1
/
5

1年で+165%成長のWebマーケティング5つのこだわり|英語コーチングプログリット

どうも。今週2回目の登場、ゆうやです。

いきなり記事を何個も書き出して周りの同僚からは驚かれていますが、これにはわけがあります。笑

これまでは、「人気スクールになればマーケティング担当は勝手に増えてくる」と思っていたんですが、何をやっているか分からないプログリットで、マーケティングをやりたくなる人なんていないということに気付いたんです。だから、これはオープンにしていくしかないなと。

逆に言うと、オープンにしたら多くの方に来てもらえる自信がついたとも言えます。(今回の記事は、自分のことをあえて謙遜しないで書こうと思います。笑 自信満々やなこいつって感じですが、ご容赦ください。笑)

今回書いていきたいのは、プログリットが築いてきたマーケティング思考法です。そして、これを読んで皆さんに感じていただきたいのは、「自分もこんな工夫をしてマーケで成果を出したい!プログリットで働きたい!」ということです。笑


Webマーケティング
日本を代表する企業になることを本気で目指すマーケティング担当者募集
【MISSION】 『世界で自由に活躍できる人を増やす』 世の中には自らの可能性を活かしきれていない人がたくさんいます。本当は世界で活躍したいのにスキル不足が原因で諦めてしまっていたり、自信が持てず一歩踏み出せていない方が多くいるのが現状です。プログリットは、サービスを通じてあらゆる方々にスキルや自身を提供し、一人でも多くの方が世界で自由に活躍できるように後押しします。 【事業について 】 プログリットは英語コーチングサービス『プログリット』を主軸に事業を伸ばし、創業7年で累計受講者数1万8000名を突破、社員数170名、2022年9月にグロース市場に上場を果たしました。 ”短期集中型” で実践的な英語力を身に付けられる英語コーチングサービス『プログリット』に加え、リスニング力向上を目的としたシャドーイングに特化した『シャドテン』を中心としたサブスクリプション型のサービスを展開しています。 「人」を介す形でパーソナルコーチングを通して蓄積されてきた、効率的で結果の出る英語学習の知見やデータを活かし、今後は「人」×「テクノロジー」の形でより多くのユーザの幅広い課題を解決できるような英語学習プロダクトの開発に注力したいと考えています。その先駆けとして現在シャドーイング添削サービスの「シャドテン」を開発しており、シャドテンは前年度比で約190%成長を実現しております。 【サービス一覧】 ▍プログリット (英語コーチングサービス) https://www.progrit.co.jp/ 従来の英会話教室のように講義形式ではなく、専属コンサルタントが一人ひとりの目標と課題に応じた英語学習の独自カリキュラムを作成し、生徒の学習をフォローすることに特化しています。 ▍プログリットFOR ENTERPRISE(法人向け英語コーチングサービス) https://business.progrit.co.jp/ ビジネス英語力を強化するコーチング・トレーニング・研修などのプログラムを、法人のお客様向けにご提供しています。 ▍SHADOTEN (サブスク型英語学習サービス) https://www.shadoten.com/ 昨今注目されているシャドーイングというトレーニングに特化したサービスで独自のポジションを展開しています。応用言語学や行動学などの理論を土台として、人によるサポートとテクノロジーを掛け合わせたサービス・プロダクトを開発することに強みを持っています。 ▍SUPIFUL (サブスク型英語学習サービス) 「インプット」×「アウトプット」をスマホ1つで完結1日30分、スマホ1つで完結。口頭英作文、独り言英会話を通じてインプットとアウトプットを繰り返すことで、「瞬発力」「表現の幅」の課題を解決しています。 ▶コーポレートサイトはこちら https://about.progrit.co.jp/
株式会社プログリット


下心しかないですが笑、だからこそ僕も張り切って書きます!

