙橋さんはどうしたいと思う?」と問われて気づいたスタンスの違い

──もともと髙橋さんはどのような経緯でラクスに入社したんですか?

私はラクスに「顧客にとってあるべき開発ができそう」「自分の意見をしっかりと聞いてもらえそう」という点に魅力を感じて入社しました。前職では善とされてきた”上司の方針に沿って開発する”という思考や行動から、自分自身が価値づくりに関わっていけるようなより高いステージに挑戦したいという想いでした。

──ラクスではすぐにご自身の考えを発信していけたのでしょうか?

最初は意識しながらでしたね。入社したばかりの頃のことですが、上長にある相談をしました。「どうしたらいいでしょうか?」と。すると上長に「髙橋さんはどうした方がいいと思っているの?」と聞かれました。自分で考えることをせず上長に意思を委ねてしまっていたんですね。自分でも気づかないうちに古い習慣や考え方が行動に現れてしまっていたんです。

「どうしたい?」と聞かれて、あらためて「本当に自分が考えていることを言っていいんだ」と確信がもてました。それからは意識して自分の意見を話すようにしていって、じょじょに意識せずともそれが自然なものになっていきました。

──髙橋さんマネジメントしているメンバーの皆さんはいかがでしょう

私もメンバーにどんどん提案してほしいと言っています。入社したばかりのメンバーや言いにくそうにしているメンバーにはいつも「どうしたらいいと思う?」と聞くようにしています。チームのみんながいつでも意見を言いやすい環境なので、これまで意見を発信できる環境になかったという方でも、じょじょに変わっていってもらえればいいなと思います。

開発をしているとわかる一人の限界

──意見を発信することを難しいと感じる方もいそうですね

意見や提案という点だけにフォーカスすると、もしかしたら難しく捉えてしまう方もいるかもしれませんね。ただ開発を経験してきた方であれば”一人で開発はできない”ということは身をもって体験してきていると思います。きっとさまざまな立場の方を巻き込みながらその時々の課題を解決し、プロジェクトを前進させてきたはずです。

時には、「お客様の判断に従うしかない」「上司の指示が最優先」という状況にもどかしい想いをした方も多いのではないでしょうか。そんなときに言うのを我慢していたアイデアや考えをラクスではメンバーみんながどんどん提案していいんです。

慣れるのに少し時間がかかる方もいますが、私も含めて周囲の先輩がサポートしています。

──注意した方がいいことはありますか

“ただ主張するだけ”にならないことが大事ですね。他のメンバーはどう考えているのか。顧客は何を期待しているのか。常に本質は何なのか全体を俯瞰したコミュニケーションをとっています。

現在、開発組織はどんどん大きくなっています。今後は複数組織が同時並行で開発を進めることも増えていくでしょう。分業しつつ、スピーディーな全体把握と共通理解の中でそれぞれが意見交換をしていくという環境を全員で作り上げていく必要があると考えています。

私たちの開発チームはアジャイル開発なのですが、1年に数回のリリースにむけて開発チーム内で週に1回振り返りをしています。他部署とどんな連携をした方がいいか、いま何を改善すべきかなどコミュニケーションギャップが生まれないように取り組んでいます。

顧客に喜ばれるものを作っている実感

──楽楽明細はエンジニアとしてどのようなプロダクトなのでしょうか

普段スプレッドシートで明細を管理して印刷するといった作業をしている企業が楽楽明細を導入すると、作業時間が大幅に短縮されます。成果がとても分かりやすいプロダクトです。

導入企業数の伸長も目に見えて分かりますし解約率もとても低い。私たちが作ったプロダクトでたくさんの企業や取引先、そこで働く方々に喜んでいただけているんだなと感じることができます。

私たちのチームは中途入社の社員が多いのですが、前職で大規模システムのごく一部の開発に携わっていても自分の仕事がどのように顧客の役に立っているのか感じにくかったというメンバーもいます。「導入してもらえれば喜んでもらえる。その伸びが分かる」というシンプルな仕組みは私たちにとってとても向き合いやすいものです。

もちろん、多くの企業に利用いただいているからこその緊張感も大きいものです。障害が発生すると数万社にも影響が及びます。そうした緊張感も含めて、たくさんの方に受け入れられるプロダクトを自分たちが作っているという誇りをもって働くことができます。

──今後はどのようなことが課題となりますか?

より多くの企業に導入いただくためにパフォーマンス改善は必須となります。しかし技術をころころと変えてサービス品質を落とすことはできません。”車を走らせながらタイヤを交換する”ように影響範囲を慎重に見極めながらプロダクトを改善していくことが必要となってきます。

自分の成長とプロダクトの成長。どちらの未来も期待できる

──チームの雰囲気を教えてください

幅広く技術を身に着けていきたい人、組織文化づくりに関わっていきたい人、さまざまなタイプのメンバーがいます。共通しているのは”勉強好き”という点です。社内で勉強の成果を発表したりカンファレンスに参加するなど学習に対して貪欲だし、情報交換もものすごくオープンな環境だと思います。外部の勉強会にも積極的に参加していますね。

──今後迎え入れたいメンバーについて教えてください

さまざまなタイプのエンジニアが力を発揮できますし、それによりプロダクトもどんどん拡大しています。自分の成長とプロダクトの成長、その両立を実感できるのがラクスです。

自分の意見を大切にしながら、チームで開発を進めていきたい方とぜひ一緒に働いていきたいです。

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