はじめに
株式会社ナレッジコミュニケーション エンジニアの吉田奈々と申します。
2022/11/18(土)1日かけて、弊社ナレッジコミュニケーションの新オフィスで、
設計モデリング勉強会 #やるわよ駆動 に参加させていただきました!
初心者チームと経験者チームの2チームに分かれて、図書館の貸出機能をテーマに、モデリングのワークショップに参加しました。勉強会の感想を公開します。
事前勉強会
モデリング勉強会開催の1週間前に、初心者チーム、経験者チームがそれぞれ集まって、オンラインで事前勉強会に参加しました。
当日のタイムスケジュールの確認や、勉強会の内容、どこまで進めるかといった話し合いを実施しました。
この事前勉強会のおかげで当日にインプットしておくべき知識や、モデリング勉強会のゴールがどこになるのかが明確になったので参加できてよかったです!
モデリング勉強会当日
モデリングとは?
モデリングとは、ITシステムを構築する際に業務プロセスの全体像を把握するため、特徴や性質などを簡略化して抽象化(モデル化)するための技法の一つです。
今回は、図書館の貸出機能というテーマで、実際に本を貸し出すプロセスがどうなっているのか、チームのメンバーで話し合って必要な要素を抽出しました。
”貸出” に関連する要素(人、もの、行動)をふせんに一つずつ書き出し、関連するワードは結びつけてかたまりにしていく、といったことをチームメンバーで話しながら進めました。
本の貸し出しにはまず本を借りたい利用者と、本を管理する司書がいて、図書館にある本にはそれぞれタイトルと著者名と出版社の情報があって…という感じで以下のようにまとめました。
最終的に、ロバストネス分析まで行い、分析クラス図と分析シーケンス図を書き起こすことができました!
経験者チームの様子です。皆さん真剣に意見を出し合って議論されていました。
初心者チームの様子です。議論した内容が成果物になる過程が面白かったです!
勉強会を終えてからの感想
モデリング勉強会のために本を読んだり、WEBサイトを見たりしたのですが、なんとなく概念や用語の意味は理解できても、実際に体験しないと深く理解するのは難しいと思いました。
今回のモデリング勉強会で、インプットしたモデリングの用語や知識をもとに、実際に手を動かして議論しながら、モデリングの流れを追う機会が得られたのがよかったです。
図書館の貸し出し業務と一口にいっても、意見を出し合っていくうちに様々な要素が出てきました。
話しあって、認識をすり合わせていくとだんだん成果物が形になっていくその過程が面白かったです。
参加メンバーのみなさんがどんどん意見を出しているのを見て、私も、間違ってもいいから自分の思ったことは発言していきたいと思いました。
社外のエンジニアの方と交流できて、いい刺激になりました!
これからもモデリング勉強会が続いていくので、キャッチアップしながらモデリングについて深く知れたらなと思います。
ナレッジコミュニケーションはAI、クラウド、VRなど、これからのIT業界の中心となるような先進的技術をいち早く取り入れ、その価値の提供を行っております。
そのためチームで新しい技術の習得のための勉強会やイベントは様々なテーマから日々開催しており、個人の興味に合わせて一緒に学ぶ機会も多いです!
詳細はナレッジコミュニケーションの成長できる環境についての記事がありますので、こちらをご覧ください。
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