その前に、お前誰やねん!という方は、1記事目をご覧ください。笑


広告代理店で最年少MGRになった私が、なぜ英語サービスのGRITに入社したのか | 株式会社GRIT
どうもはじめまして。ゆうやです。本田圭佑さんが受講していることで少しずつ有名になってきた、英語サービスPROGRITを運営する株式会社GRITで、マーケティングを担当しています。「え、英語サービ...
https://www.wantedly.com/companies/eigo-tokkun/post_articles/169208


前提)プログリットのビジネスモデルを簡単に共有

成果と言われても、サービスによってどれぐらいの成果がすごいと言えるのか見当もつかないと思うので、まずは簡単にビジネスモデルを共有します。

ユーザーの流れとしては、まずはWeb予約が起点となります。その後実際に無料カウンセリングを実施して、そこで受講したい!と思っていただいた方が本サービスに申し込むと売上になります。申し込んで頂くと、基本的には2〜3ヶ月で全ての方が卒業されていきます。(NEXTという継続サービスもありますが、過去の売上分析では大きくないので、割愛します。)


<写真:プログリットが運営する英語コーチングサービスプログリット>

<図:プログリットでのユーザーフロー(単純化ver)> ※⑥卒業がちょっと見えづらいですが、ご容赦ください。

上記のようなWeb申込を起点としたフロー型のビジネスですので、

・Web予約数が売上に直結する(※もちろん受注率や解約率など途中での指標もありますが)

・卒業していくので、常に新たなお客様を獲得する必要がある

という2点がプログリットの特徴です。

<写真:プログリットの料金表>

料金は、2ヶ月プランでも入会金込みで378,000円+消費税=408,240円で、個人の支払いとしては相当高単価です。ですので、可処分所得の高いビジネスパーソンが受講されることが多いのも特徴の一つです。

では早速成果を共有していきます。

まずは成果をご覧あれ

グダグダ書かれても面倒だと思うので、ここで興味を持った方だけ読み進めてください。笑

※未上場のため、まだ公表できる数字が少ないので、様々な数字をちょっとだけ加工しています。

<グラフ:プログリットへのWeb予約数 2018-3~2019-3>

私は2018年2月にジョインして3月から本格的にマーケティングをやり始めたので、ここでは3月からのデータを出しています。ご覧の通り、Web予約数を12カ月後に165%増加(2.65倍)させることができました。

<グラフ:プログリットの売上額2018-3~2019-3>

また、それに伴って売上も+118%(2.18倍)となりました。

ちなみに、例えば売上額が300万→650万だったとしたら簡単だし、どれくらいの規模感なのかが気になるところだと思うんですが、大体売上額は2019年3月の単月で1億~3億の間ぐらいですので、年間で数十億の売上を作ることができている事業になっています。

2016年9月に創業して、約2年半で年間数十億の売上規模にできているビジネスって、最近だとほとんどないと思っています。

さて、ここからが本題。

1年でWeb予約数+165%にした5つのこだわり

はい、というわけでたった2年半で年商数十億の売上規模になった英語コーチングのプログリットですが、もちろんその裏では様々な施策を行っています。そしてその中でも相当重要な施策の一つが、Webマーケティングです。

プログリットのWebマーケティングは、(自分で言うのはちょっと恥ずかしんですが)相当こだわってやっていると自負があるので、それらの中でも特筆すべき5つのこだわりについて共有したいなと思います。

5つのこだわり

①MTG資料のフォーマットにこだわる

②成功の数よりも学びの数にこだわる

③当月のテーマにこだわる

④人に任せることにこだわる

⑤エクセルスキルにこだわる

ちょっと粒度が違いますが、重要なことが伝わる方がいいと思ったので、粒度はあえて変えています。

それでは、一つずつ説明していきます。

①MTG資料のフォーマットにこだわる

皆さんは、MTGにこだわって仕事をしていますか?特にMTGの資料のフォーマットにこだわっていますか?なんとなーく出している方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は僕は、入社当初は「MTG嫌い!資料作成嫌い!意思決定できたらそれでいいでしょ!」とずーーーっと思っていました。

しかしMTG嫌いとはいえ、意思決定してもらうために毎週1回はマーケティングのMTGを経営者(社長と副社長)と3人でやっていたのですが、なんとなーく違和感が、、。それがこちら。

・経営者が知らなくていいような細かいことをめっちゃ聞かれる

・(今日は違うこと意思決定したいのに)なぜか論点がずれる

・結果、意思決定が先延ばしになって、やりたいことができない

この状況で最初に僕が思ったのは、

「ああ、マーケティングを知らない決裁者って大変。。。」

でもまあ仕方ないかーくらいに思っていました。(当時の自分にバカかと言いたい。笑)

とはいえ、「意思決定できたらそれでいいでしょ。」ができていない現状には満足していなかったので、様々な工夫をしながらたどり着いたのが、「MTG資料にとことんこだわる」ということでした。

<図:週次MTGで使っている資料たち>

全体ストーリーや体裁などを経営者とすり合わせていきながら「精度高くハイスピードで意思決定するためには?」という観点で資料作成をしていくことで、MTGのパフォーマンスは飛躍的に上がりました。

②成功の数よりも学びの数にこだわる

多くのマーケティング活動は、「成功するためにはどうしたらいいか?」を考えすぎるがばかりに、「失敗しない手法は何か?」ということに思考がいきやすいと感じています。

それでよくあるのが「他社の成功事例があればやる。」というやり方です。これってマーケティング活動的にはあまり良くないケースが多いんです。

なぜなら、「成功した他の会社は、”前例のないこと”をうまく仕掛けたから成功した」ということが往々にしてあるからです。

つまり、1発で成功させることなんてできない。ということですね。

じゃあどうするか。プログリットのマーケティングが出した答えは、

成功の数よりも学びの数にこだわる。そして、次の施策での成功確率を上げる。

ということでした。となると、

成功する可能性があって、会社として大きな学びになって、失敗しても深い傷にはならないもの

であれば、どんどんGOを出して行動に移せたのです。

③当月のテーマにこだわる

スタートアップってやることが腐るほどあります。そんな中でやるべきことを決める際多くの方がやっているのが、重要度と緊急度のマトリクスかと思います。

しかし僕は、マトリクスをうまく活用するのが難しいと感じたので、重要度と緊急度をうまく機能させるためにやったことがあります。

それは、「重要だが緊急ではないものを1つ、今月のテーマに決めてやる。」ということでした。

<図:重要度と緊急度>

例えば、

-2018年10月は、2019年1月からの売上を作るためにアフィリエイト媒体様からの取材を多く受けるようにする。

-2018年12月はwebサイトのCVRを上げるためにABテストを毎週実施する。

-2019年1月は顧客データ分析を行って、今の広告のターゲットを見直す。

などのようなものです。

こういうのって、緊急度が上がることはほとんどないんですが、未来の成果を作るためにはものすごく重要なんですよね。これらのテーマを自分で持っておくことで、未来を考えることができました。

④人に任せることにこだわる

③にも近いんですが、やっぱりスタートアップの人材はみんな忙しいです。でも、責任を持っている人は日々忙しくしていてはダメだと僕は思っています。そこで大事なのが、人に任せることにこだわることです。


<図:重要度と緊急度>

先ほどの重要度と緊急度の話で、(やりたくないけど)やらないといけないこと。って右下の象限(重要ではないが緊急)に入るじゃないですか。

普通はここの領域がどんどん増えてきて、結局③で決めたテーマのこともできなくなってしまう。

そうならないためにはどうしたらいいか。その僕なりの答えは、「人に任せること」でした。

「いや、そりゃ人に任せたいけど、あれもそれもこれもどれも任せられないから困ってる。結局、人材不足なんだよ」って当時の僕も考えていましたが、「人材不足なんて言ってても何も解決しないし、これを解決するのも自分の仕事。」という風に思考を変えてみると、いくつか施策が出てきました。

その中でうまくいった1つのポイントは、「Aという業務を全て任せることは(そこまでできる人がいないから)できない。だったら、Aの業務をA'1~A'5に分解してみる。そうするとA'1~A'3までは任せられる。A'4-A'5だけの業務をするようになると60%の時間短縮になる。というような考え方をするようになったんです。


<図:業務の細分化の例>

実際、僕は一橋大学に通うインターン生(杉田君)を受け入れて、

・MTG資料の60%の作成

・毎週のメルマガ制作

・アフィリエイトの提携/承認作業部分

・顧客やwebサイト分析の作業部分

・新しい経営者企画の企画書設計(僕はディレクションだけ)

などなど書ききれないことを彼にやってもらい、成功しています。

(杉田君には本当に感謝!ありがとう!)

⑤エクセルスキルにこだわる

⑤はちょっと粒度が違うんですが、あえて入れています。①~④まで様々なことを書いてきましたが、僕が一番重要視しているのはエクセルスキルなんです。

①MTG資料のフォーマットにこだわるためには、エクセルスキルをフル活用して、データ加工やグラフ加工のスキルが必要

②成功の数よりも学びの数にこだわるために、エクセルで様々な分析をするための設計をするし、その分析スピードを上げることで学びを得るスピードをあげる。

③当月のテーマにこだわるために、④人に任せる必要があって、人に任せるために誰でもレポートを作成できるようなテンプレートを作る必要がある。

こう考えていくと、僕はエクセルスキルをある程度得たからこそ、①~④のことができるようになったんだな。と感じています。

まとめ

実は僕は

・残業時間1ヶ月平均約5時間

・副業でBtoBのSaaS系企業のマーケティングもしている

・年間3回は1週間ほど海外旅行をする

という、スタートアップでマーケティング担当(しかも1人!!)をしているようには見えない生活をしています。にもかかわらず、プログリットで様々なこだわりを持って工夫したことで、1年間で大きな成果を上げることができました。

まだまだな部分も多くありますが、今回は一旦そういうのは棚に上げさせていただき、記事を執筆しました。笑

一つ言えるのは、このようなこだわりを持ち、成功体験を積めるようになったのは、僕個人の力ではなく、プログリットの文化によるところが大きかったなということです。

プログリットは、ダメだったポイントを責めることは絶対にしません。「次どうしたらもっとうまくできるか」ということを、社長の岡田を含めて全員が考えさせてくれる組織です。

だから、僕はこのプログリットという会社でWebマーケティングに携われていることに誇りを持つことができているんだな。と昨日シャワーの中で思いました。笑

もし「この記事で学べることが多かったなー。僕の話を聞いてみたいな。」と思っていただけましたら、話を聞きに行きたい!を押してください笑


Webマーケティング
日本を代表する企業になることを本気で目指すマーケティング担当者募集
【MISSION】 『世界で自由に活躍できる人を増やす』 世の中には自らの可能性を活かしきれていない人がたくさんいます。本当は世界で活躍したいのにスキル不足が原因で諦めてしまっていたり、自信が持てず一歩踏み出せていない方が多くいるのが現状です。プログリットは、サービスを通じてあらゆる方々にスキルや自身を提供し、一人でも多くの方が世界で自由に活躍できるように後押しします。 【事業について 】 プログリットは英語コーチングサービス『プログリット』を主軸に事業を伸ばし、創業7年で累計受講者数1万8000名を突破、社員数170名、2022年9月にグロース市場に上場を果たしました。 ”短期集中型” で実践的な英語力を身に付けられる英語コーチングサービス『プログリット』に加え、リスニング力向上を目的としたシャドーイングに特化した『シャドテン』を中心としたサブスクリプション型のサービスを展開しています。 「人」を介す形でパーソナルコーチングを通して蓄積されてきた、効率的で結果の出る英語学習の知見やデータを活かし、今後は「人」×「テクノロジー」の形でより多くのユーザの幅広い課題を解決できるような英語学習プロダクトの開発に注力したいと考えています。その先駆けとして現在シャドーイング添削サービスの「シャドテン」を開発しており、シャドテンは前年度比で約190%成長を実現しております。 【サービス一覧】 ▍プログリット (英語コーチングサービス) https://www.progrit.co.jp/ 従来の英会話教室のように講義形式ではなく、専属コンサルタントが一人ひとりの目標と課題に応じた英語学習の独自カリキュラムを作成し、生徒の学習をフォローすることに特化しています。 ▍プログリットFOR ENTERPRISE(法人向け英語コーチングサービス) https://business.progrit.co.jp/ ビジネス英語力を強化するコーチング・トレーニング・研修などのプログラムを、法人のお客様向けにご提供しています。 ▍SHADOTEN (サブスク型英語学習サービス) https://www.shadoten.com/ 昨今注目されているシャドーイングというトレーニングに特化したサービスで独自のポジションを展開しています。応用言語学や行動学などの理論を土台として、人によるサポートとテクノロジーを掛け合わせたサービス・プロダクトを開発することに強みを持っています。 ▍SUPIFUL (サブスク型英語学習サービス) 「インプット」×「アウトプット」をスマホ1つで完結1日30分、スマホ1つで完結。口頭英作文、独り言英会話を通じてインプットとアウトプットを繰り返すことで、「瞬発力」「表現の幅」の課題を解決しています。 ▶コーポレートサイトはこちら https://about.progrit.co.jp/
株式会社プログリット


そして、(やっぱりまだ恥ずかしいんですが)できるだけ多くの方に読んで頂きたいので、記事下のハートマークでいいね!、fマークや鳥マークでSNSシェアをしていただると嬉しいです!

次は何書こうかな。笑 では、また!

Invitation from 株式会社プログリット
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社プログリット's job postings
32 Likes
32 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Yuya Fukuda's Story
Let Yuya Fukuda's company know you're interested in their content